結局大手の軽量鉄骨のほうが一番無難でしょうか?
工場で生産するから、構造上の大きな欠陥は出にくいし。
耐久性も木よりずっと良さそう。
築10〜20年の木造と軽量鉄骨を何件も見比べたのですが、
差が一目瞭然でした。
[スレ作成日時]2007-07-18 18:43:00
結局大手の軽量鉄骨が一番無難
51:
匿名さん
[2007-07-23 21:40:00]
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52:
匿名さん
[2007-07-23 21:42:00]
軽量鉄骨とは
主に柱、梁(これらを主要構造物と言います)を主体とした「木造軸組工法」のための部材を軽量鉄骨で行ったものです。軽量鉄骨はこの構造部分で厚さ6ミリ以下の鋼板で施工されます(2〜3ミリのものが中心です)。鋼板を冷間加工して、防錆処理を施された状態で生産されます。 重量鉄骨との違いは、その重さが軽量であることから運搬が容易で加工がしやすく、また、なんといっても総重量の軽さから地盤に対しての負担が軽くなり、その構築物の規模によっては、加工〜施工においてもコスト安で行えます。 軽量鉄骨は精度の高い建材ですが、熱に弱い(結露の可能性もある)ので、建築施工では不燃ボードなどで覆い、耐火性を高める必要があります。これは重量鉄骨でも同じです。(耐火性はもちろん重量鉄骨の方が優れてますが) 軽量鉄骨は主に小規模建築の梁や柱、大規模建築の梁や柱を縦や横にフォローするブレース(筋交い)等に利用されます。(重量鉄骨は、主にH鋼を指します)また、軽量鉄骨は重量鉄骨に比べると強度が低いために、大規模な建物には向かず、小〜中規模の工法の建物に向いているといえます。 また、防錆処理がされた状態で工場生産されるものの、施工時に何かにぶつかったりするとサビの原因となるので、しっかりとした防錆処置が必要です。(防錆処理には様々なものがあり、塗布のものからメッキ処理まで) 稀に、大規模な構築物に使用されることもあります。軽量鉄骨の特性である、軽さ、を利用しながら複雑な構造を作り、それをデザイン特性として活かしてゆくのも構築物として趣きがあるようです。 |
通常の鉄骨構造は鉄骨ラーメン構造と呼び鉄骨で出来た柱と梁を組み合わせるラーメン構造になっています。しかし、軽量鉄骨系プレハブ構造では柱と梁以外に木造軸組工法で言うところの筋違の役目を果たす鉄筋が使われるのが特徴です。
また、先に挙げた鉄骨ラーメン構造を重量鉄骨構造と呼びますが、その差は鉄骨の厚みにあります。軽量鉄骨系プレハブ構造では6㎜以下の鉄骨を使います。
そこで、その構造躯体に木質系もしくはその他のパネルを組み合わせて作るのが特徴です。
ここで、よくある勘違いなのですが軽量鉄骨系プレハブ構造を耐火建築物だと思っている方がいますがそれは間違いでこれは順耐火建築物に相当します。
また、一般的には鉄骨ラーメン構造と比較すると鉄骨の厚みが薄い分、梁のたわみが生じるので上部階の振動が伝わり安く、音の問題があります。しかし、これに関しては、各メーカーともコンクリートのパネルを用意するなどの対策を行っています。
軽量鉄骨系プレハブ構造の最大の利点はその工期の短さにあります。構造躯体をくみ上げるとその後はパネルをはめ込んでいくので木造軸組工法と比較するとここからの工期が圧倒的に短いのも特徴です。また、当たり前の話ですが構造躯体が白蟻の被害に遭うことはありません。