住宅資材メーカー「兼松日産農林」が、社員(47)の偽造した国交相認定書をもとに製造、販売した強度水増しビスが、推計約1万戸のツーバイフォー住宅に使われた可能性があることが分かった。国土交通省が24日、明らかにした。
同省によると、社員が偽造した11通の認定書のうち、ビス製造に関するものは1999年付の1通と2004年付の4通。99年の偽造認定書を基に製造されたビスを使った住宅はこれまで約1000戸が確認された。
保障はどうなるんでしょうね。これを使用した2×4のHMはあるんでしょうか
[スレ作成日時]2005-02-24 23:12:00
1万戸で使用=兼松日産の強度不足ビス−国交省推計
185:
匿名さん
[2005-05-21 01:02:00]
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186:
匿名さん
[2005-05-21 01:25:00]
壁倍率1.0で計算しても、所定の耐震等級や耐風等級をクリアする場合、
多くのHMは問題なしとして、補強工事や賠償には応じてくれないようです。 我が家も当初は、かろうじて所定の耐震・耐風等級をクリアしていた為 そのような対応をされましたが、HMに耐震計算書を要求し、 どの壁を耐力壁や準耐力壁としてカウントしているか、 また計算式やそれに使われている係数が品確法の性能表示の計算式・係数と 合っているかを一つ一つ確認し、いくつか有った不備をHMへぶつけることで、 所定の耐震・耐風等級をクリアできないことをHMが認め、 当初予定の壁量へ戻すための補強工事をしてくれることになりました。 我が家の例からも言えるように、HMが出してくる数字を鵜呑みにしないで 納得するまで自分で確認することも大事です。 ただ、所定の耐震・耐風等級を余裕でクリアしている場合は、 HMを攻め落とすのはなかなか難しいですね。 我が家もまだ交渉中の為、このような掲示板で詳細な経緯や情報を開示することはできませんが、 被害者の会などがあれば、積極的に情報公開したいと思っています。 184:さんが書かれたように、 一人ひとりの粘り強い交渉でいつかは攻略できると私も思います。 がんばりましょう。 |
187:
184
[2005-05-21 11:39:00]
185さん
確かに性能評価を受けていないお宅だと、強度の評価を客観的に証明するのは難しいですね。 たとえば、建築時にオプションとして補強工事(減少した強度分と同等)を追加した場合の価額を損額として請求する。 これだと、単なるビス代だけじゃなく、HM側の工賃、他部材等の利益も含めた価格がだせると思うんですがどうでしょう? ただ、HM側に認めさせるには、根拠に欠けるかもしれませんね。(自分で書いてて無理言ってるな〜と感じています。)良い方法をレスしてくれる方がいるといいのですが・・・ めげずにがんばりましょう! 186さん とても参考になります。 186サンのお宅では、性能評価を受けてらしたんですね。やはり、性能評価を受けている方だと交渉がしやすいですね。 しかし、すべては186さんの努力の結果ですね。我が家でも参考にしたいと思います。 この場合の補強方法などは、どのような感じになるのでしょうか?交渉が落ち着いたらでかまわないので、ご報告いただけると助かります。 ありがとうございました。 |
188:
185
[2005-05-21 22:34:00]
186さん
書ければで良いのですが、質問させてください。補強は全ての耐力壁になるのでしょうか? 187さん 国交省は建築基準をパスしない家の問題箇所については補強するよう指導?しただけで、 パスした家については特にコメントがありません。 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/07/070422_5_.html また、補強工事の対象となった家でも、現実は基準に満たない箇所のみの補強のようです。 すなわち、建築基準法に抵触しない箇所については行政介入せず民事?で解決することになるのでしょう。 その場合、社会通念上回収義務のあるビスが家の耐力壁とそれ以外の石膏ボードにも使用されているのですから、 その全てを実際の回収なしで返金してもらえればという考えです。 兼松がこれを実回収したら莫大な費用になり、現実無理でしょう。 (単純計算ですが兼松の経常利益7億円を被害者1万件で割ると1件あたり7万円にしかなりません。) また新築時に補強分のビス追加よりビス代については多いはずです。人件費はわかりません。 どなたか法律に詳しい方でご意見いただければありがたいのですが。 国交省が作成した「住宅性能表示制度を理解するための手引き」が耐力基準の根拠を理解しやすいです。ご参考までに http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/point/point... |
189:
匿名さん
[2005-05-22 21:19:00]
186です。
188さんの質問にお答えしますと、 現時点のHMの提案では、壁倍率の低い壁に合板を貼ったり、ビスを打ち増すことで、 存在壁量のトータルをもとの数字以上に戻すというもので、 全体ではなく部分的ではありますが、どのお宅でも今回の問題での強度低下率は10〜20%あるはずで、 その分を補強するとなると、相当の量になります。 そして、工事完了までには数日掛かることになり、その間の仮住まいや 工事に立ち会う為に費やす時間についても、これからの交渉となります。 また、私はHMに対して、該当する施主を一同に集めた説明会の開催を求めていますが、 今のところ、個々の情報を公開できないとの理由(言い訳!)で拒否されています。 私は、例えば同意した施主を集めるとか、やり方はいくらでもあると考えていますが、 説明会等を実施した場合の施主側のリスクについて、どういったものがあるか、 ご意見ある方は、書き込み頂けると助かります。 |
190:
匿名さん
[2005-05-22 21:45:00]
>>187
役所に必ず出す建築確認のときに必要壁量と存在壁量の比較をする計算をしているはずです。 そのときの公的機関に出した書類の内容が間違っているわけですから、最低限書類の方を 訂正するか、改良工事をして現実をあわせるかするしかないはずです。 前者であれば、重要な契約事項に製造者である売主側の瑕疵があるわけですから、当然補償さ れなければならないわけですし、それに合意できないなら違約金無しで契約をさかのぼって解除 して払い戻してもらえるのでは? |
191:
匿名さん
[2005-05-23 01:02:00]
188です。186さん、ご返答ありがとうございました。
実は我が家の場合、耐力上問題の家になっていまして、対応の違いについて関心がありました。 ご説明から、ほぼ同様の対応であることがわかりました。私も若干のプラスαを交渉中であります。 今回のHMの態度、決断を難しくしているのが、HMも兼松にだまされ、根本責任が兼松にあることでしょう。 HMに兼松のビスを選んだ責任はありますが、あくまで仲介者として接しないと交渉もうまくいかないと考えています。 私のHMでは耐力上問題のない家でも希望があれば補強工事費半額で対応するとのことでした。 補強終了後は恐らくどこのHMも対応窓口を兼松に投げることになるでしょう。 兼松の顧客はHMであり消費者でないのですから、その後は兼松に切られる可能性があります。 HMが絡んでいるうちに、補強対象外の賠償についても意識させないとという思いです。 HMと喧嘩せず交渉できるよう皆さんがんばりましょう。(辛いですけどね) 説明会の件ですが、費用負担やHM間の協調などがあり躊躇しているのではないでしょうか? HMを通じて兼松に説明会を開くよう説得してはいかがでしょう。 その他、ツーバイフォー協会に働きかけHMを通じて被害者の意思確認をするとか。 ところで、HMは個人情報保護といいながら、兼松や国交省にリストを送ったりしてないのかな? ビスの値段ですがホームセンターで見てきました。 同じメーカじゃなく、グレードも不明ですが、自動式の2000本で約2000円、つまり1円/本でした。 ボード1枚に約80本使うので、天井と壁全ての本数を概算してみます。ちょっと安すぎ? |
192:
匿名さん
[2005-05-29 01:30:00]
知り合いから聞いたのですが、地震とかで実際に壁が壊れる時って、ビスがひん曲がったり折れたりするのではなく、石膏ボードが先に割れるらしいです。
本当かどうかは分かりませんが、言われてみて確かにそんな気がしました。 石膏を固めて紙を貼った石膏ボードの方が鉄製?のビスより強いとは思えなくて。 でも、兼松のビスは折れたりするということなのでしょうか? 誰か分かる人いますか? |
193:
匿名さん
[2005-05-30 11:06:00]
ビスが折れたりするのが問題なのではなく、ビスがボードをきちんと止められないことが問題なんです。
ボードがきちんと固定されているのと、多少の揺れでぐらぐらしてしまうの、どちらが強度があるか見なくてもわかりますよね。 |
194:
匿名さん
[2005-05-31 01:30:00]
教えて頂きながら申し訳ないのですが、「きちんと留められなくて、ぐらぐらする」理由が良く分からないのですが、何がそんなに違うのでしょうか?
ビスは形では殆んど見分けがつかないらしいですが、正しいビスと兼松のビスは、材料が違うのですか? |
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195:
皆さんへ
[2005-06-04 15:42:00]
ビスの件をはじめ住宅問題を取材しているものです。一生に一度の大きな買い物である家の購入に際し
このような問題に直面したユーザーの方々の怒りや不条理な思いを伝えなければと感じています。 補修工事に迫られている方やビスが使われ不安に思っている方がいらっしゃいましたら denden380@yahoo.co.jpまで連絡頂けないでしょうか。特に、186さん、この書き込みをご覧いただけ ましたら一度連絡頂ければと思っております。 |
196:
たま
[2005-06-08 11:49:00]
兼松の主任技師が逮捕されましたね。検察側は上層部の関与も追及していく方針だそうです。
真実はどうなのか?今後の捜査に期待します。 |
197:
匿名さん
[2005-06-08 11:50:00]
>194さん
引き抜きの強度が弱いということじゃないでしょうか?あくまでも推測になってしまうのですが・・・ |
198:
匿名さん
[2005-06-09 17:11:00]
ニュースでは『認定書偽造の背景には他社との競争に遅れていた』と書いてありましたが、見た目はただのビスでも競争するほどの技術の差があるという事なんですかね?ビスってそんなに奥が深いのかな?
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199:
匿名さん
[2005-06-13 12:24:00]
いまいち興味が低いようなのでageちゃいます。
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200:
匿名さん
[2005-06-18 00:51:00]
どなたか補強工事が始まったお宅ありますか?
HMからしばらく音沙汰無いのですが、どれくらい待ちますか? |
201:
匿名さん
[2005-06-18 12:10:00]
そんなにないなら放っておかれてるのでは?
普通は1〜2週間ぐらいが限界ですよ。 工事の開始はもっと先でもしかたないですが、連絡くらいはそのくらいですよ。 |
202:
匿名さん
[2005-06-18 14:06:00]
201さん
工事方針の打ち合わせから2週間以内に工事日程の連絡があったということですね。 もうしばらく待ってから連絡してみます。ありがとうございました。 ところで、兼松からも連絡があった、或いは自分から連絡した方いらっしゃいますか。 態度(反応)はどんな感じですか? |
203:
匿名さん
[2005-12-12 10:46:00]
偽装と言えば兼松はどうなった?
マンションだと国がお世話してくれるのに |
204:
匿名さん
[2005-12-24 15:49:00]
兼松は主任技師の判決で一件落着を決め込んでいるようです。今回の確認書偽装事件は企業集団で建築確認業務という国を巻き込んでおり、兼松は1企業での犯行という違いがあるのかと思います。そのため兼松は徹底して証拠隠滅に徹し販売店に対しては電話で偽造認定書の破棄要請をしていました。(電話連絡で徹底したのは証拠が残らないため)
姉歯は兼松の主任技師で小嶋、内河は兼松の○林の構図によく似ています。○林は○キ○に就職し合併の準備に忙しそう。ビス認定書偽造に始まり確認書偽装で2005年が終わろうとしていますが建築業界の信頼回復は時間がかかりそうです。偽造ビスの問題はどこに相談していいか分からないのが実情ではないですか。 |
算定に必要となる具体的基準(根拠)がないと難しそうですね。
強度の評価差額分としてどんなものが基準となるのか想像できないのですが、具体的にご存知ですか?
住宅性能表示制度を利用された方は等級がひとつの指標になるかもしれませんが、
その等級と評価額の関係が存在するのかさえ、私には良く分かりません。
同じ建坪でも設計の違いによって耐力壁量(強度)は変動するものであり、
建築基準をクリアし、さらにプラスαの強度をどのように価値に転換できるかが、私には判らず悩むところです。