埼玉、千葉、茨城あたりで国産桧オール4寸を標準にしている桧家住宅について
購入を検討をはじめました。桧にこだわっていながら、和室は標準が真壁でないし
、オプションになるようです。基礎には13mmmと10mmの径のスラブ配筋で、床構造も
合板28mm+床材12mmと厚く、頑強な構造が売りのようですが。構造重視なので、検討の
1つにはしてますが、あまり聞いたことがないメーカーなのでスレッド立てました。施工は丁寧でしょうか?
欠陥とかは無いでしょうか?お願いします。
[スレ作成日時]2004-12-16 17:53:00
桧家住宅についてお伺いします
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[2007-11-08 10:14:00]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
加圧注入される木材は、一般に樹齢も短く年輪が粗いです。
年輪が粗いので、薬剤が浸透しやすくなります。
その為、建材の強度は柔らかいです。
大手HMの加圧注入材も見せて貰いましたが、
年輪がとても粗く、柔らかそうな樹木を使っていました。
シロアリは下等な生物なので、薬剤処理していようがいまいが、
飛来してコロニーを作ったら、やたらめったら囓るようです。
薬剤処理をしていると、シロアリが食べなくなる訳ではありません。
囓って死ぬだけで、コロニーが死滅するまで延々に囓り続けるそうです。
加圧注入された柔らかい建材は、シロアリは死ぬけど減りも早いようです。
蟻害対策として考えると、目的は建材を守ることで、
シロアリを殺すことではありません。
また、以前はCCA処理した注入剤が使うことが多かったですが、
これは燃やすと猛毒のガスを発生するので、火災の時の不安と共に、
通常の消却ができず廃棄の問題が出て、使われなくなってきました。
(土台の米栂などに未だに使っているところもあるようですが…。)
最近の加圧注入剤はACQが主流になってきていますが、今は規制は無いけど、
これも今後どのような健康被害が発見されたり、規制が掛かるか分かりません。
薬物は使用しないで済むならば、しない方が良いと思っています。
床下や1階部分は蟻害の浸食も少なく防腐性も高い
防蟻防腐性の高い樹種の赤身の芯持ち材を使うのが一番だと思います。
最近、柱を良いものを使っていると宣伝しているところは増えましたが、
根太や間柱に良くない材料を使っているところが沢山あります。
根太は言うまでもなく重要ですし、
最近は耐力面材を使うことが増えているので、
間柱は以前のような内装の下地材としてだけではなく、
構造材としての面も備えています。
このようなところに手を抜くところは、
本当に良い家を作ろうと考えてないと思えてしまいます。
最近家を建てようと、いろいろなHMを廻っているのですが、
僕は住宅関係は全くの素人ですが、研究に携わる仕事をしているので、
各社で、自社の製品を過大広告するためか、
HM同士でいろいろな相矛盾する説明を聞くと、
詳しく調べて、考えてしまう傾向が強いように思います。
桧家さんに限らず、大手のHMでも、本当に良い住宅を作るという意識よりも
採算や、資材の安定供給、施工性などの観点から建材を決めている
と思われる場合が多々見られると感じています。