現在家を建築中の者です。
基礎の型枠がとれ先ほど見に行ったところ。
ベタから立ち上がりの部分のほとんどにジャンガと思われるものが発生していました。
一部分とかだったらまだいいのですが(気にはなります)
外周の立ち上がりの一周ほぼ全部にジャンガが見受けられます。
強度的に問題はないのでしょうか?
[スレ作成日時]2009-09-07 13:13:36
ベタ基礎コンクリートのジャンガについて
11:
匿名さん
[2009-09-08 10:46:57]
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2枚目の写真はさほど問題ないように見えます。
問題はジャンカの深さです。表面上、砂利が見えているだけならさほど気にしなくてもいいでしょう。
特に外周部の出隅においてジャンカが出ている場合は、地震の時の柱の引抜きが多くかかる所なので、基礎が破壊されやすくなるので再度確認した方が良いと思います。
通常は1枚目の写真にある状態なら、ジャンカの程度を確認する為、周辺部をハツリとって確認します。
ジャンカが鉄筋もしくは基礎の反対側まで貫通しているようなら、ジャンカをハツッて型枠を組んでグラウトを注入し補修します。
そこまで深くないなら、表面のジャンカをハツッてポリマーセメントで補修します。(モルタルではありません)
何にしても、勝手にモルタルで埋められてしまうような会社であれば、今後も注意が必要となりますが、適切な補修方法の提案があれば、施工が下手な職人を使っている会社であっても現場管理ができていて、その会社の姿勢が分かります。
シュミットハンマー試験を行なっても通常の木造住宅の基礎くらいなら、当初は強度上問題になることはほとんどありませんが、ジャンカが深い場合、そのままにしておくと基礎廻りの化粧モルタルは水を吸い上げるので、将来的な鉄筋の腐食による影響がでる恐れがあります。
写真を見る限り、表面上のジャンカに見えますが、念のためハンマーでジャンカを引っ叩いて、出ている砂利を取り除き、奥はコンクリートが詰まった状態か確認し、その深さにより補修方法を判断します。
表面上に砂利がでているだけの軽微な場合は、基礎の仕上げ塗りを行なう前に、表面の砂利を取り除き、打ち継ぎ部にウレタンシールを打ってから仕上てもらいます。