基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
1721:
tk
[2016-05-05 15:11:58]
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1310、1304、1122、1026
tk宅の床下エアコンの使用経過を紹介しています。
第20回 第2種換気
第2種換気はファンを使って給気し、排気は自然排気を行う。
単純に考えれば室内圧が外気より大幅に上がりそうに感じるが、そんなことはない。
排気口の断面積が大きければ、室内圧の上昇は僅かで、パッシブ換気とほとんど変わらない。
tk宅で真夏にファンで120㎥/hを給気し、床下で外気との圧力差を調べたら圧力差はなかった。
・暖房のとき
暖房時には室内空気を動かさない方が快適になる。
床下にファンで外気を送り込み、温かくなった空気を静かに2階まで押し上げるイメージで換気経路を作っている。
エアコンの吸排気は床下内で循環している。
エアコンの設置場所を床の境界面にして、床下に排気して戻りを床上にする方法も採用されている。
理由は、床下内で吸排気するとショート・サーキットが生じてエアコンの断続運転が生ずると説明している。
床下構造によってはこの現象が生じるであろう。
床上にリターンをとると、床下内循環より1階に風が沢山吹くから、室温を高めにしないと寒さを感じるはずである。
・冷房のとき
冷房時には室内空気を動かせば扇風機と同じ効果が期待できる。
tk宅では盛夏期には次の方法を使っている。
1階床の通風口の床下にプロペラ換気扇を付けて冷房能力が不足するときに動かしている。
床下から吹き上げた風は、室内を横断して反対側の通風口から床下に戻り循環する。
循環風は外気温度より4~5°C低い乾燥空気にしている。
外気が35°Cであれば30°Cくらいを目標にする。
湿度が低ければ室温が高くても熱さは感じない。
エアコンは乾燥空気が作れるように運転する。
設定温度を低く設定し、風量を少なく設定して冷房運転をすると強く冷却・除湿される。
この方法なら室内空気全体を単純に冷房するより体感する冷房能力は大きくできる。
すなわち、同じ消費電力なら循環風除湿運転の方が冷房能力が大きくなる。