基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
7563:
tk
[2019-03-25 16:16:26]
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■tk式パッシブ換気における1階床通気口の空気の流れ方
tk宅の基礎立ち上がりは田の字形になっていて、一つの区画内にエアコンが設置されている。
エアコンの給排気は床下内でクローズしている。
各仕切りには人通口が1個づつ開けてあり、エアコン区画内の人通口に循環ファン(壁取付け型25cmプロペラ扇、風量約600m3/h)1台を置いて隣の区画に送風している。
基礎と土台間はネコ土台で3cmのスキマが開けてある。
プロペラ扇で送風された空気は、床下内を一巡してエアコンの背面上部にある土台と基礎のスキマから戻り、エアコン内に吸い込まれる。
1階床板の4隅には通気口がある。
そのうち3箇所はΦ100丸穴、残りの1箇所はユニットバスと壁との空間である。
基礎外周に外気取入口があり、
フイルターとシロッコファン(風量66m3/h)が取付けてある。
循環ファンの風速が十分あるから風の流れは乱流になっている。
そのため新鮮外気は均等の混合されている。
床下内から流れ出る空気量は、シロッコファンの風量と同じになる。
各通気口から流れる空気量の合計は、シロッコファンの風量と同じである。
床下の状態が定常時(循環風停止、温度ムラなしのとき)は、通気口から上がる空気量は開口面積に比例するが、比例しないケースもある。
・床下の循環風やエアコンの送風が通気口にあたり動圧を受けるとき
・高温のエアコン送風により密度の低い空気を通気口が受けるとき
tk宅の1階は、常にドアを開放してワンルーム状態になっているから、通気口の風量バランスが変わっても問題ない。
しかし、ドアを締め切って暮らす場合は、居住頻度の高い部屋の通気口に小容量のプロペラファンを取り付ければ解決できる。
通気口の風量が大幅に偏ると、1階空気が通気口から床下にもどるケースも考えられる。
1階空気は外気を均等に混合してあるから、その部屋の換気は確保される。
tk式パッシブ換気の住宅では、使用しない部屋のドアは開放することが原則である。
通気口から上がった空気は階段に集まって2階に昇る。