基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
7250:
tk
[2019-02-17 09:04:19]
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■冬の加湿は床下散水
高高住宅では冬の過乾燥が最大の問題だ。
tk宅の建築初年度は第3種換気を行い、4台の加湿器を使った。
水の補給がとても大変だった。
①いろいろな原理の加湿器が市販されてきたが、今は細菌の発生がないスチーム式が主流のようだ。
この欠点は電気代が掛かることと加湿能力が小さいことだ。
1日に20リットル加湿する場合、
能力300ml/hのスチーム加湿器を使用すると3台必要になる。
このときの電気代は350Wh/h×3台×24時間=1.84kWh/日になる。
しかも給水タンクは4リットル程度だから、タンクの給水を1日5回繰り返さなくてはならない。
②ダイキンのエアコン「うるさら7」は加湿能力がある。
2.8kWクラスのとき、500ml/h( 消費電力0.75kWh)である。
これ1台で12リットル/日の加湿能力がある。
このときの電気代は1.8kWh/日になる。
加湿器より電気代が高い。
加湿能力が不足するときは、スチーム加湿器を追加しなくてはならない。
③これらより電気代が安く、十分な加湿能力があるのは床下散水である。
床下エアコンで水を蒸発させるから、スチーム加湿器の1/5(0.37kWh)程度の電気代で間にあう。
tk宅の散水回数は昨年までの11年間は1日にバケツ(12リットル)1~2回だった。
今年の1月中は2~3回/日に増えたが、2月になって雨が降り昨年までの回数に戻った。
以前、狂った湿度計を信じて湿度が60%になるように水撒き回数を増やしたら、ペアガラスが結露した。
ガラス温度は60%では結露するはずがない温度だった。
正確な湿度計で図り直したら湿度は80%になっていた。
この失敗により、床下散水は十分な加湿能力があることがわかった。
床下散水は加湿能力と電気代の安さからベストの加湿方法である。
ただし、床上リターンの半床下エアコンでは床下温度が低いから、この方法の効果は乏しい。