ツーバイフォーと軽量鉄骨どちらが地震や火事に強いのですか?2×4メーカーは鉄骨は火事で溶けてしまうがツーバイハは表面が炭化して中まではなかなか燃えないとか、逆に軽量鉄骨メーカーはツーバイは地震で止めてある釘が剥がれ落ちてしまい崩れ落ちてしまうようなことを見せられましたが、いったいどちらが地震や火事に強いのでしょうか?教えてください。
[スレ作成日時]2005-10-28 00:54:00
ツーバイフォーと軽量鉄骨どちらが地震や火事に強いのですか?
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一級建築士
[2014-12-23 18:43:24]
鉄骨造は火災に弱い600度で強度が半分に低下する。だから耐火被覆が必ず必要。住宅では耐火被覆は内装の石膏ボードが担う。現在では木造でも内装に石膏ボードを貼るので省令準耐火構造なら耐火被覆の性能は同じ。軽量鉄骨住宅は戦後の住宅不足解消のため住宅の工場大量生産を行うことをもくろんだ官僚と政治家の産物。そもそも軽量鉄骨造の建物は倉庫や仮設建築物の構法。ドイツでは耐久性と耐火性能、断熱性能のしにくさや不足から軽量鉄骨住宅は建築準法で建設できない。世界中で住宅の工場生産が計画されたが日本でしか成功していない。住宅は工場で生産するとコストが高くなる。コストが高いわりには性能が低いものは世界で売れなかったが、日本では、テレビコマーシャルを極端に信じる国民性と政治家の圧力で火災保険を安くするよう損害保険会社に強制的に認めさせたから売れた。素人に「木は燃えるけど鉄は燃えないですよね。だから火災保険料も安いんですよ」と言えば納得するのは当然。もともと部材の鉄の厚みが6ミリ未満の軽量鉄骨造と以上の重量鉄骨造は全くの別物だがこれも混同させている。ベテラン消防士は軽量鉄骨で自宅は建てない。しかし無知で経験不足の若者の消防士は気にしない者も増えてるとか。9.11で崩壊した貿易センタービルはしっかりと耐火被覆した鉄骨造だったが、上部が航空燃料の炎上で燃えたため強度が低下しついに全崩壊となった。2×4は構造合板の壁だけで作った壁で支える工法。モノコック構造といい周りを強度のある壁で支えるから強い。卵や飛行機が壁が薄いにもかかわらず壊れにくいのと同じ理屈。軽量鉄骨造住宅は耐震力に余裕がないので火事になれば崩壊しやすい。2×4は壁が燃えれば支えるものがない。火事になっても中まで燃えにくい太い柱と梁で造る軸組工法で省令準耐火構造で2×4と同じ構造合板を貼ってモノコック構造にするのが耐震、耐火性能が出しやすく。断熱性能も向上させやすい。
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