基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
7680:
tk
[2019-04-02 09:11:48]
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■tk式パッシブ換気の2階エアコン
築初年度は2階から吸気し1階で排気する第3種換気だった。
冬は2階室温が1階より1.5℃低かった。
これにより冷気が階段から下りてきた。
冷気の理由は、冷たい外気と、1階暖気が2階の壁と天井を温める事による。
冷えた空気は重いから階段を下りて1階に戻る。
1階と2階の間で対流を起こして2階を温めていた。
対流を防ぐために、最初に実行したことは、床下から直接2階に暖気を送ることだった。
建築時に床下から2階天井まで届く縦ダクトを作っておいた。
2階のダクト面にある壁付けの吸排式換気扇を回せば、床下暖気を2階に直接送れるようにしておいた。
しかし、冷気の戻りラインは階段しかなかったから、階段の冷気は防げなかった。
北総研のパッシブ換気マニュアルを見ると、2階の部屋ごとに床下から送気ダクトとリターンダクトが付けてあった。
これなら階段を冷気が降りることはない。
各種の試行錯誤の結果、床下にシロッコファンで外気を供給して外気を床下エアコンで温めた。
第3種換気による冷たい外気はなくなったが、1階の暖気で2階を温める限り、対流を起こし、2階温度が下がるのは防げない。
そこで2階にもエアコンを付けて、1階暖気を使わないようにしたら、階段の冷気はなくなった。
これによるエアコン消費電力が増えることはない。
床下エアコンが1台のときは、対流で2階を暖房するエネルギーも作っていたからだ。
同じ熱エネルギーを発生するとき、エアコン1台より2台にした方が、各エアコンは低負荷運転になり、COPが高くなるから、かえって省エネになる。
これでtk式パッシブ換気は完成した。