パナホームについて語りましょう。
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[スレ作成日時]2010-04-11 08:46:27
パナホームについて ★パート7★
440:
法律に詳しい人
[2010-06-05 10:45:50]
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||
by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
批判した手前,406のリンク先HPに掲載された判決正本をもう少しよく読んでみましたので,
所感を報告します。長くなりますが,興味をもって読んでいただける内容だと思います。
(昨日は,勝ち負けがわかればいいので,判決主文と原告被告の請求しか見ていませんでした。)
upされた判決正本のpdfは,実は相当歯抜けであり,HP作成者に都合のよいところだけがup
されていましたが,それでも次のことがわかります。
問題の工事は埼玉県北葛飾郡松伏町で行われた延べ床180㎡ほどの2階建て住宅の建築です。
被告(反訴原告)は,パナホームとの間で,この住宅建築請負契約を,平成10年10月24日,
代金6400万円弱(税込)で締結しました。
当初,支払いは,契約時,着工時,中間時に各5分の1,引渡時に5分の2の契約でしたが,
平成10年12月に契約時280万円,着工時614万円,引渡時5500万円に変更されました。
パナホームは平成10年12月21日に基礎工事に着工しました。その後,被告(反訴原告)は,
平成11年2月から6回にわたり追加工事を発注し,その合計額は680万円に上りました。
結局,これら工事代金のうち実際に支払われたのは,280万円のみでした。
また,被告(反訴原告)は,銀行の融資に必要であるとしてパナホームに必要書類を交付
させ,平成11年3月に自己名義での建物所有権登記をしました。
それでもパナホームは工事を続行し,契約書に記載された完工予定日の平成11年4月15日に
工事を完成し,同月18日に引渡しと同時に残代金の支払いを求めました。なお,これに
先立ち,被告(反訴原告)は同月11日に現地立会の下,工事の状況を確認しています。
すると,被告代理人と称する有限会社東洋電工代表者なる者が現れ,パナホームに対し,
契約書,法律,「省令」等のとおりに施工したことの確認を求める内容の「竣工検査確認書」
なる書面に署名押印することを求めました。
この「竣工検査確認書」には,「その通りの施行(ママ)でない場合,又は虚偽,偽証の
場合(ママ)は基礎施行(ママ)から根本的に再施行(ママ)を行うことを確約します」
との一文が挿入されていたため,パナホームは署名等を拒絶しました。
すると,被告(反訴原告)は,残代金を支払わないためパナホームが引渡しを拒んでいるの
にもかかわらず,「家財道具だけでも入れさせてほしい」などと言って,平成11年4月20日
ころ,勝手に解錠してそのまま入居してしまいました。
皆さん,ここまで読んでどう思われましたか。
この掲示板では,真偽の程が明らかでない怪情報が乱れ飛んでいますが,upされた判決正本
が本物である限り,以上に書かれたことは裁判所が認定した事実であり,インターネット上
で証明できるかという点からいえば,これ以上なく本当のことであるといえるでしょう。
(問題のHPの開設者も,わざわざ裁判所書記官がした正本認証をupしています。)
パナホームのようなおっとりした商売をしていれば,これを食い物にしようとする輩が
建築業界周辺にはうようよしているのだなあ,というのが私の感想です。
被告代理人と称する者の登場などは,非弁活動に抵触する可能性が大です。
なお,再度,判決主文を確認しますが,パナホームからの代金請求は全額認められ,
(完全勝訴),被告(反訴原告)が提起した11件の瑕疵修補請求のうち10件は棄却
されました。
406が引用したHPは,1件だけ認められた瑕疵をあげつらう内容なのですが,裁判所の
権威をかさにきて人を幻惑しようとしたのが運の尽き,問題の判決正本はわざと解像度を
低くして読めないようにupしていますが,読む人がちゃんと読めば,墓穴を掘る結果と
なっているのであり,浅はかと言うほかありません。