一戸建て何でも質問掲示板「建築士です なんでも聞いてください」についてご紹介しています。
  1. e戸建て
  2. 一戸建て何でも質問掲示板
  3. 建築士です なんでも聞いてください
 

広告を掲載

建築士№265---- [更新日時] 2007-11-12 02:11:00
 

住宅の設計や現場管理を得意としている一級建築士です。
このHP 施主さんの気持ちがや悩みがわかってとても参考になります。
なにかわからないことや 困っていることがあったら聞いてください
一生懸命 お答えします。
よろしくお願いします
(営利目的ではありません。基本的にはこのスレッドの中だけで簡潔とします)

[スレ作成日時]2007-06-26 00:05:00

 
注文住宅のオンライン相談

建築士です なんでも聞いてください

122: 匿名さん 
[2007-07-05 00:52:00]
ベタ基礎では基礎パッキンの抜けやズレが非常に多く、問題のない施工をしているビルダーは稀だとある本に書いてあったのですが、我家(になる予定の物件)では基礎パッキンがぎっしりと敷きこまれており、少なくとも「抜け」はないように見えました。これで大丈夫だと思うのですが、参考にしている本が「問題のない施工をしているビルダーは稀」とまで言い切っているので、かえって不安です。建築士№265様はどう思われますか?

ちなみに、立ち上げ部分のボルトは田植えで施工されていました(四隅のホールダウンに限って鉄筋に固定)。検査会社が問題ないと言っているので大丈夫ですよ、という回答でしたが、こんなものですか?
123: 匿名さん 
[2007-07-05 15:06:00]
建築士さま。 お言葉に甘えて質問させていただきます。
小生、某高気密、高断熱ハウスメーカーにて建築を依頼していますが、エアコンの後付は気密性を
損ねるおそれがあるとのことで止めたほうがよい、入れるなら建築時に同時にした方がよいといわれております。(事前の配管、穴あけ等は行わない予定です)
やはり気密性を保ったままエアコンの取り付けを行うことは、難しいことなのでしょうか。
私としては、当初使う予定のない部屋に最初からエアコンを入れることに抵抗があり、必要になってからあとづけしたいと思っています。
よろしくお願いします
124: 建築士№265---- 
[2007-07-05 23:50:00]
№123様
>事前の穴あけは行わない予定  
ということですが、エアコンを設置する部屋と、後から設置する可能性があるところに
エアコンスリーブ(直径100ミリ程度の筒状の部品)を先に取り付けておくのはいかがでしょうか?
防音用の部材もあり、中にウレタンが詰まっているので断熱性も確保できると思います。

エアコンの穴を後開けすると その部分の断熱材を切ることになり、
特にグラスウールを使用していると、防湿のためのビニールを破ってしまうので問題です。
また耐震壁・筋交いに穴を開けてしまう可能性もあります。
125: 建築士№265---- 
[2007-07-06 00:55:00]
№121様

1 2×4と在来木造 どちらを薦めるか といわれれば 在来木造を薦めます。
  理由は、在来のほうが慣れているからです。
        一見真面目に答えていないようですが、
        日本全国で設計事務所や工務店に、家を頼むと
        皆、在来に慣れてしまっているし、材木の手配の関係や、
        図面、職人のこともあり、ほとんど在来工法になってしまうと思います。
126: 建築士№265---- 
[2007-07-06 01:00:00]
№121様(2)

2 パイン材ですが 針葉樹で松材の一種です
  利点としては 張ったあとの 感触が良い 比較的安価
  欠点としては 傷が付きやすく 反りも出やすい 変色する
  です。
  他の樹種も含め、サンプルなどでよく検討されてはいかがでしょうか。
127: 建築士№265---- 
[2007-07-06 01:17:00]
№121様(3)

2×4の場合、外壁に合板を張りますが、
合板は透水率が低いため、壁体内の水分が容易に外壁側に抜けず
壁体内結露を発生させます。
グラスウールの場合水分に濡れると性能が低下しますので
室内側の防湿施工は完全に実施されなくてはいけません。
よくやるのは、内断熱であれば発泡ウレタンの吹きつけ、
セルロースファイバー、ロックウール断熱等です。
先日の現場ではペットボトル再生のポリエステル断熱材(ABC商会 Eウール)を使用しました。
あと注意点としては、外壁側に通気層をとること、軒を出して外壁が濡れることを防ぐこと をお勧めします。2×4で カナダで、有名なR2000という高気密高断熱住宅で雨漏れ被害が発生したそうです。
小生も三重県で住宅を建てましたが、高気密高断熱の家では、換気や通風に気をつけないと
一度入った熱がなかなか抜けず、夏に暑い思いをします。熱は主に窓ガラスから入ってくるので
庇や電動シャッターなど日照をさえぎることも忘れずにご検討ください。
128: 建築士№265---- 
[2007-07-06 01:42:00]
№121様(4)

現場に行って欠陥を防止するために効果のある方法 ですが

・信頼関係を築くこと。
 毎日現場に行ったり お茶だしをする必要はありませんが、
 施主さんが時々こられて、にこにこされていると、現場の雰囲気も良くなります

・大工を名前で呼ぶ。できれば家族や住まいの話をする。
 知り合いの大工は、やっつけ仕事(たとえば2ヶ月仕事を1ヶ月であげる場合)
 の場合は絶対に名前を明かさないそうです。
 名前が知られて 携帯の番号でも知られたら、手抜きをしてもすぐに自分に連絡が来るので
 絶対に手抜きができません。

・祝儀をケチらないこと (特に地方では)
 やはり人間金です。

・工期を短くしないこと
 工期が短いと、施工が荒くなる 養生期間が取れない 悪天候でも施工が行われる
 夜間工事が行われて 近隣関係が悪化する、などさまざまな弊害が出ます。

・変更はほどほどに 決定は早く
 流し台の種類など、現場決定事項で、いつまでも迷っていると、現場が進行せず、また無理な変更 も生じるので タイミングよく物事を決めていかなくては
 なりません

・金の話は厳禁
 ローンが厳しい とか 金が無いので・・とか雑談としてネガティブな話をすると
 ちゃんとお金を払ってもらえるのか不安になってしまうので そのような話は厳禁です
 また逆に、お金がある とか いくらでもいい とか お金にアバウトな印象を与えるのも
 見積もりが甘くなる原因になるのでしないほうが得策です。

・不具合や気になる部分の指摘 お願い 質問は現場監督に言うこと 大工・職人には直接言わない こと
 特にクレームは大工がいないところで
 HMや工務店に仕事を頼んでいる場合、大工・職人にに直接細かくクレームをつけることは
 かなり危険な行為です。
129: 建築士№265---- 
[2007-07-06 01:49:00]
№122様
本当に、アンカーボルトの設置方法で、先付けする工務店は少数派である というのが現状で、まだまだ 田植えでやっています。田植えでもきちんと土台アンカーが設置されれば問題はありません。仕上がり状態をみて状態が悪いもの 失敗してしまったものは無理に利用せず、あと施工アンカーを設置するほうが望ましいと考えます。
130: マッピー 
[2007-07-07 01:16:00]
建築士様

ながなが、多くの質問に答えていただきありがとうございます。
とりあえずわからないことができましたら
また、質問させてください。
131: 匿名さん 
[2007-07-07 13:36:00]
エアコンについてですが、パナホームでは穴は後であけるとのことです。エアコンの機種によって位置が違うから先にあけると収まりが悪くなる可能性からだそうです。断熱のことが心配で聞いたら、それほど問題はないとのことですが、どうなんでしょう?今更なことなんですが…。
132: 建築士№265---- 
[2007-07-07 21:59:00]
№131様
後から穴をあけて問題ないか?といわれれば、パナホームは軽量鉄骨であることも
踏まえると、それほど深刻な影響はありません。

ただし、エアコンの寿命は10年程度 家の寿命は それより長いので
結局は何度かドレーンを抜き替えて、エアコンを交換することになります。
その再にスリーブパイプがあれば、気密性や防水性を確保しながら
交換できるので、メリットはあると思います。

スリーブのために数万円の手間賃を払ってもよいとお考えであれば、
エアコン工事も一緒に施工業者さんに責任施工でお願いし、、
できるだけ早い段階で機種を決めて、スリーブを設置しておいた方が
断熱性も防水性の点からも良いと思います。
(HMが受けてくれないこともあります)
133: 匿名さん 
[2007-07-08 00:00:00]
建築士様。お言葉に甘えて質問させて頂きます。

1Fの床下断熱材についてお聞かせ願いたいと思います。
床下断熱材がグラスウールは垂れ下がるという問題があるようですが、
垂れ下がった場合は、断熱材は意味がないと私は思うのですが、いかがでしょうか?
1F床下断熱材でグラスウールは良くないでしょうか?
ポリスチレンフォームなどの方が良いでしょうか?
よろしくお願いします。
134: 131 
[2007-07-08 01:03:00]
返答ありがとうございます。
135: 122 
[2007-07-08 01:20:00]
基礎パッキンについては、言葉だけでは伝えられない部分があるので、回答をいただけなくても当然ですね。アンカーボルトの田植えの件、回答ありがとうございました。
136: 建築士№265---- 
[2007-07-08 05:26:00]
№135様
申し訳ありません。回答が抜けておりました
>ぎっしりと基礎パッキンが詰まっている
とはJOTOの基礎パッキンロングを使っているものと
思われますが、そうであれば○ですが、もし普通の基礎パッキンで
やたらめったら入っていたとしたら、逆に換気量が不足してしまうので
「換気は大丈夫ですか?」と監督さんに聞いたほうがいいと思います
基礎パッキンの情報は http://www.joto.com/に出ています
137: 建築士№265---- 
[2007-07-08 05:38:00]
№133様
床下の断熱材は垂れ下がると まったく意味はありません。
グラスウールは×とは言いませんが、床材に密着して初めて
性能を発揮できるので、垂れやすいグラスは避けたほうが賢明です。
最近では 施工性も考えて壁にグラスウールを使っていても
床は旭化成のサニーライトやJSPのミラフィットなどを
使うことが多くなりました。
138: 123荘 
[2007-07-08 07:44:00]
床って、下地の上に3センチらいの木を置いてから床板張ったり畳を敷くんじゃないんですか?
断熱材は下地と床板に入るんだと思っていたので、垂れ下がる意味がわかりません・・・
139: 匿名さん 
[2007-07-08 08:34:00]
ご回答ありがとうございます。紹介いただいたサイトと自分の撮った写真を照らし合わせると、外周部に使われている基礎パッキンは「JOTOの基礎パッキンロング」でしたので、問題はなさそうです。ただ、上棟後に自分で撮った写真には、余った基礎パッキンのJOTO製KP-10Aが写っていました。これをどこに使ったのか気になりますので、監督さんに確認してみます。
140: 建築士№265---- 
[2007-07-08 09:54:00]
138様
1階の床は まず根太とよばれる5cm角ぐらいの材木を30cmから45cm間隔で並べて
その上に 合板を敷いて、その上のフローリング等の材料を張ります。
断熱材は根太と根太との間に入れるので、グラスウールなどの柔らかい断熱材は
下に垂れ下がります。それを防ぐため受け木を入れています。
絵を描いたのですが うまくUPできているでしょうか
138様1階の床は まず根太とよばれる5...
141: 建築士№265---- 
[2007-07-08 09:55:00]
大丈夫でした。

[PR]【e戸建て✕特P】自宅の空き駐車場を活用して、収入にしよう♪郵便番号でチェック→

メールアドレスを登録してスレの更新情報を受け取る

 
コダテル最新情報
ハウスメーカーレビュー最新情報
 

最近見たスレッド

最新のコダテル記事

コダテルブロガー

スポンサードリンク

 

スポンサードリンク

 

スポンサードリンク

ハウスメーカーレビュー

ハウスメーカーレビュー|プロの現場調査と実際に購入した人の口コミ

スポンサードリンク

レスを投稿する ウィンドウを閉じる

下げ []

名前:

写真(1):
写真(2):
写真(3):
写真(4):
写真(5):
写真(6):

利用規約   業者の方へ   掲示板マナー   削除されやすい投稿について

ウィンドウを閉じる