基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
2290:
tk
[2017-01-18 19:13:48]
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13年前にリタイアするときに終の棲家として設計しました。
国内/国外出張を沢山しすぎて旅行はコリゴリでした。
そこで室内に、夏は北海道、冬はハワイの気候を実現することにしました。
家の中に寒い場所や暑い場所がないようにするには1階床暖房が必須です。
どれにするか考えました。
・電熱線暖房は設備費と電気代でアウト
・灯油ボイラーによる温水暖房は設備費と保守費用でアウト
ランニングコストも安くない
エコキュートはまだできていない
・床下エアコンは床下断熱材コストを基礎外断熱材に回せるから、コストアップは少ない。
エアコンは10万円で取付可能
COPは6倍なので、もっともランニングコストが安い
というわけで床下エアコンにしました。
当時の床下暖房の熱源は、深夜電力による蓄熱暖房器、西方設計のFF灯油ヒーター方式が主流でした。
当時、床下エアコンの実例は日本にありませんが、10万円で済むのでやってみました。
運転して5~6時間は猛烈なセメント臭が上がってきて、失敗かと思いました。
室温は目標通り一定になりましたが、湿度が低くてハワイの居心地とはかけ離れていました。
加湿器を4台動かしたら、加湿器の給水に追われて大変でした。
ここで夏の打ち水のかわりに冬の床下打ち水を試してみました。
バケツの水を1日に1~2杯撒けば湿度60%が維持できました。
ところが散水部分に黒カビが発生し、対策を考えました。
酸を撒くのはセメントが劣化するので、強アルカリの水ガラスを床に塗って解決できました。
毎朝湿度が60%を切ったらバケツの水を1杯撒きます。
55%まで下がったときは2杯撒いています。
(今日はここまで)