【公式サイト】
http://www.hokushuhousing.co.jp/
【注文住宅の相談(無料)】
https://house.home4u.jp/promotion/index_01_03?ad=ekdt_ah_05&al=ekdtl
北洲ハウジングで建てた方、検討されている方など有意義な情報交換をしましょう。北洲ハウジングの評判・口コミ、性能やメンテナンスについてなど、ご存知でしたら色々と教えてください。
[スレ作成日時]2013-05-27 16:41:25
北洲ハウジングの評判ってどうですか? (総合スレ)
101:
購入経験者さん
[2014-09-30 11:02:44]
|
何から回答すればよいやら?
まずは私の宅地は造成地で地表近くは盛土です。
団地全体は固結した砂質シルトで、地山の状態ではN値30以上あります。
地盤調査はスウェーデン式サウンディング試験です。
家の四隅からおのおの1.0m程度離れた個所で試験しました。
地表より4mまではN値10以下。
4.0m~5.0m以下がN値10なのでそこまで地盤改良が必要。
地盤改良はセメントソイル杭です。(宅地に1.0mピッチで直径500mmのオーガーで
計画深さまで掘削したのちオーガーを逆回転しながらセメントミルクを注入しなが
ら引き抜く工法です)
杭の施工の時立ち会いましたが、300~500㎜程度のに土の塊が混在していました。
①杭の長さが短い
計画4.5mの杭が3.0mしか掘削されなかったのは、土の塊にあたったためと考え
られます。
しかし2日目は機械を変えてすべて計画通りに掘削できたとのこと。
(2日目は立ち会っていませんでした)
それなら初日に使用した機械は能力不足で計画深さまで掘削されなかったのだろうと
私は判断しましたが、北州は問題なし。
②「地盤改良は不同沈下の改良のため。地震対策ではない。」とのご意見ですが
あなたは家を建てるのに不同沈下のことしか考えませんか?
「地震で家が壊れるのはやむえない」と思っています?
これはあくまでも私の経験からの持論ですが、
地震で2階建て程度の住宅が倒壊するのは、建物自体の耐震が不十分か、基礎杭など
の施工をしているためと考えています。
前にも書きましたが、地震の時地表の揺れに対して、地中は地盤全体が動くため
ほとんど揺れていないと考えてよいでしょう。
住宅の耐震実験は平板を揺らせて、建物の損壊の有無を確認しています。
基礎杭を地中に打ち込むことにより、基礎部分が地表の揺れに同調できずに損壊するのです
ベタ基礎 (正確には鉄筋コンクリートの箱。住宅の建坪より片側500~1000㎜広げてベース
コンクリートを打設し、中に発泡スチロールを重ねてそれを囲むように壁とスラブを同時に
打設する。一般的な土の比重1.4~1.6に対して、鉄筋コンクリートの比重2.7と重いため
発砲スチロールを入れることにより土より軽くする。地盤の上に住宅を浮かべるという発想)
ベタ基礎の上に通常の布基礎を施工すれば、不同沈下も起きませんし地震の時も基礎と建物が
全体的に揺れるため、建物の耐震が充分であれば損壊は免れます。
私は実際札幌でN値1~2の地盤に在来工法で住宅を建て、手放すまで18年間建物の損壊はゼロ
でした。
先の大震災ほどの大きな震災はありませんでしが・・・・
ただ今回の件で相談した弁護士宅も、地元工務店の勧めで同様の工法で住宅を新築して10年で
何も被害はなかったと聞きました。
私が土木の仕事をしていた時、近隣の住宅を工事着手前・竣工後に「家屋調査」を行い
本工事の施工の影響での住宅の損壊の有無を専門業者にさせていました。
もちろん地盤の悪いケースだけですが。
でも そのおかげで建物の構造・基礎の形状で工事着手前の段階での建物の損壊に差が
あるのを勉強させていただきました。
例のベタ基礎もその時の成果です。
私が北州に憤慨したのは、お金を払う施主が希望している工法を「保障をつけられない。」
「解約なら頭金は返せない」と言っておきながら、「想定外の大きな震災のため免疫です」
と逃げたことです。
建築年 平成16年です。
「30年以内に70%の確率で宮城県沖地震がくる」と言われていた時期です。
「不同沈下さえ起きなければ良い」という住宅を建てる人はいないでしょう。