担当者の方に言われました。日本の家は50年が限界で建て替えなければいけないと。本当なんですか?なぜ日本の家の寿命は短いのですか?それが本当ならメンテナンスなどのタイミングってどんな感じですか?家の仕様にもよりますが10年ごとに外壁などのメンテナンスが必要でしょうか?
[スレ作成日時]2010-07-27 11:06:54
日本の家って50年が限界なんですか?
360:
匿名さん
[2015-01-11 09:41:56]
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条件が複雑ですから一言では言えません。
表面温度は時間で変化していきます。
例えば太陽光で輻射熱を受けたとします。
瓦も、ガルバも同じ輻射熱を受けます。
まず遮熱(反射)が有ります、瓦は濃い色が多く、ガルバ―は薄い色ですと反射が多く表面温度は下がります。
色は材質とは関係ないですから同じ反射率とします。
反射出来ない熱は瓦、ガルバに吸収されます、それぞれの比熱等に応じて温度は上昇します。
瓦はガルバと比べますと単位重量での熱容量は少ないですが厚みが有りますから熱容量は多いです。
熱伝導率はガルバより小さいです。
最初は瓦の方が熱を伝え難いため表面温度はガルバより高くなります。
ガルバは熱を伝え易いですから熱を受けても直ぐに熱を伝えますから表面温度が低くなります。
時間を経ますとガルバは熱容量が少ないですから温度が上がります、瓦温度より高くなります。
瓦は熱容量が有りますから暫くは表面温度が少し低く抑えられますが何れ飽和すれば表面温度も上昇します。
ガルバも瓦も太陽の輻射熱を受けてどんどん温度が上がる訳では有りません、空気による対流熱伝達、野地板など接する所で熱伝導、そして輻射(放射)です。
対流、熱伝導は多くは有りませんから輻射の影響が大きいです。
屋根ですから主に空へ放射してます、空の温度は季節で異なりますが晴れならマイナス15以下です(太陽の方角以外)
放射は絶対温度差の4乗に比例しますから表面温度が高くなりますとより放射量が増えますので是正作用がある。
瓦もガルバもほぼ同じ表面温度になります、瓦は朝暖まるのが遅いですが夜は冷えにくいです。