基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
8227:
tk
[2021-05-13 15:31:21]
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>できれば居室内に送風せずに床下内完結できればとも思うのですが
エアコンなしの基礎内断熱の住宅に比べれば、メリットはあります
1.床温度が高くなる
室温と同程度になるので、室内の壁・天井・床が同一温度になり快適になる
床断熱の住宅は、床板温度が室温より1℃低くなるそうです
2.建築から1年間はコンクリート中の余剰水が大量に発生する
何もしなければ密閉した床下は湿度が上がり、カビが生える
エアコンがあれば、除湿と冷房で湿気が排出されカビを防げる
3.床板の温度ムラ
基礎立上りの構造によりエアコンの送風が行き渡らない可能性がある
対策として
・リビングの下にエアコンを置き、ここを優先的に温める
他の場所は、エアコンがないときより温まるので良しとする
・エアコンのある床下区画の人通口に壁掛け換気扇を置き送風する
これで隣の区画も温まり、運が良ければその先の区画も温まる
基礎の設計が終わっていなければ、換気扇の送風が床下を一巡してエアコンに戻るように、
立上りの配置を工夫する
例えば、1階の壁が2階の重量を支える支持壁ではない単なる仕切壁のときは、
立上りをなくして、鋼製束で底盤から支えれば風の通りが良くなる
これが床下空気を閉鎖したときの床下エアコンです
これをベースに色々な機能が追加できます
施主も住宅会社も床下エアコンの実務を知らない状態でも、
以上の内容なら実現可能です