蓄熱式暖房について
389:
匿名さん
[2006-02-07 14:32:00]
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匿名さん
[2006-02-07 14:32:00]
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本来、省エネ住宅を作るために高気密高断熱の考え方が生まれ、カナダのR2000住宅の規格が高高の基準として日本に初めて入ってきました。ところがこの基準が厳しい事と、日本では高高住宅の統一された基準が無いので、高高住宅といっても会社によって基準が違います。
だから、次世代省エネ基準クラスが高高というところもあれば、気密だけを強調するところもあります。結果、世の中になんちゃって高高住宅があふれているのが、このスレの意見の相違でしょうね。
《熱損失係数(Q値)[W/(m2・K)]》
I II III IV V VI
R2000仕様 1.2 1.3 1.4 1.4 1.6 -
次世代省エネ基準 1.6 1.9 2.4 2.7 2.7 3.7
C値はR2000仕様1.0以下、次世代省エネ基準ⅠⅡ2.0それ以外5.0です。
北海道に関してはQ1住宅というQ値が1.0以下の規格もあり、最近ではハイムのシェダンが大手HMでQ値0.99を達成してニュースになりました。
24時間全館暖房を低コストでする為には、R2000クラスでないと光熱費が高いので話にならいと思います。
エアコンについて具体的に計算している人の書き込みを見ると、彼らの高高住宅とはこのクラスのことのようです。というか、エアコンで24時間全館暖房をするにはこのクラスの家でないと難しい。
それに対して、蓄熱の方は熱量計算に使うQ値を無視して計算したり、感覚で書き込みをされている人が多い。
また、>>359さんの様にC値1.2、Q値2.61という典型的ななんちゃって高高住宅(気密性能は極端に書くと気密テープを貼り、気密性能の高いサッシやドアを使えば簡単にでるが、Q値は難しい。)の人がいたり、タガーさんの様にそれなりに拘って高高住宅だと考えているのに、計算上でだすQ値を知らなかったりという感じです。
これでは基準が違うので意見が合うはずがない。
まあ、高高住宅でなければ、窓や壁から逃げ出す熱も多く、エアコンでは24時間暖房をしても快適な暖房は難しい(エアコンの欠点ばかり目立つ)、蓄熱なら、電気代を無視すれば容量の大きな機種を選択する事で対応できる。
実際、R2000、北海道のQ1クラスの高高住宅に住んでいる人はあまりいません。どちらかというとなんちゃって高高住宅の人が多いので、そのような家で24時間暖房を希望するなら蓄熱がベターですよ。