壁内通気層はほとんどのHMにあると思っていましたが、有名HMでも無いケースがあるようです。
セキスイツーユーホーム(木造2×4ユニット)は通気層が無く、2×6の登場で初めて設けました。壁内結露は問題無いのでしょうか?
また通気層とは一般的には外壁と透湿防水シートの間の層を指しますが、断熱材と合板の間の層を言うこともあります。
これらの層は、空気層または防湿層と書く場合もあるようです。
エスバイエルや積水ハウスは両方とも設けてあり、2重の通気が完備されているので、施工がしっかりしていれば壁内結露に関しては心配無いと思います。
また、合板類(構造用合板、ダイライト、モイス等)や断熱材の種類でも透湿抵抗の高いものと低いものとで施工が変わる(内側の層は不要など)そうです。
ネットで、ツーユー以外にも三井ホームとミサワも通気層が無いとの書き込みを拝見しましたが、本当でしょうか?大手HMの通気層の考え方について、話し合いませんか?
あまり工法を広げると混乱するので木造に限定しましょう。
[スレ作成日時]2009-03-16 00:25:00
【壁内結露は】壁内通気層の無いHMって・・・【大丈夫?】
59:
匿名さん
[2009-03-20 11:43:00]
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パネル工法で…と言うよりも内側通気有りの工法で…というご質問の方がしっくりくる気がします。
もちろん気密テープを使用していないのもRW断熱なのもC値が低くならない原因だと思います。
たしかC値の測定方法は実際の家を締め切り、中を加圧して外との圧力差を時間で見ていくって感じの測定方法でしたかね?
イメージは風船がしぼむ速度が早ければ穴が大きいと判断する・・・みたいな。
壁体内換気の場合は、石膏ボードの裏の、断熱材の外側まで外の気圧があるという事と理解してもいいと思います。
て事は、断熱材とパネルの脇の隙間等がコンセントやスイッチボックスの隙間を通じて外と繋がってますよね。
ですからC値、という観点から見るといい数値にはなりません。
ですが冬場寒いかと言ったら決して直結しません。第一に内側通気層の空気は外と直ではなく基礎内で安定してきている空気だという事。
以前にも触れましたが基礎内の温度は一年通じて安定していて、冬場は15℃~18℃です。
この時点で少しずつC値が快適と必ずしも符合しないとお気づきになると思います。
内側通気のない2.0C㎡/㎡以下より内側通気のある2.0C㎡/㎡以上の方が快適である『可能性』は出てきます。