ここに書かれるポエムや小説の権利は
全て著者にあります。
こんなにモヤモヤした人生を送っていると
「こんな気持ちを文章にしよう!」って
思う人が多いと思います。
普段書けない心の内の誰にでも言って見たい事
こんな美しい心の中なのに、誰も理解しないよって事
全部創作品にしちゃいましょう!
って事で、こんなスレッド作りました。
では、START!!
[スレ作成日時]2023-12-12 21:39:03
自作ポエム&小説スレッド
295:
えびピラフ
[2024-05-01 21:48:17]
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297:
ちひろ
[2024-05-06 21:43:02]
初夏だろうか
さわやかな風が薄着の肌に心地いい 冬のあいだにすっかり風通しの悪くなった肌に 心地いい初夏の風がすりぬける |
298:
ちひろ
[2024-05-08 22:29:10]
いまでも覚えている、君の言葉
「あなたは私のターニングポイント」 ぼくと言うポントを通りすぎて、側線に行った そお、ぼくはただのポイント ぼくを通過してと遠く行った君 |
299:
えびピラフ
[2024-05-08 22:58:34]
ちひろさんのポエムは切ないです。
浮かんだらまた書いて下さい。 |
300:
えびピラフ
[2024-05-09 21:02:46]
「母」
作/えびピラフ 涼しい風が吹いた。 秋の季節が今年もやって来る。 新緑は紅葉の色を水面に映し、外を歩く人々を 更に少し涼しくさせる。 カラフルなカーディガンを見つめながら 俺はスーパーの袋を担いだ。 何回この袋麺シリーズをループしただろう。 この前、母親が洗った食器の皿を触ったら まだ洗剤がベタベタと付いていた。 弟はそれを台所から持ち出すと 「兄貴、もう母さんはこう言う事がある。 そろそろ俺達も台所に立たないと駄目だ」 と俺を諭した。嫌がる俺にエプロンを被せると 洗った後の食器をまた水に浸し、少しずつ弟と二人で 磨き始める。 今日は母親の最後の台所当番の日。 俺達にも、自分にも美味しいものを作ってあげようと 母親は張り切って芋粥を作ろうとしていた。 最後の日位、こちらのリクエストなんてなしに 母親の大好きな物を作らせてあげよう。 前より更に小さくなったその後姿、小さい手。 神様、いるなら返事をして下さい。 もっと長く母親の子供でいさせて下さい。 お願いします、もう至らない事はしませんから お願いします……。 ゆっくり編み物をする母親の手が止まっている。 日向が暖かいんだろう。俺は側の椅子に掛けてあった マフラーを手に取ると、母親の肩にそっと被せた。 |
301:
えびピラフ
[2024-05-20 22:25:10]
「おっとっと青春」
作詞/えびピラフ 永久に終わらない放課後 夏を捨てて一人立ちした俺は ゲームセンターに夕暮れを メロンソーダに朝靄を重ねていた 梅雨を凌ぐ僕を笑う子は 名前も知らない可愛い子 太陽は傘も差さずに待ってるから どうぞ全てをかき分けて進んで おっとっと おっとっと青春 たまにスカジャンとチョキの無いジャンケン おっとっと おっとっと青春 ボロチャリで追い掛ける夏は永遠の大花火 永久に終わらない桟橋に 秋が来る前に一人立ちした俺は 壊れた水道に昼の静寂を ロールプレイングゲームに深夜を重ねていた 差し出された傘を差せば 可愛い子が微笑むよ 太陽は眩しく君の姿を照らすから どうぞ全てをかき分けて進んで おっとっと おっとっと青春 たまに長ランとトサカの無い張り合い おっとっと おっとっと青春 ボロチャリに乗せた君は永遠の大花火 臆病なのに大きな態度 弱いのに強気な喧嘩スタイル 俺と同じ奴はいないか そんな君が大好きだ さっさと行けば良いのに 気にしないで僕を 制服から私服になる君が 僕の手をするり抜けて行く おっとっと おっとっと青春 たまに狂わせるチューニング外して おっとっと おっとっと青春 ボロチャリと一緒に忘れてく永遠の遠花火 ボロチャリと一緒に忘れてく永遠の夏の日 |
作/えびピラフ
いつでもいるのさ。あんな日やこんな日。
辛い一日を過ごしても。あの人はここにいる。
人知れず涙を流す夜があった。
静かに雫が落ちて、そしてそれは大切な感情だと知るのだった。
もっと生きよう。もっと生きて、もっと良い世界を見よう。
しっかりと握ったその手は、いつもよりも少し暖かかった。
光る草花が輝いて、私達はそれを大切だと思った。
誰かの真似をして、人に教えられて、人は育った。
じっとせずに何も出来なくても良いよ。
大切なその時間に、あの人は確かにここにいたと。