蓄熱式暖房について
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[2008-11-15 00:25:00]
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自分は東京電力管内なので、東北電力の契約約款はパット見ただけなので
勘違いしていましたが、東北電力でも東京電力等と同様に蓄熱機器は1/10
換算容量でいいみたいですね。ということは13kW蓄熱を入れた場合でも
10kVA契約でいいことになります。
エアコンの初期導入コストとメンテコストが主暖房として冷暖房共に使った
場合と、冷房+補助暖房と使った場合に違いがでるかは明確な数値がないですし
エアコンの故障率は延べ運転時間よりも、経年劣化のほうが大きいような
印象があるので差があるものとして計算をする必然性をあまり感じません。
I地域や北欧のように冷房用エアコンが不要で、冬季に空気熱ヒートポンプが正常
に動作しない地域以外は比較用のイニシャルコストに入れる必要はないと
考えます。(差があるという明確な数値があるのであれば具体的な資料を提示ください)
エアコンのCOPについては外気温の影響がそれなりにあるので、夜間COP3,昼間COP5
くらいが適切でしょう。逆に暖房負荷のほうは1日8KWHとして外気温の差を考える
と昼間時間帯14時間4KWH、夜間時間帯10時間4KWHくらいとしておきます。
よって必要な電力量は昼間で0.8KWH、夜間で1.33KWHとなります。
---------訂正後計算---------------------
面倒だから1kwの蓄熱を8時間蓄熱=8kwhの熱を考える。
蓄熱は1日あたり8kwh x 8.58円=68.84円
1ヶ月では2065円。
8kwhを発生させるとして、エアコンの効率を夜間COP3、昼間COP5として
やりくりナイト10では深夜電力が10時間、昼間の時間帯は14時間だから、
外気温によるCOPの差と暖房負荷を加味して昼間0.8KWH、夜間1.33kwhの負荷があるとする。
1.33kwh x 8.58 + 0.8kwh x 29.65= 11.4+23.72=35.12円/日
1ヶ月では1054円
その差1012円。
暖房を必要とする月が4ヶ月とすると、蓄熱には暖房を使用しない月にも1kwあたり189円の割引があるから、それを全て暖房月に割り引かれるものと換算すれば189 x 12 ÷ 4= 567円
エアコンを入れた場合は通常の契約容量は6kVA以下だろうから基本料金は1,365円、蓄暖を前の
人の例に合わせて13kWのものを入れたとして10kVA契約で1,890円その差額
525円を1kW辺りの基本料金の割り増しは40円だから、それが全て暖房月に割り増されたと
換算すれば40×12÷4=120円
エアコンと蓄暖の差額は1012円-547円+120円=585円/kW
これは1kW辺りの1ヶ月の差額だからモデルケースの13kWでの1年当たり4ヶ月暖房期間での
トータルの差額は585円/kW×13kW×4ヶ月=30,420円/年
これに加えてエアコンは夏冬必須だからイニシャルコストに入れないで蓄暖の初期導入費
を5万/kWで20年寿命とすると1年辺りの原価償却費は2500円/kWで13kWで32,500円/年
これを暖房月の4ヶ月で償却するとすると625円/kWの原価償却費
結局のところエアコンとの原価償却費を含んだライフサイクルコストの差額は月当たり1210円/kW,
13kWでのモデルケースでは62,920円/年というのが結果になりましたが、ほとんど
前回との差がないですね・・・・