大手HMと3月に契約しました。3月中だと、400万安くなると言われたからです。ところが、間取りが使いにくく大きくしたり仕様を変更したので300万高くなり、とても払えないので、契約解除を申しました。すると45万請求されました。 打ち合わせは、間取り変更と外観の変更をお願いして、4月と5月に1回ずつと金額提示の前に説明され、3回です。
もちろん設計をして頂いた分もあると思いますが、契約書の時、実地設計料として、契約までは無料で、契約の後の細かい打ち合わせと施工用の図面作成費用が45万かかると言われましたが、まだ細かい打ち合わせまで行っておりません。この請求だと、実地設計料36万になっています。これは、払わなければ、いけないのでしょうか?
[スレ作成日時]2011-08-21 13:05:05
契約解除の金額妥当でしょうか?
122:
ヘーベル解約中
[2013-11-25 20:14:57]
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事業者は消費者契約において、契約の解除に伴う損害賠償額の予定等を定めたときは、消費者契約の解除に伴い当該事業者に生ずべき平均的な損害を超える損害賠償を消費者に請求することができないこととしています。(9条1号)
例)契約を解除した場合は違約金として***円お支払いいただきます。
この例のように定めていても、平均的な損害を超えていれば無効になるというわけです。
平均的な損害って?
「平均的な損害」とは、同一事業者が締結する多数の同じ種類の契約事案について類型的に考察した場合に算定される平均的な損害の額という意味です。
難しいですね・・・(汗
具体的には、解除の時期等により同一の区分に分類される複数の同種の契約の解除に伴い、当該事業者に生じる損害の額の平均値になります。
平均値を超えてまで違約金を定めておくのは消費者にとって解約をためらう原因にもなり、高額な負担を強いられることにもなるため、平均値を超えて請求している部分は無効になります。
この平均的な損害は消費者側で計算しなければならず、かなりの困難を伴います。
そこで最近では、消費者側は、同種の一般的な事業者の平均的な損害の額(業界の平均的な損害の額)を立証するのが困難であることを考慮して、その立証は事業者側で行うべきであるという判例が支持されています。
東京地判平成16年12月20日(判例タイムズ1194号184頁)
参考になればよいのですが。