2013.08.28屋根裏を点検したところ、棟木周りに熱気が滞留していて、結露・黴が発生していました。
引渡しから15か月程しか経っていませんが、恐らく結露を繰り返した結果、ポツポツと黴が生えたのだと思われます。
屋根断熱材をくり抜いた形で設置されている「空気取入口」と称する穴に手を翳すと、すごい熱気で忽ち手が濡れました。
エアパス概念図では、屋根面を上ってきた空気がこの「空気取入口」から小屋裏に入り、それが「小屋裏換気口」から空に向かって放出されるように描かれていますが、実際は「空気取入口」は「小屋裏換気口」より高い位置にあるので、高い位置から出た熱気が低い開口部へは流れておらず、「小屋裏換気口」上部も結露しています。
また、「小屋裏換気口」エリアは屋根の長さの1/4程しかありませんので、滞留している熱気で棟木周りが蒸しあげられている状態です。
とりあえずこの「空気取入口」を塞ぐことを考えたのですが、本来なら屋根通気層から棟換気へ排出すべき夏の日射熱を、エアパス工法では屋根裏に取り入れてしまっているので、塞いでしまうとこの日射熱を閉じ込めてしまうことになります。
断熱材に開けられた穴を塞ぐと同時に、通気層を本来あるべき形に修復する必要があると思っていますが、大工事になってしまいます。
気休めに天井点検口を開け放して家中の窓を開けていますが、このままでは棟木の結露が繰り返され、木材強度が落ち、屋根が支えきれなくなると懸念しております。
いろいろ調べていて、この掲示板に「四季工房の家は結露がすごく被害者の会も出来ている」との書き込みを見つけました。
屋根がこういう状態なら、見えなくなっている壁の中もどうなっているのか本当に心配です。
その会にコンタクトを取って解決策をご教示いただきたいと思っているのですが、探せませんでした。
四季工房の家の結露に対処された方、どのように解決されたか教えてください。
[スレ作成日時]2013-09-08 16:59:23
四季工房の家の結露に対処された方、どのように解決されたか教えてください
1:
入居済み住民さん
[2013-09-08 17:10:52]
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3:
入居済み住民さん
[2013-09-09 18:25:35]
引き渡し後も数か月に渡り様々な不具合の修復が続きましたが、それらも完了しきらないまま放置され、メンテナンスにも来ませんので、残された不具合箇所は全て自身で、職人さんに依頼したりもして直しました。
その後も、屋根瓦を止めているビスの浮き、動く瓦等の不具合の発覚が続きましたが、屋根診断士の資格を持つ瓦店を探して点検・修復を依頼するなどしてきました。 今回の発見も、小屋裏換気口の開閉をする「引き子」と称するワイヤーのへたりを目にし、その機構を確認する為に小屋裏に上がって見つけたものです。 四季工房に対応を求めても徒に時間が経過するだけで解決は望めないと思っておりますし、なによりもエアパス工法そのものに由来する不具合だと考えています。 ですが、今度ばかりは対策に窮しています。 断熱欠損という形で取り付けられた「ダンパー」「空気取入口」と称する穴を、断熱材で塞ぐだけなら簡単(屋根面については。壁の中は壊さないとアクセスできない)でしょうが、外壁通気層・屋根通気層の空気の流れが本来あるべき構造になっていないので、そのままでは通気層の本来の機能が果せません。 外壁材下面の換気口から軒裏換気口・棟換気口への空気の流れで放出すべき壁内の湿気を 軒裏換気口から棟換気口への空気の流れで放出すべき屋根面の日射熱を エアパス工法では小屋裏の中に取り入れてしまっているからです。 断熱欠損穴を塞ぐと同時に、通気層を本来あるべき形に直す必要があると思うのですが、具体的にどういう風に直したのかを工務店へ指示できるレベルで知りたいのです。 信頼できる工務店を探して対処してもらうにしても、この工法の欠陥を理解した上で修復してもらわなければなりませんので。 それで、四季工房結露の被害者の会の方たちがどんな対策を取られたのかをお聞きしたく、スレッドを立てさせていただいた次第です。 結露解決に繋がるどんな情報でもいいですので、レス頂ければ幸いです。 小屋裏の写真もアップします。 五角形にMDFで造られたものに小屋換気口が左右4個づつ付いています。 MDF側面の棟木が出ているあたりの色が変わっているのは濡れている為です。 その濡れている箇所の上部にある穴が「空気取入口」で、12m程の棟の長さに18か所程あり、手を翳すとすごい熱気で忽ち濡れました。 小屋裏換気口のエリアは棟長さの1/4程ですから、3/4のエリアで棟木が滞留する熱気で蒸されている状態です。 エアパス工法の説明によると、この穴から出てくる熱気が、それより低い位置にある小屋換気口に流れ、そこから空に向かって放出されるので「夏涼しい」そうです。 |
19:
入居済み住民さん
[2013-10-07 00:01:43]
No.17さんの仰るように、対症療法としてはやはり棟木周りに停滞する熱気にファンの風を当てる等しなければならないですね。
抜本的には空気取入口(断熱欠損穴)を埋めたいのですが、その場合は同時に外部通気層を本来の姿にしなければならないので対策に窮しています。 ここ20~30年の間に多くの断熱施工不良建築に学びながら断熱・気密に関する認識も変遷してきたと思いますが、エアパス工法においては旧態依然のようです。 断熱材に穴を開ける、などという発想は、断熱・気密に関するノウハウが成熟していなかった頃だったからされたものなのでしょう。 本当の外張り断熱ではなく「新・外張り断熱」<←充填断熱(内断熱)である四季工房の断熱の四季工房での呼称>とする理由として、 ・外張り断熱では長い釘で止めなければならず安定しないから ・ノンフロン断熱材を採用する為 としていますが、 断熱材区分Dであるポリスチレンフォーム(63mm厚)から、E or F区分の断熱材 へUPすれば軽く薄肉化でき、それを曲げ強度と木割れによる強度低下防止に優れている断熱パネルビスで止めれば全く問題ありません。 そして、今時どの高性能断熱材もとっくにノンフロンになっています。 これらの「本当の外張り断熱」費用は、坪5万も掛かっているというエアパスの予算で軽くクリアできるでしょう。 結露発見の翌日に、住宅瑕疵保険の財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談したところ、結露して木材の含水率が上がると強度も低下すると言われ、四季工房へ内容証明で原因と説明を求め、その結果を持って弁護士面談をと勧められました。 が、説明を求めてもどんな対応をされるかは今まで散々学習しましたので、それは後回し。 その時点では結露を早く何とかしなければという気持ちで、断熱・気密に詳しい建築士への相談、結露被害者への情報提供依頼、エアパス実態調査(これはこれから冬に向かって壁内、小屋裏の温度湿度の測定という形で継続し、データを集める予定です)をしてきました。 No.17さんの仰るように、弁護士面談の前にまずは建築士としっかり詰めるつもりです。 今回の結露発見のきっかけになったのは、小屋裏換気口開閉の「引き子」と称するワイヤーのヘタリでした。 納戸の上部に設置された「引き子」をフックに引っ掛けると「閉じた状態(冬モード)」 フックから外してフリーにすると「開けた状態(夏モード)」 生涯メンテナンスと宣伝している四季工房の一年目のメンテナンスでチェックする項目ですが、履行されないので、自身でヘタリの確認の為に小屋裏へ上がりました。 そこで目にしたあまりのローテクに唖然としました。 この信頼性に欠ける機構が坪5万掛かっているというエアパスの機構? ペラペラのプラスチックの扉がスプリングで「開」状態にされているのが「夏モード」 その扉をφ1mm程度のワイヤーで引っ張っているのが「冬モード」 しかも納戸までの直線距離最長8m余りをいくつものちゃちな滑車で経由させているのです。 私は「引き子」はロックと解除の操作をするものであって、換気口扉自体にロック機構があるものとばかり思っていましたが、なんとワイヤーで引っ張り続けている状態が「閉」状態なのです。 つまりテンションが掛かり続けているということ。 これではヘタって当たり前です。 その通りに妻面の換気口のワイヤーは伸びていて、閉めた状態でも隙間ができています。 断熱材に穴を開けちゃった上にこのチープな機構。 何年も維持しなければならない住宅の断熱・気密という大切な性能を、こんなものに依存しているのです。 長年コツコツ蓄えたものと退職金を注ぎ込んで終の棲家を建てましたが、いよいよになったら、この家を処分してそれで賄える老人施設等に入ることを考えていました。 その時が来て、家の品定めをする不動産業者に、納戸の天井からぶら下がったヘタったワイヤーの説明を求められたら、私はなんと答えるのでしょう。 エアパスの実態を知らなかったなら、無邪気に「夏涼しく、冬暖かくする為に・・・」とか答え、不動産業者に怪訝な顔で「効果ありましたか?」と聞かれても「気持ち違う程度かな」とか何とか言えたかも知れません。 しかし、もうそんな対応はできません。 小屋裏を見られることになったら、その頃には棟木はどんな状態になっているでしょう。 不動産業者にしても買い手に対して、効果もないのにお**のように半年ごとに換気口の開閉をしてくださいなどと説明できないでしょう。 解体して更地で売るしかありません。 写真はエアパス工法の小屋裏換気口開閉機構です。 |
20:
入居済み住民さん
[2013-10-07 00:24:31]
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39:
入居済み住民さん
[2013-10-16 23:38:19]
エアパス工法では、 断熱材に穴を開けてしまって 夏の暑い屋根面の日射熱をわざわざ小屋裏へ取り込んでいるのです。
本来外へ放出すべき熱気を小屋裏へ入れて、その結果、棟木を結露させています。 何故こんなことをするのか本当に理解に苦しみます。 太陽熱を利用するという建物にOMソーラーがありますが、夏に採熱された熱気は屋根の上で排気されるようになっています。 採熱の為の装置が備えられ、暖気を下降させるという自然の摂理に反するところはファンを使っています。 採熱不足の日は、連動して暖房する補助暖房システムもあるそうです。 理に適った太陽熱利用のメカニズムです。 それに対してエアパス工法は、メカニズムと呼べるようなものがなく 集熱装置もなにもないただの外壁内の暖気が 気密も取られていないのに壁内を下降、夏には冷気が上昇するとして 年2回のみの住人による換気口の手動開閉だけで、夏涼しく・冬暖かいと宣伝しています。 エアパス工法の要であるエアパスダンパー、空気取入口、及び内壁通気層は断熱施工不良状態をわざわざ造っているようなものです。 断熱材に穴を開けて設けられた空気取入口は断熱欠損 同じくエアパスダンバーは断熱材の厚み不足 内壁通気層は、今や断熱施工のセオリーとなっている「気流止め」が施されていない状態と同じですから、室内を暖房すると壁内の空気も温められて上昇気流が生じ、断熱・気密不良の床下換気口からの冷気が引き込まれる、ということになります。 エアパス工法は充填断熱であるにも関わらず防湿シートが施されていないので、透湿抵抗の低い石膏ボードから壁内へ湿気が入り放題です。 室内の湿気が通気層へ入り、断熱不良部で夜間に冷やされ露点に達し内部結露するという状態を呼びこんでいるようなものです。 北面通気層の湿度は相当高くなる筈ですが、内壁への通気の為に外壁通気層が外に対して閉じられているエアパス工法では湿気を外に排出できません。 もうこの手の工法の謳い文句は信用しませんが、ソーラーサーキットと比較すると、エアパス工法がいかに断熱・気密に対する考慮のない工法であるかが分かります。 ソーラーサーキットは本当の外張り断熱の上に付加断熱までしているようですので、太陽熱利用の効果が無くとも、断熱材に穴を開けてしまっているエアパス工法と違って、高断熱の家の性能があります。 写真はモルタル仕上げ前の床下換気口です。 この基礎と木材との隙間は内側で僅かの発泡ウレタンで埋められているだけです。 開閉扉の裏側だけにペラペラの発泡材が貼られ、木部はそのまま。 換気口天井部の白い石膏ボードも内部まで貫通していますので、もろに熱橋となります。 |
41:
入居済み住民さん
[2013-10-18 19:05:17]
この割れだけでなく、換気口まわりにはジャンカもかなりありましたが、モルタル仕上げで分からなくなります。
が、それらは下の写真の不具合箇所に比べたら取るに足らないものでした。 開口部掃出し窓下の基礎梁(立ち上がり)が欠損していたのです。 人のやることですからミスもあると思いますが、きちんと配筋検査がされていればコンクリート打設前に分かったでしょう。 その上いつまでたっても修復しないので、気が抜けませんでした。 この中は玄関土間続きなのですが、 なんと、欠損部内側に断熱材を当てて土間コンを打ち、 写真で分かるように工事がここまで進んでも修復されませんでした。 内部は仮設置のはずだったサッシに窓枠が取り付けられました。 窓枠まで取り付けられたことに危機感を持ち 依然として修復する気配のない下請け現場監督に確認すると 大工が現場監督に「桧を支っとけばいい・・・」と言い出したので 即座に遮り、きちんと配筋をして修復するように依頼しました。 ネットで調べると、コンクリートの打ち継ぎには、 あと施工アンカーを打って配筋し、 打ち継ぎ面には打継ぎ用プライマーを塗布 する必要があることが分かったので、欠陥箇所の写真に配筋の絵を載せた図を用意し、こちらから修復指示をしました。 実に型枠外しから2か月強経ってからの修復でした。 底盤まで切り欠かれ、基礎梁の縁が切れている状態での、コールドジョイントですから強度が弱くなってしまっています。 本来なら開口部補強筋が必要なところなのに。 黙っていたらどうされていたのでしょうか。 |
43:
入居済み住民さん
[2013-10-20 00:29:46]
四季工房現場監督の当時の肩書は、「関東施工部統括リーダー」
上棟にも立ち会わなかったこの方が現場確認に見えたのは2回だけ。 1回目から2か月近くも空けての2回目の現場確認では 「四季工房の仕事が初めてなのに図面も無くて分かるか!」と苛立ちまくる大工に気圧されて、こちらが依頼していたことなど何も指示してはくれませんでした。 そして、宇都宮転勤が決まっている状態で担当となったこの方は、工事が数か月も遅延している中で、今度は仙台転勤となりました。 引き渡しの資料の中に「屋根・壁エアパス検査報告書」なるものがあります。 屋根エアパス検査報告書 11の検査項目の全てに最初から○が印刷されている報告書には「関東施工部統括リーダー」の署名(印刷)捺印があり、実施日 平成23年11月25日 と記されています。 が、この方が現場確認に見えたのは 2011.12.06 と 2012.01.31 の 2日 のみです。 壁エアパス検査報告書 同じく25の検査項目すべてに最初から○が印刷されていて、実施日が 平成24年 1月18日 と記され、同じく署名(印刷)捺印があります。 この方が現場確認に見えた2011.12.06 にはまだ外部通気層などできていませんでしたし、2012.01.31には既にサイディングが貼られていました。 下請け現場監督が検査した、ということで検証してみても 屋根エアパス検査実施日とされている 平成23年11月25日 の翌日時点で、まだ浴室の屋根が出来ていませんでした。 また、壁エアパス検査実施日とされている 平成24年 1月18日 の2日前の1月16日には既に透湿防水シートが貼られている状態ですから検査はできません。 (現場近くに仮住まいし基本的に毎日お茶出しをしていたので、工事の進捗状況写真、職人さんの記録をとり続けていました。 今後家造りをされる方には、何処をというのでなく一通りを高画質で撮ることをお勧めします。 その際は職人さんへの感謝・労いの言葉を忘れずに。真摯に仕事をしている職人さんは自分の仕事を撮られることを厭いません。) 四季工房HP http://www.sikikobo.co.jp/airpass には以下のような宣伝があります。 -----以下引用 エアパス工法は施工が命!検査員制度で、施工レベルを高めています。 完成した建物の外からでは分からないエアパス工法の壁の中のしくみ。どうなっているのか不安になることもあるのではないでしょうか。 エアパスグループでは、独自の「検査員制度」をつくり、検査員相互に切磋琢磨して技術の向上に努めています。そして全棟、検査員のチェックで一棟一棟厳密な施工を行いエアパスの家を仕上げています。 -----以上引用 写真は浴室・洗面所の小屋裏です。 右側の空気取入口に部材が設置されていません。今回の件で発見しました。 この検査実態に一番驚くのは、四季工房からエアパス部材を購入・指導されているエアパスフランチャイズ店ではないでしょうか。 |
48:
入居済み住民さん
[2013-10-23 00:10:19]
小屋裏で見たのはエアパス部材設置漏れだけではありませんでした。
小屋裏に出る筈のないものが出ていたのです。 浴室の壁面の防水シートが天井を突き抜けています。 つまり、浴室壁面の防水シートを貼ってからそこに浴室天井が造られていたのです。 浴室防水シート工事を巡っては以下のような経緯がありました。 電気工事打合せで、浴室壁面から照明コードが出ていないことが発覚。 よく確認すると柱回りに防水シートが施されていない。 下請け現場監督に連絡し、後日仕上げの板が剥がされると、そこに現れたのは隙間、浮きだらけの防水シート。 四季工房 関東エリア統括マネージャー(以下、「四季統括M」と表記)へメール ・四季工房HPで宣伝している通りに専門業者による施工を依頼 ・現場のシートの型番BB20(Bシリーズ)は床用のものではないのか? 色もHPのものと違うが? 四季統括Mから返信 ・○○(関東施工部統括リーダー)にも確認したところ細かく指示をし、資料も渡していた。 現在は専門業者でなく、施工方法を大工に教え、研修し、現場大工が行っている。 施主の確認を頂いてから仕上げるようやり直しをさせる ・防水シートは間違いありません。 粘着タイプとそうでないタイプの違いで通常厚みのあるそのタイプを使用します。 メーカーHPで確認するとどちらも粘着タイプ。色も床用は真っ黒、壁用は不織布のような白っぽい色。合点がいかないので、本当にBB20(Bシリーズ)か?との念押しとともに指示書送付依頼。 四季統括Mより 「旧資料の為、Zシリーズとなっていますが現在はBシリーズです」との説明とともに指示書送付 指示書を確認するとBシリーズのt2もの厚み張りのある素材でこんな施工ができるのかと思うような細かい施工方法が写真説明されており、そこには壁用(Zシリーズ)の型番が写され、色も白っぽい。 積算見積書 建材② 浴室防水シート RAシートZB18B 1本 ¥18,330 付帯工事Ⅰ見積書 造作風呂 防水シート RAシート ZB18B 1本 ¥25,230 と重複計上(しかも金額違い)された四季工房の見積書に明記された型番は共に壁用Zシリーズ。 メーカー宇部興産へ確認。壁面・天井面にBB20が施工されていると説明すると失笑を買う。 BB20はやはり床面に施工するもので、壁面・天井にはZシリーズで施工とのこと。 四季統括Mへ上記内容をメールすると、ピタリと返信なくなる。 そして、後日現場へ行くと、あろうことか、「施工時に施主の確認を頂く」という話だったのに、知らぬ間に修復され、しかもt2の床用シートの上に更にt2の床用シートが重ねて貼られていた。 隙間や浮きをそのままに圧着もせずに重ね貼りされたシートは天井からぶら下がっていた。 四季統括Mへメールし、上記報告(写真)とともに専門業者による施工を強く求めると、 「写真で見るとおり、床に使用されるシートのため、厚みがあるので、重さと加工性が悪い為にこのようになるのでしょう。壁、天井はZシリーズで行うべきです。」 との、呆れた返信。 こちらが何度も念を押しても、Bシリーズで間違いないと言い切っていたことの訂正もないままに。 (このようにこの方は仰っていたことがいつの間にか無かったことになるのが常でした) この消耗しきったやりとりの結果、専門業者施工とさせましたが、最初に貼られた床用シートを剥がすことは難しいので、結局その上に貼られました。 この大工の手抜き工事は、シートが厚くて施工が難しく、苛ついた結果だとばかり思っていたのですが、小屋裏での発見で、はなから手抜きをしていたということが分かりました。 手抜きのし過ぎで照明コードまで出していなかったことにより発覚しましたが、あのままだったら毎晩入浴の度に天井の防水シート隙間から水蒸気が小屋裏に入っていった訳です。 写真は壁面の防水シート(黒い床用のもの)が天井を突き抜けている浴室小屋裏です。 |
49:
入居済み住民さん
[2013-10-23 00:36:26]
四季工房の図面は確認申請に必要な最小限のものしかないとの情報を得ていたので、別途費用を支払って(前払いとされた)アーキテクトプランにしました。
が、催促しても遅延し続け、展開図が揃ったのは契約日当日。詳細図は最後まで提出無し。 (四季工房社長著書に説明のある、設計士の現場監理も完了検査立ち会いも無し) その図面不備を尻拭いする形で、下請け現場監督が詳細図を作成 打ち合わせ内容を把握していないで書かれたその図面には不備があり その図面で施工した大工はやり直しになって更に苛つく といった循環で、大工工事最後の一週間は、大工の苛立ちが怖くて現場に近づけませんでした。 浴室防水シート工事はその間になされたものです。 家を人質に取られているようなものですから、四季工房批判に同調したりして何とか苛立つ大工を取り成してきましたが、この防水シート工事を目にしていたら、流石にこちらも堪忍袋の緒が切れていたことでしょう。 この家は、大工のイライラのエネルギーに満ちています。 施主の私にも容赦なくぶつけられた大工の怒声、その血走った目つきは今も脳裏に焼きついています。 4か月も待たされた挙句に図面は不備、四季工房の仕事が初めてなのにフォローも無しで、大工の苛立ちも無理からぬところもあるとは思っていましたが、これ程までの手抜きをされていたことを知って、漸く癒えてきたこの家造りで負った傷がまた疼きます。 そして、そんな仕事をさせたのは取りも直さず四季工房なのです。 以下が、その四季工房HPの「他では真似できない四季工房の手間ひまかけた家づくり」と宣伝している浴室の防水シート工事に関する記述です。 http://www.sikikobo.co.jp/temahima/vol02/02.html -----以下引用 防水シート貼り その後、防水施工をします。防水シート会社の職人さんがシートを張るのですが、その前にまず下地板を張った際に打った釘周りのささくれ立った木の切れ端を取り除いて滑らかにします。そうしないと日が経つうちに防水シートに穴が空き、そこから水分が漏れて防水効果を損なう恐れがあるからです。シートは隙間なく、ローラーでぴったりと貼り付けていきます。シートを貼り終わったら継ぎ目をコーキング剤で埋め、水や水蒸気が漏れないようにします。 -----以上引用 写真は浴室の仕上げ材が剥がされた(浴室の天井を見上げた)状態です。 このような隙間、浮きだらけでしたが、まさかこの時は壁面のシートが天井を突き抜けているとは思いもしませんでした。 |
52:
入居済み住民さん
[2013-10-24 19:44:40]
掲示板には四季工房の家はしょっちゅう修復されているといったコメントが沢山ありますね。
私の場合も工事中から修復の連続でした。 それもこちらが発見して対策まで指示して直させるという形で。 「これが標準です」といった適当な返事で誤魔化そうとするのに対しては、 メーカーから図面を取り寄せてサイズ違いの物が取り付けられていることを証明し、交換指示。 「この納まりになります」といって対応しようとしないことに対しては 建築トラブル対応NPOから紹介された大工さんに現場確認してもらった上で、不具合の対策案を出してもらい、 「対策は持ち帰らせてください」と先延ばしされそうになると 「この2案のどちらかで修復してください」といった形で。 引き渡し予定日から2か月以上遅延している時点で、四季工房関東エリア統括マネージャーから以下のメール 「・・・次週には外構の打ち合わせも行わないといけないと思います。○○(下請け)に1カ月以上前に図面を渡しているようなので、確認をしご相談します」 催促し続けても出てこなかった図面には外構図も含まれます。 下請け現場監督に、その外構図面を確認すると、それは10か月も前に四季工房へ渡した私の書いた図面でした。 (下請けを待たせ続けられなくなって、契約前に見切り発車された造成工事も私が用意した図面でされました) これではいつになっても終わらないと、外構工事は断り、引き渡し後に別業者に依頼。 その工事で、防草シートを止める金具を水道管に突き刺すというアクシデントがあり、 「安全性が高いステンレス配管を採用! 住む人の健康と環境性を考慮し、塩ビ配管を使わずに、安全で耐久性に優れたステンレス管を採用しています。」 と宣伝している水道管が塩ビ管だったことが発覚しました。 写真は基礎立ち上がりに穴が開けられ、そこにステンレス管が通されたものです。 基礎の中(地中)を通す水道管は交換できないので、塩ビ管はそのままにした状態で、ステンレス管が写真のように施工されました。 玄関の外構工事がされた部分を通る水道管は修復しようがないとのことで塩ビ管のままです。 |
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61:
入居済み住民さん
[2013-10-26 15:35:41]
四季工房での家造りでは本当に嫌な思いをし続けましたが、これから先も結露のモニター等で気が抜けない生活を余儀なくされます。
東北圏内で慣れている実直な職人さんがカバーしきれていた頃は、工事面では問題がなかったのかもしれませんが、図面不備の上、四季工房としての施工標準書といったものもない状態で、初めての大工にいきなりお任せでは修復事態を造っているようなものです。 「現場の管理を大工さんの棟梁に分担してもらう。(中略)いつも現場にいる棟梁がいつでもお客様と対応できるようになり、各業種への連絡が直接できるのでよりスムーズになりました。」(PHP掲載をまとめた小冊子「丁寧に真心込めてつくりあげる家」の「適正な仕事量とは?」より抜粋引用) 「それが(図面が無いのが)うちのやり方です」 (図面不備を指摘した時の四季工房関東エリア統括マネージャーの返答) こういうレベルで建築会社って成り立つんだ、というのが率直な感想でした。 A3ペラ紙1枚の契約書の片側半分に書かれただけの契約約款には建設業法第19条13項で記載が義務付けられている履行遅延や債務不履行に関する項目すらもありませんでした。 浴室防水シート手抜き工事も塩ビ水道管も偶然による発覚がなかったらそのままでしたが、同じく仕上げ材が貼られてしまうと分からなくなるところに、黴木材の使用もありました。 まだ工事の初め頃、寝室に張られた木材が黒ずんでいたので、何かと尋ねると、「雨はね・・・」 泥に汚れたものが壁内にあるのは嫌なので、翌日雑巾を持っていき、大工に断わってから拭き始めると、それは泥汚れなどではなく黴でした。 板厚に入り込んでいて拭いて取れるような代物ではありません。 板が重なった中の黴など拭きようもありません。事態が呑み込めてきて周りを見ると、隅に張られた板には青黴の花が咲いたよう。雑巾で軽く拭うと青黒いものがべったり。 「我儘言って本当に申し訳ないのだけど、黴が木材に入り込んじゃっているので・・・」と交換をお願いすると、それらに取り付けられた天井下地はそのままに達磨落しみたいに引き抜くので、それはもうすごい勢いで険悪な雰囲気になってしまったので、「余計な仕事をさせてしまって、やり直しをさせてしまって、本当にごめんなさい」と何とか取り成しました。 施主が毎日お茶出しに来る状況下で使われた訳ですから、黴木材使用は日常的なことなのかもしれません。 写真は少しピンボケですが、横材の重なり部にも黴が入り込んでいる様子が分かります。 |
62:
入居済み住民さん
[2013-10-26 15:38:10]
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63:
入居済み住民さん
[2013-10-26 15:41:14]
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72:
入居済み住民さん
[2013-10-29 21:37:55]
契約は2011.09でした。
営業担当の当初の肩書は埼玉支店 副支店長 埼玉支店が東京支店の埼玉営業所となり、この営業担当がリフォーム部門へ移動。 その移動先の上司が関東エリア統括マネジャーS氏でした。 リフォーム部門(木ごころ)の方なので本来新築には関わらないそうですが、部下が仕掛りの仕事として私の新築工事を持ってきたので、その上司として関わりました。 先払いをさせておいていつまでも出てこない図面 何度催促してもブランクのままの付帯工事費 設計・営業とのやりとりで疲弊していた時にこの関東エリア統括Mが登場しました。 にこやかで人当たりがよい方で、約束通りに連絡が来る(普通は当たり前のことですが、それまでが普通ではなかったので)。 この方のご尽力のお蔭で憧れの四季工房の家を建てられる運びとなったと心から感謝し、全幅の信頼を置いていました。 契約するまでは。 営業担当は契約の翌月に退社されました。 根気よく詰めていった打ち合わせ内容が全く引き継がれていないことから、その退社がどのようなものであったのかは察せられましたが、他の方のブログやそのコメントを拝見すると、社員の退社によってその約束事まで反故にしようとするのが常のようですね。 契約後には約束を順守させる為の戦いが待っていました。 工事内容も気が抜けず、現場監督をしているかのようでした。 5か月も遅延したこの家を何とか竣工させるまではと辛抱しましたが、引き渡し後も延々と修復が続き、放置された挙句に、今回の結露の発覚です。 四季工房では、図面・見積り・契約・納期・工事品質といったものの概念が社会通念とは違っているように思いました。 写真は四季工房オリジナルキッチン流し台の裏側、ボンド接着された無垢板を鑿で斫っている状態です。 修復の大工さんが2日掛かりでした。 コストダウンの為に下部オープンとしたのですが、ステンレス板に無垢材を裏打ちしただけで何の反り止めも施されていなかったので、反りまくっていました。 まな板を置くと片側が6mm程も浮き、まともに包丁捌きができません。 入居後すぐに連絡し、その3か月後の修復で -------------------------------------------------------------- 高品質で安全な自然素材を使用、そして納得のコストパフォーマンスを実現。 合板、輸入材、薬品処理材は一切使用していません。 (ベースキャビネットには、檜または杉のハギ材が使用されています) -------------------------------------------------------------(四季工房パンフレットより) と宣伝しているキッチンに、合板が裏打ちされました。 |
74:
入居済み住民さん
[2013-11-01 23:37:40]
この家に住む限り振り回され続けるのだと諦観しています。
コメントにも修復に関するものが沢山ありますが、修復が常態化しているのでしょう。 これだけ修復続きでも迷惑をかけているといった態度が皆無でした。 修復経費もかなりのものだと思いますが、私の家のように適当に放置しているのでしょう。 図面だけでなく1/20模型まで用意して希望を伝えたはずのキッチンでしたが、 別途アーキテクトプラン設計料を支払った設計士の図面は施主図面のトレースレベルで取り付け等の設計行為が全くなし。 造作キッチンの詳細図を下請けの現場監督に書かせ、取り付けまで考えさせておいて、 四季工房関東施工部統括リーダーはそれをダメ出し。ステンレス部分が多い(コスト高になる)と。 「なんで、ウチが図面書かなきゃならないんだ!」との大工の苛立ちを受けて、四季工房で用意すべきだと抗議すると「そんなの現場で計らなくちゃ分からないですから」 設計内容を図面に現し、それに基づいて施工され、その上で生じてしまった不具合に対して調整するのが現物合わせということであって、詳細図も何も無いものを現場で計って作らせることが現物合わせではないと説明しましたが、四季工房での図面の定義は世間一般とは違っているようです。 現場のキッチン寸法を測らせ、その寸法で流し台を発注 (引渡し予定日から一カ月遅延時点) ステンレス加工業者は四季工房支給の無垢板を接着 到着した流し台をそのまま設置 (引渡し予定日から二か月遅延時点) 無垢材使用では必須である反り止めが、設計から設置までの全過程を通して欠落しているのです。 写真は四季工房オリジナル玄関ドアの水漏れです。 引き渡し間もない頃の大雨の日に、ドアに当たった雨が侵入してきました。 対策としてピンチブロックラバータイプに更に植毛タイプが追加され、両手を使わないとロックできなくなりました。(片手で引っ張りながらもう片方でロック) 毎日のことなのでかなりストレスですが、この四季工房オリジナルドアは以前は閉まらなくなる程反ったものだと、修復時に説明されました。 他のスレッドのコメントに「自分の家を実験に使われた気分です」とありますが、本当に施主の家で商品開発・テストをしているかのようです。 |
109:
入居済み住民さん
[2013-11-17 23:53:23]
入居者宅見学会では天井点検口から覗くだけでは分かりませんから、是非ヘッドランプ持参で小屋裏へ上がり、空気取入口に手を翳し、棟木に触ってみていただきたいと思います。
そして、エアパス概念図を頭に浮かべて、南壁の空気が北壁に降りていくかと考えながら眺めていただきたいと思います。 真夏と真冬に体感されるのが一番いいのですけれど。 小屋裏で、また新たな発見をしてしまいました。 仕口ミス箇所、梁がTの字になるところを十字と間違えて刻んだと思われる箇所です。 修復してあったら見える筈のない「ウメル」と書かれた文字がそのまま、埋められていませんでした。 仕口ミスは他にもあって、ほぞ寸法ミスで本来差し込まれる筈のほぞが梁の下にひょろりと長く出ているところを上棟の時に確認しています。 埋めますとのと下請け現場監督の説明でしたが、そこもどうだか分かりません。 下請け大工がこれらの仕口ミスについて「プレカットならこういうことはない」と自慢げに言っていましたが、確かに下手な手刻みよりプレカットの方がよっぽど安心です。 四季工房は手刻みであることを、あたかも伝統工法であるかのように宣伝しています(http://www.sikikobo.co.jp/nihon_no_ki/tekizami_kako)が プレカットと同じ形を手で刻んでいるだけの在来工法です。 梁組も横方向の梁が大梁仕口で短く切れた、脆弱な接合部を金物に頼る在来工法そのものです。 断面欠損の少ない、渡りあごで重ねて横方向の梁も長物の材で組む伝統工法ではありません。 写真は修復されていない仕口ミス箇所です。 No.43で書いたエアパス部材設置漏れ同様に、小屋裏をチェックすれば一目瞭然ですが、四季工房は下請け丸投げで何の確認もしていないのです。 |
110:
入居済み住民さん
[2013-11-18 00:28:02]
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191:
入居済み住民さん
[2013-12-17 19:29:32]
>大抵の場合、断熱材メーカーによる施工ガイドラインがありますから、
>壁体内結露対策として例えば長期優良住宅認定工法もあります 施工ガイドラインや認定工法があってもその通りにされているかが問題なのです。 専門業者によるきめ細かい施工を宣伝している四季工房の浴室防水シート工事をみても、 実は講習を受けた大工施工との説明。その上、実際は、講習など受けていない初めての大工にお任せ施工。 何故か「匠の会 施工実習」とある、その工事手順書には写真できめ細かく施工手順が説明されていますが、全くそれを無視した形の手抜き工事が発覚しました。 上記の手抜き工事は論外でしょうが、断熱材工事は特に施工精度に左右されます。 計算上の透湿抵抗値の比をクリアしたとしても、フェイルセーフの考え方でできるだけマージンをとっておこうと、3:1以上にすればいいところを内174:外5になるように「建築工房 零」ではしているようです。 「温度が上がると、湿度が下がる。だからエアパス工法は壁体内結露が発生しません」との無茶苦茶な論理で、結露が発生しないものとしている四季工房とは、家造りの取り組みが違います。 >ビニールハウスの住人には・・・ この言い方もよく出現するようですが、石油系断熱材をたっぷりのボンドで壁内に貼り廻らせている四季工房の「新・外張り断熱」と称する充填断熱よりはいいと思います。 「ボンドを極力使用しない施工」との宣伝でしたが、セメント袋程もあるボンドの袋を見て仰天しました。 写真は石油系断熱材にボンドを塗っているところですが、これだけたっぷり使うとその量も半端じゃないです。 |
216:
匿名さん
[2013-12-31 10:10:50]
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221:
入居済み住民さん
[2014-01-02 21:47:58]
明けましておめでとうございます。
No.213さん、No.219さん、お気遣いありがとうございます。 早速ですが、No.216さん添付のエアパス宣伝図は実態と違います。 下図は四季工房矩計図(灰色)に実測値(紫色)を重ねたものです。 エアパス宣伝図と比較なさってください。 エアパス宣伝図は越屋根になっていて、小屋裏換気口が一番高い位置になっていますが 実態は小屋裏換気口と空気取入口の高さが逆転しているのです。 「暖められると上昇する空気の性質を利用している」というとおり 空気取入口から入った熱気は上昇するので、それより低い換気口へは排出されず、棟木周りに停滞します。 この空気取入口は断熱材の穴です。 断熱材を欠損させるというとんでもないことをして、屋根面の日射熱・夜間冷却空気をわざわざ小屋裏に取り込んで、結露させているのです。 |
換気口上部の濡れている木は垂木です。