基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
1720:
tk
[2016-05-04 09:08:43]
|
1122、1026
tk宅の床下エアコンの使用経過を紹介しています。
第19回 tk宅床下エアコンのルーツ
tk宅の床下エアコンは、北海道立北方建築総合研究所発行の『パッシブ換気システム設計・施工マニュアル』を暖地に合わせてわずかに変更したものに過ぎない。
(このマニュアルはダウンロードできる)
変更点
・蓄熱暖房機→エアコン
tkの住む湘南は、エアコン暖房ができて電気代が蓄暖の1/3~1/6になる
・パッシブ換気(ファンを使用しない換気)→給気ファンを追加
湘南は北海道に比べて温暖なため、室内外の温度差が小さいから空気の密度差換気のパワーが少ない
マニュアルを読むと室内の換気ルートを決めるのが難しそうで、試行錯誤が必要そうだった
それなら、ファンを1台使えば簡単に問題が解消できる考えた
床下で暖められ空気が上昇して2階から排気されるという方式は踏襲している
・ふかし壁(二重壁)による通気→床と天井に換気口を開ける
ふかし壁が必要な場所は設計時に見当がつかなかったので、住んでから必要なところが見つかれば、天井と床に通気口を開けることにした
実際に1個所あけた
・床下循環ファン
パッシブ換気は循環ファンを使わないため、内部基礎を作らないで束を多用している
tk宅は内部の仕切り壁を耐力壁にするために基礎桁(基礎立上り)が必要だった
そこで18Wのプロペラファンを付けて床下空気を強制循環させた
予想しなかった利点は、常時動く風によって床下に綿ホコリが積もらないことだ
・建築基準法の換気基準をクリヤーした方法
建築確認済み証を取得するためには、200㎥/hの換気能力が必要だった
このためにレンジフードの常時換気モードを利用した第3種換気として申請した
・第2種換気の風量
一人あたりの換気量はビル空調では30㎥/hとしている
tk宅では二人家族だから60㎥/hでよいから、これに合わせて給気用シロッコファンを選んだ
換気量が増えるとエアコン負荷が増大する
実際に必要な換気量は10~15㎥/hといわれているから、給気量をこれに合わせれば冷暖房費がさらに節約可能だ