なんでも雑談「自作ポエム&小説スレッド」についてご紹介しています。
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えびピラフ [更新日時] 2024-04-29 01:02:20
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ここに書かれるポエムや小説の権利は
全て著者にあります。

こんなにモヤモヤした人生を送っていると
「こんな気持ちを文章にしよう!」って
思う人が多いと思います。

普段書けない心の内の誰にでも言って見たい事
こんな美しい心の中なのに、誰も理解しないよって事
全部創作品にしちゃいましょう!

って事で、こんなスレッド作りました。

では、START!!

[スレ作成日時]2023-12-12 21:39:03

 
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自作ポエム&小説スレッド

271: ちひろ 
[2024-04-03 21:26:34]
君を知った日から暗闇のなかを歩いているような気がする
 未来が見えなくなってしまった 明日が不安でたまらない
君を知った日から回りが見えなくなってしまった
 どうしたらいいのか小さな子供のように怖くてたまらない
君を知った日から世界中に女は一人になってしまった   
272: ちひろ 
[2024-04-05 20:40:47]
夏の視線がふりそそぐ
歩道の向こうから、ビルのかげから、視線が飛び交う
夏は視線の大洪水
胸元からつま先まで
女たちは、これでもかって視線をあびて、オトナになる

夏の視線がふりそそぐ
浜辺の向こうから、松のかげから、視線が飛び交う
夏は視線の要注意
ちょっと可愛い仕草にも
男たちは、するどい視線をあびせ、ハンタ-になる
273: ちひろ 
[2024-04-06 20:12:00]
心の中
切なさの数だけ、臆病になる  
疑いの数だけ、用心深くなる  
悔しさの数だけ、イジワルになる
悲しみの数だけ、優しくなれる
274: えびピラフ 
[2024-04-10 13:23:07]
えびピラフくんの日常
作/えびピラフ

えびピラフくんは、いつもの時間に学校に行きました。
黒板消しを持ちました。今日は日直です。
えびピラフくんはガーっと適当に黒板を消すと
勝手に「黒板消し ○」と帳簿に書きました。

隣の席のえびピラ子ちゃんに頼んでも良かったのに
カッコつけたかったんです。
良く男子はこう言う事があるんです。

だって、えびピラフくんは、えびピラ子ちゃんの事が……。

放課後になると、二人で話し込む事が出来ました。
進路をどうするか、二人で考えてました。

「私は、お菓子屋さんが良い!」

えびピラ子ちゃんの不思議な国のお姫様みたいな夢に
えびピラフくんは感心しました。

「夢があるなあ、君は。僕は、パイロット!」
「えびピラフくんが運転したら、みんなパニックになっちゃうよ!」
「確かに!がはは!でもまだまだ練習するよ!」

えびピラ子ちゃんは知っているんです。
えびピラフくんがいつも自転車で転んでいる事を。

そんな無邪気なえびピラフくんを見て
えびピラ子ちゃんは何故か涙が出て来ました。
それを見て、えびピラフくんも何故か涙が出ました。

卒業の文字がどこにも見えない内に
こんな風に二人で話をしたかった。
今日は、そんな二人の夢が叶ったんです!

夕暮れにえびピラ子ちゃんと違う道を歩くえびピラフくん。
「じゃあねー!」と言うと、えびピラ子ちゃんは去って行きました。

どこまでも去って行くえびピラ子ちゃんを
えびピラフくんは、ただただぼーっと見つめるのでした。

いつかは、卒業してもどこかで巡り合う事を信じて。
275: えびピラフ 
[2024-04-10 13:24:25]
まあおれの夢はパイロットじゃないですけどね。話上の設定です。
276: ちひろ 
[2024-04-10 21:16:57]
真夜中に心を太陽に照らされてるように目がさめた
体は鉛のように重たくて身動きすらできないのに
心だけ真昼のように輝いていた
まるでスライドを見ているかのように次から次へと
思いだし胸は高鳴り息が苦しくなる
      
277: ちひろ 
[2024-04-14 20:39:45]
青春の傷あとに微笑みを       
 黒の青春は光と共に去り、白の人生が音をたてて迫ってくる
 残りの半分で惰性や快楽を覚え
 ただ若かりしころの甘えをなつかしむ
 黒い人生は何ももたらせてはくれなかった
 畜生にも劣る人生に自分を嘆き悲しみ
 淋しいからと言ってはさわぎ
 愛されたいからと言っては涙ぐむ
278: えびピラフ 
[2024-04-16 23:11:13]
「神」
作/えびピラフ

酷くうなされた夜 一生懸命蒸し返して
人の世に付いて 項垂れていた日々

活動を狭められて 一生懸命反発して
人の世に付いて 説法を説いた日々

そのどれもが 意味の無いものなら
考える事なんて 放棄してしまおう

投げ出した足は そのままに
大いなる空に 苦しい思考を解き放つ

人は誰しも 神様を一度は見ると言う
それなら この身を取り巻く全てが
神々しい 神様なのだろう
何故なら こんなにも世界は輝いている

希望を失っても尚 輝いている
279: ちひろ 
[2024-04-17 20:43:44]
君の夏がくる
むせかえる空気のなかに君の夏がある
僕の知らない君の夏がある
眩しい陽射しのなかに君の夏がある
夏のなかの君はきっと輝いて見えるだろう
開放された君がいて、迎えてくれる夏がある
280: ちひろ 
[2024-04-21 20:51:21]
真実をさがすことは大切だけど、
真実にとらわれて現実を
見うしなってはいけない
真実というものは現実を否定することはあっても
肯定することはないんです
本当の事は自分できめるものです、自分でどこまでを本当に
するか計りにかけてみるのも必要です
妥協や打算は決して恥ずべき行為ではないんです
小利口な大人たちがひしめきあっている現実では、
本能がむきだしになっている現実では                
真実は幸福をもたらせてくれません
真実は人の皮をはいでしまい、自分の殻を破ってしまうんです
真実を求めることは生きていくことはつらいことです
281: ちひろ 
[2024-04-24 20:51:22]
焼けた砂浜に身をおき、ムチのような陽射しに肌を打たれ
暗く、冷たかった時期をなつかしむ
乾ききった肉体は氷の矢をしのび
眩しい陽射しは闇黒の迷路を思い出す
身動きすらできなかったあの青春の一ペ-ジを

282: えびピラフ 
[2024-04-25 22:12:55]
えびピラフ君の日常 後編
作/えびピラフ

「出席番号12番、えびピラフ」

えびピラフ君が呼ばれると、ドギマギして
何をしたら良いのか分からずに、すくっと立ち上がって
もじもじしていたら、みんなにクスクス笑われて
顔が真っ赤になったえびピラフ君。

(なっ、何がおかしいんだよ!)

小さい声で言った所で余計に笑いに火が付いて
少し笑い声が響きました。

気を取り直して、えびピラフ君は右足と右手、左手と左足を
同時に上げながら行進して、校長先生ではなく
みんなの方に手を出してお辞儀までしてしまいました。

「えびピラフ~、緊張し過ぎだぞ~!」

要らない友達の野次にみんなも中笑い位に笑ってます。

(うっ、うるせっ!おれの立場に……ああ、みんななってるのか)

ふとみんなも同じ立場になっているのを思い出すと
みんなの方を向いたまま、一筋の涙が零れました。

良く見ると、みんなもチラホラ泣いています。


卒業です。今日は卒業式なんです。


「えびピラフく~~~ん!」

「あっ、えびピラ子ちゃん!」

えびピラフ君のとても少ない友達をかき分けて
えびピラ子ちゃんが走って近寄って来ました。

「あっ、え、えっと、あのね?あの……」

『えびピラフ~!お母さん達と一緒に友達と一緒にレストラン行くよ~!』

「あっ、みんな行こうぜ!ごめんねえびピラ子ちゃん!
 おれ達、これでさよならだな……。違う街でも、おれや
 他の人達の事、思い出してくれよな!」

えびピラフ君は、第二ボタンを引き千切って
えびピラ子ちゃんの手を持って上にそのボタンを乗せました。

(えびピラ子ちゃん、これがおれの気持ち!みんなに内緒ね!)

えびピラフ君は下手くそなウィンクをすると
みんなに付いて行こうとしたら、もうみんなお母さん達の方に
行ってしまっていて、一人立ち尽くしていました。

『私、えびピラフ君の事が大好きだったんだからね!!
 このボタン貰えた事、絶対絶対忘れないから!!』

「えびピラ子ちゃん……」

「きっと、私達は都会のオフィスビルで会うべきだったんだよ。
 出会うのが、早過ぎたよね……」

「そんな事無い!」

えびピラフ君はえびピラ子ちゃんの両手を握りました。

『こんな田舎の故郷で、幼馴染として君に逢わないと
 おれは君の心にすら気付けなかったかも知れない。
 おれの心の中は、いつまでもずっと今日の君の事でいっぱいだよ!』

えびピラフ君はえびピラ子ちゃんを見つめました。

「レストラン、一緒に行く?」

「やだ、行かない!!」

えびピラフ君はスコーン!と振られた気持ちになりました。

『だって、えびピラフ君って変なニオイがして臭いんだもん!!
 じゃあね!新しい所でも、えびピラフ君の変なニオイと
 第二ボタン、大切な思い出にするからね!!』

えびピラフ君は口をあんぐりと開けて、ボーっと
えびピラ子ちゃんを見つめるのでした。

いつまでも、夕暮れ遠く走って行くえびピラ子ちゃんを
見つめ続けるのでした。

END
283: えびピラフ 
[2024-04-27 17:44:52]
いま、会う事に意味がある。
いま、居る事に意味がある。

先ではない、昔でもない。
それは、いま。

いまあなたがいる事に、無限にも思える意味がある。
284: ちひろ 
[2024-04-27 21:10:21]
フライパンのような砂浜で、炭火のような陽射しをあびて
冷凍されたマグロのような気分で寝ころがる
あぁ-僕の魂はどこにいってしまったのだろう
体中からふきだしてくる汗を拭き取る気力もなく
少しづつ解凍されていく我身にけだるさだけが残る

285: ちひろ 
[2024-04-27 21:16:31]
ほとんどを投稿させていただきました
ぼくのつぶやきのような言葉は著作権とか関係なく
引用してくれてもかまいません
できれば「ちひろ作」と加えていただけると嬉しいです
286: えびピラフ 
[2024-04-28 01:54:30]
>>ちひろさん
お疲れ様でした。本当に凄い創作センスを感じました。
是非、新しいポエムにも挑戦して下さい。
ちひろさんはこの活動で、また新しい文章を作るセンスを得ていると思う。
287: えびピラフ 
[2024-04-28 09:29:37]
ちひろさんのポエムを引用する際は
著作権表記を忘れないで下さい。ちひろ作、と書くそうです。

では、更なる創作の海へGO!!
288: 匿名さん 
[2024-04-28 16:00:15]
どうでもいいこと
289: 管理担当 
[2024-04-29 01:02:20]
[ご本人様からの依頼により、削除しました。管理担当]
290: えびピラフ 
[2024-04-29 02:44:06]
良く思われたくて ふら付いている
学習する為に 取っ組み合いをする
きっと自習が 上手く行ってる
そんな君の話を 聞いている

あいつは優しい教師になった


バカにされたくなくて 鍛えている
四六時中 喧嘩の時を待っている
悔しがって 泣いている
そんな時もあったねと 頷いている

あいつは建築屋になった


まだ遊んでいる 遊んでいる
いつまでも遊んでいる やるべき事を終えて
昼寝とゲームと 少々のお金
まるで今まで何があったのか 分からない

あいつはまだ進路が決まらない


恐怖に震える 夜がある
大好きな人に会える 事もある
人の優しさに期待して 雨の中待ってみたり
君の事だ 分からなくても分かる


流動的に見える人の生活と時代
そこには確かに信念と意思があった

あいつより良くなくて良い
あいつより頑張れなくて良い


何と無く生きる生活に少しエッセンスを
何と無く流れる時代に石を投げて


僕は大人になった
僕のやる事は 僕が決めれば良い

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