全館空調を導入された方 その7 のスレです。
引き続き、価格やお勧めのメーカー、メリット・デメリットなど有意義な情報交換をしましょう。
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[スレ作成日時]2015-06-09 11:57:11
全館空調を導入された方(住宅設備スレ)
2749:
通りがかり
[2017-06-21 11:50:30]
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お暇しようと思ってちょっとのぞいてみたら相変わらず欠陥だの捏造だのや、一方でデシカをこき下ろして進歩がないようなので
ちょっとお話させていただきます。
>PPDデータは適用範囲を無視したインチキデータ
ISO標準にもなっているデータをインチキ呼ばわりとは--。インチキというなら正しいという学説論文なり示さないと--。
簡単なパラメ入力で”快適度合”を計算表示してくれるカルフォルニア大バークレー校のURL
http://comfort.cbe.berkeley.edu/
があるから計算してみては?計算は米国標準のASHRAE 55-2013とEU標準どちらもありますよ。英語ですがパラメ数字は万国共通で操作は至極簡単です。
PMW/PPDの代わりに日本で言うなら不快指数が参考になるでしょう。それまでもインチキというなら話にならんが。
25度で湿度90%、28度で湿度40%、36度で湿度0%が不快指数75で同じ。
体感的に言えば、夏に山の清流、滝のそば湿度80~90%でも強い日が当たらない限りほとんどの人が気持ちいいということで、太っちょの汗かきは別にして温度が25度程度なら湿度90%程度でもベトベト感はないと思います。
裏っ返せば、調湿のみでは快適性は得られないということで、ダイキンのHPでも”快適な湿度”としか言っていないですよね。
Desiccant dehumidifierに再び光が当てられたのは、主に省エネ、CO2排出削減が企業の義務となってきたことによるもののようです。上記の不快指数によると、たとえば1気圧外気32度湿度70%をエアコンで冷やすとします。25度に冷やすと湿度96%不快指数76、28度で84%で不快指数はほぼ80です。この結果、病院、Officeは25度にガンガン冷やすか28度除湿運転したいとなってしまいます。しかし電気代かさみ、グリーンではなくなる。そこでデシカント除湿機を用いて25度より高い28度で湿度50~60%にすれば、夏のピーク消費電力を20~30%も減らせ、且つ不快指数を75以下に持っていけ同時にCO2排出削減に寄与でわざわざ宣伝費払わずにマスゴミ通して世間にアピールできる。
しかし夏には効果あるものの、日本のような乾燥した寒い冬が長いところではこの間お荷物になります。保守要員がいて監視制御できる大規模なところや冬場の湿気循環が適当でないところでは空調からこれをバイパスするなどしているようです。これではHome Useでは宣伝になりませんので、冬は室内湿気を循環させ保湿にも使う、ゆえに快適な湿度維持とうたえるというところです。
新たに家を建てる方が原理、特性を理解して、それでもいい(満足する)なら導入すればいいだけのこと。全館空調を導入するかどうかを考えるのとおなじこと。他人がどうこういいうことでもなさそう。
しかし全館調湿のためにダクトを必要とし、そのためだけにダクトを設置することや、省エネ、CO2削減のために高い費用を個人が負担することを、私個人の考えとしては、ナンセンスと思っている次第です。