ミサワホームで建てた方、検討されている方など有意義な情報交換をしましょう。ミサワホームの評判・口コミ、性能やメンテナンスについてなど、ご存知でしたら色々と教えてください。
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https://www.misawa.co.jp/
【注文住宅の相談(無料)】
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耐震木造住宅のmj woodや木質のセンチュリー・スマートスタイル、大収納の蔵のある家、鉄骨のハイブリットなど、独自の木質パネル接着工法を誇るミサワホームについて語りましょう。
価格・坪単価、値引きの話題も歓迎です。荒らしや誹謗中傷はスルー&通報でお願いします。
■ミサワホーム施主ブロガー
【ニッキー】
https://www.kodate-ru.com/archives/author/nikkiewrites/
[スレ作成日時]2014-01-08 15:32:55
ミサワホームの評判ってどうですか? (総合スレ)
3224:
ちびとショコラ
[2019-08-03 15:42:48]
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選択理由は大手メーカーであっても現場工事の多い工法はほとんど下請けに丸投げ状態となり
メーカーの現場管理も結構ずさんで手抜き工事や養生不良の現場を実際に数多く目撃してきました。
それらをここに列記する事はやめますが正に「家政婦は見た」状態です。
そこで工場生産化率の高いユニット工法に着目しミサワセラミックを選択しました。
50坪タイプで基本価格は1650万円程だったと記憶していますのでミサワセラミックにしては非常に安いと感じました。
但し基本型は一階は階段室、ホールを除き全てオープンスペースになっておりそこは施主が自由にお使いくださいと
言うキャッチコピー通り自由空間となっておりました。
私は一階の階段室を挟んで西側はオーディオルーム、東側は広縁付きの10帖和室としました。
その他オプションを色々追加しましたので最終的には結構な金額になってしまいました。
自動車を選んでいたら本体価格に肉迫するほどオプションを付けてしまったあれと同じです。
全くメーカーの思うつぼです。
ちなみにその前の居宅はミサワホームの木質O2型36坪の建売住宅に5年居住でした。
結論を言うとミサワホームは木質パネル工法の方が良いと思います。
昭和55年以前に建設省・通産省推進のHOUSE55プロジェクトがあり、100平方メートル程度の
床面積の住宅を安く提供しようとする目論見のプロジェクトでした。
そこに3社が参画し、パナホームが2階床構造にハニカムコアパネルを採用、小堀住研(のちのSXL)は一、二階通しの長尺木質パネルを使用して耐震強度を
高めかつ壁体内換気を採用して結露対策としたストレストスキンパネルの採用、そしてミサワホームが
画期的なセラミックと呼んだ外壁材を採用したユニット工法の住宅をデビューさせました。
当時のミサワセラミックは本当にこの外壁一枚のみで外壁材、断熱材、内部仕上げ材の全ての機能を満足させられると確か当時のカタログには掲載されていました。
ハウス55の壁厚は現在の物より厚かったと思います。
当時のハウス55セラミックに実際住まわれていた方は結露が凄くとても生活できないと転居されてしまいました。
現在はセラミック外壁、断熱材、内装仕上げ材の構成になっています。
セラミックと言えばセラミック製包丁の様なイメージで非常に硬度が高いイメージで聞こえはいいですが
実際は非常にもろくお盆の時にお供え物にする干菓子の落雁の様にもろい物です。
着工前の打ち合わせで他の現場で輸送中にトラック荷台とユニットに固定されたセラミック外壁が干渉し
割れてしまっている現場を見たのでそういう事が無いように念押ししましたがいざ我が家の搬入された
ユニットの外壁下部にはやはり30cmx20cm程の大きな割れ箇所が発見されました。
それは接着剤で貼り付けてハイ!終わりとなりました。
お願いした事は全く無視されてしまいました。
輸送中のセラミック割れは恐らく多発している筈で何もフィードバック(対策)されていないようです。
今思えばセラミック外壁を再生産させれば良かったと思います。
また組みあがった三階の屋根の稜線の中央が下がっておりまるで神社、仏閣のようなイメージになっておりました。
これは屋根中央部を支える短い柱が寸足らずであった事が判明し後日その部分のパーツは差し替えとなりました。
また三階ベランダの防水シートの施工不良で一箇所雨漏りが発生しました。
これもアフターが中々アクションを起こさず最初から無償工事による保証に難色を示してきました。
色々話を重ねている内にアフターから「どこから雨漏りしているか分からないので一回剥がしてみなければ分からない」
と言われました。ピーンと来た私は「それじゃ全て剥がして原因を確定して元に戻してください。」と言いました。
防水シートなんて一回剥がしてしまえば再利用できない筈です。
アフターは「了解しました。今回は防水シート工事のやり直しを致します。」
「そこの一箇所だけではダメですよ。同時期に施工した防水シート工事ですから三階の両ベランダと二階のバルコニーの計三箇所全てやり直してください。」という事で全てやり直しとなりました。
セラミック外壁その物の断熱性能は多分あると思うのですが私はあの大きな開口部の窓は全て予算の関係で単板ガラスにしてしまいました。
大方の熱はそこから出入りしてしまう為夏は暑く、冬はとても寒いです。
少なくともペアガラスにしておけば良かったと反省しています。
只、前の木質パネル工法の住宅も開口部は単板ガラスでしたがセラミック程は寒くありませんでした。
確かにセラミックの方が開口面積は大きいです。
冬は西側からの季節風がとても強い地域ですが外観的には隙間が無いのにシステムキッチンの裏側から風がそのままの勢いで
侵入してきます。
これについてもアフターに連絡しましたがそのまま放置されています。
ちなみにキッチン等の勝手類は全て二階に集約されています。
また最初の点検時に年配の担当者が意味も無く浴室入り口のドア枠の木ねじをむやみにプラスドライバーで増し締めし
全てのねじ頭の十字溝の塗料が剥げてしまいました。
これには一喝しましたが退散してそのままです。
また東日本大震災の折りミサワホームからは安否確認の電話が一本もありませんでした。
住宅引き渡し時にも竹村製作所製の電動水抜き栓の手動での水抜き方法とその所在説明も受けておらず
結局停電により水道管凍結で破裂し水漏れに至ってしまいました。
これは自ら周辺部材を調達し自己復帰しました。
また後日別件でアフター(別担当)にある事で問い合わせた時に「図面が無いから分かりません。」
「ミサワホームってセンチュリーハウジングシステムを謳い文句にしているのでは無いですか?
ましてや外壁に製造番号まで刻印しているのにカルテが無いってどう言う事?」
全くあいた口がふさがりません。
ユニット工法は地震の水平力を建物自ら揺れる事によって入力された力を分散吸収して地震への耐力構造としていますが
今回の大地震で内部の石膏ボードのほとんどの継ぎ目が壁紙の剥がれと共に粉砕されてしまいました。
またある石膏ボードは面単位で浮き上がってしまいました。
大きな地震発生時に発生するこれらの現象はユニット工法であれば他社でも同様に発生する物らしいです。
同社の木質パネル工法の住宅の方に被害状況を確認しましたが上記のような被害は全く発生しなかったとの事です。
壁紙すら破れていないとの事でした。
最近同社が言っているモノコック構造ですね。
何かセラミックと言ったりモノコックと言ってみたり大げさなメーカーですね。
私はこのモノコックとやらの現場でも過去に恐ろしい実態を目撃しました。
さてここからが本題です。
セラミックはなぜダメなのか?
セラミックと言っても単にALCです。
調べると本来ALCは構造体の床板に使用する物で外壁として使用するにはそぐわないらしいと言う事です。
ALCの内部には連続気泡があってそこに水が浸入すると冬季の厳寒環境下でその水が凍結膨張してALCが
内部から破壊されてしまう事です。
水道管の破裂と同じ現象です。
ALCは特に塗装やコーキングのメンテナンスを定期的に確実に実施して防水膜を維持しなければ
この様な問題が発生します。
もちろん塗装によって防水膜を形成しているすべての住宅も同様にメンテナンスが必要です。
ならばセラミックだけを責めるな!と言う事になりそうですがその壊れ方が尋常ではありません。
当家では一階コーナーの下側がどんぶり一杯ぐらいの大きな三角形のピラミッド状に欠落、地上に落下
その上の二階部分の東側壁の北隅部が上下1Mにわたり大きなクラックでそこから剥離脱落してしまうのではないかと
いった状態、また対角の西側壁南詰め部分も同様に上下に大きなクラック、
その他目を皿の様にして観察すると細かいクラックが無数に発生しており
家中ひび割れだらけの状態になっていました。
その春には慌てて外壁と屋根の塗装工事をしましたがもっと早く実施すれば良かったと思います。
内心「もう手遅れかも知れない」
それは本人がメンテナンスしないで放置したから自己責任ではないかという事になりますが
極論を言ってしまえば確かにそうなります。
但し理解しがたい点が残ります。
先ず某ALC住宅を提供しているメーカーが関東より以北には進出していない事
逆に東北であれだけ展開していたセラミックが撤退してしまった事
当事者のメーカーは東北でも相当数のセラミックを供給してデーターベースがある筈です。
住宅契約時にそんなネガティブな話を営業マンが自ら持ち出す事は絶対ありません。
仮に当時もしユーザーがそんな事実を知っていて問い合わせてもとぼけた筈です。
ちなみに居住地域に沢山の当時のハウス55セラミックが現存していますが
セラミック外壁に別の仕上げ材で覆った物件や再塗装を実施した物件も確認できます。
中にはそのまま放置して外壁の落下したセラミック住宅や塗装が畳一枚程の大きさに剥離して
そのままぶら下がっているセラミック住宅もあります。
すぐ近所のセラミックのお宅もクラックだらけで家主はコーキングを塗りまくって処置しておりました。
メーカーにはやはり販売責任があります。
定期的な塗装メンテナンスを実施せずに放置したままにするとこんな問題が発生しますよ。
ぐらいのアナウンスは欲しかったと思います。
先日新しいミサワホームの住宅展示場にお邪魔した際に
「東北ですがセラミックの扱いが無くなったのはどうしてですか?」と質問を投げかけましたが
まともな回答は得られませんでした。
先日小奇麗ないでたちのミサワホームの女性社員が有償によるメンテナンス工事の売り込みに来ました。
東日本大震災の時に電話もよこさず、水道管の破裂の目にあい、外壁亀裂に遭遇したお宅へ
涼しい顔をして来訪されました。
適当にあしらいましたが猫を逆なでしているとは全くこの事です。