高気密高断熱住宅について情報交換しましょう。
【注文住宅 ハウスメーカー・工務店掲示板から住宅設備・建材・工法掲示板へ移動しました。2021.12.23 管理担当】
[スレ作成日時]2021-11-14 16:22:12
【超低燃費】高気密高断熱住宅【超快適】
656:
戸建て検討中さん
[2022-01-26 17:25:01]
|
654の説明が概ね正しい。
別に換気扇を止めることを推奨してるわけではない。壁内結露や窓の結露は相対湿度では説明されない。そこをおじさんが思いっきり誤った定義をしてたからついついつっこんでしまった。より正確に表現するのであれば壁内の結露は室内の水蒸気圧、透湿抵抗値、温度勾配で決まる。室内の水蒸気圧を決めるのが冷暖房種類と換気方法、透湿抵抗を決めるのが断熱材種類と壁部材、温度勾配を決めるのが断熱材厚さ。
極論を言えば透湿抵抗値が極大に大きい防湿シートで水蒸気圧を極小まで下げることができれば壁内結露対策なんて不要だ。何故なら室内がサウナ状態でも防湿シートで水蒸気圧が大きく低下するから。同様に水蒸気が排出されるという表現も結露の議論では実はあまり正しくない。水蒸気圧は安定した環境下ではどこかで平衡に達する。よって換気を停止しても発生した水蒸気が存在し続けることはなく、どこかでまた液体に戻る。まぁそれが結露なのだが、実は換気を停止することよりも、室内の対流が滞ることの方が窓の結露への影響は大きい。これはハニカムスクリーンで結露発生する原理と同じだし、例えば湿度を70%程度交換する1種換気で全館空調の家で窓が必ず結露するか? というと答えはNoだ。よって相対湿度と水蒸気排出という観点で結露を説明するのは誤りだ。