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検討者さん [更新日時] 2021-12-23 11:24:37
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住宅相談統計年報2020(戸建て)
雨漏り(屋根外壁) 1425件
結露(開口部、建具) 128件
結露(外壁、内壁)0件
http://www.chord.or.jp/tokei/tokei.html
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2000年後半ぐらいから断熱強化の過程で壁体内結露が一時期問題になり、
2015年頃までは壁体内結露の相談数も40件程ありましたが、徐々に減っていき2020では、結露(外壁、内壁)の相談件数は0件となっています。

「過去」の冬型結露の原因として特に大きかったと考えられるのが、住んでいる人が石油ファンヒーター等の開放ストーブを利用していた事です。
「過去」の夏型結露の原因としては中途半端な断熱材厚と気流止めが無い為、屋根裏、床下の湿気を外壁内に呼び込んで冷房で冷やされた室内側の壁で結露を起こしていた事です。
「現在でも」アパート等の「共同住宅では」住人の知識不足から石油ファンヒーター等を使ってしまう人がいるらしく、「壁体内結露の相談がある」模様です。

壁体内結露の「過去」の事例は高気密への拘りを売りにして大手HMと差別化を図りたい工務店にとって、有用に使いたい貴重なエピソードというワケです。
このような工務店は必要のない気密測定、構造計算、オーバーな施工で顧客単価を上げるのに必死です。
彼らも仕事ですのでしょうがないのですが商売人は言葉巧みに自分のポジションに誘導してくるから気をつけましょう。

つまり、C値だ結露だ許容応力度計算だって異常に拘っている人はYoutuberの話を盲信して自分が最先端の知識を得たとHMの研究者よりも自分のほうが賢いと勘違いしている井の中の蛙です。

賢い方は、あくまでも国の定めた基準がベースである事を念頭に、それ以上の話については偏った書籍やYoutubeではなくもっと広い情報源から知識を得て自分の頭で考えるようにしましょう。
住宅について深い興味がある方は、論文を読みましょう。井戸の外を知る事ができます。
http://news-sv.aij.or.jp/jyutakukei/

統計から分かるように家の劣化対策において最優先で配慮すべきなのは雨漏りです。確率の高いものにしっかりと対策をしましょう。
壁内に結露や雨漏りがあるとカビが発生し、通常であれば、わずかな隙間を縫って室内側のクロスにカビによるシミが現れます。
内側を全面的に別張り防湿気密シートや、気密テープでがっちりと塞いだ状態だと雨漏りや結露に気づくのが相当遅れ構造体へのダメージに気づけ無いというデメリットもあります。
雨漏りは早めに対策しないと建物に致命的なダメージを与えます。火災保険や保証に入っているとおもいますが、気づけなければそれらを使用することもできません。

気密を売りにしている工務店は結露を0か1かで捉えて不安を煽ってくるので気を付けましょう。
「計算上は」結露が起きていますが、温度差の激しい部分がうっすら濡れて、乾燥を繰り返しているだけです。
工務店Youtuberは都合の悪い結露の「程度」や「確率」については濁して発信しています。
何にでも言えますが、リスクの話をされたら必ずその「程度」と「確率」も確認しましょう。

私もあるYoutuberが行っている冬型の結露計算の内容を確認してみました。
条件としては、内側気密シート無しのよくある一般的な断面構造、室内は湿度50%に暖房で25度の状況で
結果としては、結露が発生しますので内側にも気密シートを貼りましょうというものです。

外気温と屋外湿度の状況を東京の2020年の気象状況にあてはめると、「計算上」結露が起きるのは年に5日でした。その中でも数時間。
これがどういう気象かというと、夜晴れて放射冷却で外気が冷やされた次の日雨が降った状況です。
しかも計算では室内が換気され対流があることも考慮されておらず、結露量が1ccなのか100ccなのかも不明です。勿論、動画内ではその件には触れません。

大手HMがC値計測を表に出さないのはは、大局的にバランスをとって商品を開発しているからです。
気密や結露対策も大事なのですが他にも注意を払う事がたくさんあります。
現実と一致しない結露の定常計算だけにフォーカスをあてて開発することは有りえません。
皆さんも一つの事に拘らずよく考えてバランスの取れた工法を選択しましょう。

また、このようなポジショントークを行う工務店にとって少し頭の痛い存在が太陽光発電です。
このシステムは実質無料で屋根の上に設置する事ができ、圧倒的な存在価値で高気密高断熱住宅の経済的な利点をスポイルします。
太陽光パネルを載せると、バネル自体が物理的に熱を遮断してくれ冬も放射冷却を防ぎ温熱的にはかなり有利になります。

ZEH基準というのは本当によく出来ていて、太陽光パネルの発電量を含めて計算を行うとZEH相当の断熱が一番経済合理性が高くなります。
高気密高断熱でポジションを取りたい工務店が経済合理性についてYoutube配信をするとき、ZEH基準や太陽光発電を絡めた比較計算を「意図的に」しませんのでご注意を。

【注文住宅 ハウスメーカー・工務店掲示板から住宅設備・建材・工法掲示板へ移動しました。2021.12.23 管理担当】

[スレ作成日時]2021-06-13 08:55:55

 
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高性能住宅の真実

700: 匿名さん 
[2021-11-13 23:40:13]
>>686 検討者さん
・仮に大手ハウスメーカーが一括で一社の下請けに任せてさらにそこから孫請に発注し施工する場合と
・工務店の場合との比較

現場で施工する職人がひと月100万円の人件費を必要とした場合

大手ハウスメーカーの場合

施主(173万)→大手ハウスメーカー(144万)→下請け工務店(120万)→職人(100万)

となります。施主は173万円を支払う必要があります。

工務店の場合

施主(144万)→工務店(120万)→職人(100万)

となり。施主は144万円で済みます。

単純に計算すると173万-144万円=29万の差が出ることになり、やはり工務店の方が安く見えます。

が、、

これは最初に書いた通り1か月の人件費でしかないのです。

大手ハウメーカーでは3か月程度で完成できると言われてます。

一方、工務店は6か月程度だと言われてます。

この工期を加味して計算すると

施主が支払う現場施工の人件費は

大手ハウスメーカー

173万円×3か月=519万円

工務店

144万円×6か月=864万円

345万円の差がでます。

工期を含めて考えると、現場施工の人件費だけをみても大手ハウスメーカーの方がだいぶ安く済むことが分かります。

なお、大手ハウスメーカーも直接発注部分の施工もありますのでその施工の人件費は中間の会社の利益が無い分安くなります。

そしてあくまでこれは現場施工費の説明です。
大手ハウスメーカーのプレハブ住宅は工業製品です。
その大半を自社工場で作り上げます。(サッシや外壁や断熱材などはもとから組み込まれていることが多いですね)
当然、現場施工で作るより工場生産部分の方が安上がりです。

また建設資材や住宅設備等も大手は大量一括仕入れで安く仕入れることが出来ます。

以上を踏まえて

『結論①』
「家一棟を建設するための建設費用、つまり建物原価が工務店より大手ハウスメーカーの方が割高だと言うことはないでしょう。
むしろ実はその逆だと言えます。」

大手ハウスメーカーのような企業は競争が激しく常にコスト削減、業務の高効率化を図ることが
命題となっているのは言うまでもありません。
(ちなみに工務店で大手ハウスメーカーのように業務効率化、無駄を省くこと、コスト管理を徹底して行っている割合はどれくらいでしょうか?)

ただ、コストを削減してその分利益が確保できているのかというとそうではなく、大手の粗利は20%程しかありません。

住友林業 粗利益率22%

積水ハウス 粗利益率20%

大和ハウス 粗利益率20%

パナソニックホームズ 粗利益率21%

ミサワホーム 粗利益率21%

以上のように大手ハウスメーカーは粗利益が20%前後

一方の工務店は粗利益が25%前後と言われています。

では上記粗利率からそれぞれ建物の原価を計算するとどうなるか?

施主が3000万円を払った場合のそれぞれの建物原価は

大手ハウスメーカー 2400万円

工務店 2250万円

・建物原価を見ても大手の方が割安と分かります。

・加えて『結論①』に鑑みれば大手の方がさらに割安に住宅を作れていることが分かります。
建物原価以上に大手ハウスメーカーの方が割安と言うことになります。

・もう一点、大手ハウスメーカーのメンテナンスやアフターや保証と言った建築費以外のサービスも含めて考えたらここからさらに差は開きます。


なお、大手ハウスメーカーは
約20%の粗利益から、販売管理費、CM等広告費や展示場維持費等は引かれます。
なので営業利益はほんの数%程度になります。
5%もあれば良い方ではないでしょうか。
そして純利益は赤字になる場合もあります。


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