はじめまして
ただいま建築士と間取りプラン作成中です。
建築士から屋上を勧められていて、屋上塗装に「断熱塗料ガイナ」を使用すると言っています。
ガイナのサイトを見るとものすごく高性能で良いことづくめのように書いてあります。
http://www.nissin-sangyo.jp/
もし、「断熱塗料ガイナ」で施工されている方がいましたら実際の使用感はどんなものなんでしょうか。
一般塗料よりも2~3倍の耐久性ってホントですか。
[スレ作成日時]2010-04-15 16:57:22
断熱塗料ガイナってどうですか?
418:
匿名さん
[2014-10-07 01:42:19]
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http://www.dsolution.biz-web.jp/newpage14.html
まず断言できるのは、これは断熱塗料じゃないということ。他のみなさんが言っている通り、熱伝導率がスタイロ並の材料が厚み1mm程度で得られる断熱性は微々たるものです。
次に遮熱性能について。遮熱の仕組みは主に赤外線の反射性能ですが、赤外線の反射性能と可視光線の反射性能は似て非なるものです。つまり、白い塗料が赤外線反射性能が高いとは必ずしも言えません。これは、遮熱塗料の色バリにグレー系が含まれる理由です。
次に熱交換。これがガイナの仕組みだと思うのですが、塗料表面の働きで、熱エネルギーを運動エネルギーに交換してるわけですね、この塗料は。そうすることで、反射しきれなかった太陽からの熱エネルギーを、室内に伝導させず、運動エネルギーとして発散していると。
つまり、遮熱プラス熱交換によって、この塗料の機能が成り立っていると。
ただ、僕にはこの熱交換の効果がどんなものか、いまいちピンときません。一番理解しきれないのは、高温になったガイナ塗装面に置いた氷が溶けないこと。これをわかりやすく説明できれば、誤解なら誤解が解け、カラクリならカラクリの真相がわかると思うのですが。
災害時のエマージェンシーシートの仕組みと似ているとも思います。あれは外気の熱を反射して貫入させないことと、体からの放熱を反射させて外気に逃がさないことがミソなので、主に遮熱の原理だけで説明がつきますが。
誰か補足してくれるとありがたいです。