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えびピラフ [更新日時] 2024-06-01 03:15:58
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ここに書かれるポエムや小説の権利は
全て著者にあります。

こんなにモヤモヤした人生を送っていると
「こんな気持ちを文章にしよう!」って
思う人が多いと思います。

普段書けない心の内の誰にでも言って見たい事
こんな美しい心の中なのに、誰も理解しないよって事
全部創作品にしちゃいましょう!

って事で、こんなスレッド作りました。

では、START!!

[スレ作成日時]2023-12-12 21:39:03

 
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自作ポエム&小説スレッド

1: えびピラフ 
[2023-12-12 21:44:04]
21:27 2023/12/12
「悲しみの果てを数えて」
作/えびピラフ

霧の中で見えない 君を想って
暗闇の街を 走り抜ける

覚えたい事も 欲しい物も
全部君にあげよう

走り抜けた先で 僕は言葉に負けて
きっと死んでしまうだろう
悲しみの果てを教えて
眠い時は眠るだけ そんな毎日で

外の線は 無機質で
暖かい物は 太陽だけだった

苦しみの本音も 受ける全ての喜びも
全部君にあげよう

この夜を駆け抜けた先で
僕は風の様に消えてしまうだろう
悲しみの果てを数えて
まだ超えられない 事ばかりなのに

家の中は 滑稽で
大人も騙す 物ばかりだった

悲しみの果てを教えて
僕は何かに 飢えている

まだ何かは分からない
僕は何かが 欲しいんだ
2: ちひろ 
[2023-12-13 21:27:46]
冬将軍がやってくる 飢えや恐れを引き連れて
僕を襲いにやってくる  氷の矢が心臓をつらぬき
はがねの風が肉を切り裂く                  
やがてすべてが真っ白になり 戦い疲れた僕は眠る
いつの日か春が起こしてくれるまで

3: えびピラフ 
[2023-12-13 21:29:06]
21:25 2023/12/13
「人間不信」
作/えびピラフ

人を疑って何もしないより
人をとことん信じて、そして
駄目になれば良い

何てこと、言わないで
疑惑の海があるんだよ

信じられないことだらけだよ全てが
だから僕は信じた振りをして
あなたが裏切るのを待つんだ

酷い事をしている様に見える僕達
誰もが何かと戦っている
相手は見えない、そして自分も危ない

危険な旅行はしたくない

ズボンをズボンだと言うんだよ
パンツと言ったら、トランクスなんだよ

それが心理だドラえもん
それがどうした、僕ドラえもん

教えてくれよ
君が、いまの僕を救ってくれる
神様なんだろう?
4: ちひろ 
[2023-12-15 20:50:52]
なみだが散って、星クズになった
悲しいなみだは、青い星
恨みのなみだは、赤い星
うれしいなみだは、黄色星
なみだが散って星クズになって
真っ暗な夜空に敷き詰められた

5: えびピラフ 
[2023-12-16 23:50:26]
「トリム」
作/えびピラフ

毛を分け 髪をすくほど
髪の毛が若かった頃
今はもう白髪も混じっている

明るい人になりたくて
髪の色を染めようとも思った

しかしあまり似合わない

モンタージュの様に進化する自分の顔
何かにすがりたくて、そんな表情に
こだわる時期もあったんだ

今ほど何かに取り付かれて居る事は無い

犬の頭を撫でながら そろそろそんな彼女にも

良い美容室を教えたい そんな暖かい日
出掛けよう 遠くに行こう
遠くで ひっそりしていよう

山の細道を進む道は長く
彼女も一生懸命付いて来る

絶景を見ながら 腰を据える

あの町に住んでいた また帰ろう
あの何もない町に また帰ろう
6: えびピラフ 
[2023-12-16 23:51:31]
すいません、下げ進行と決めてたのに
上がっちゃいました。
7: 管理担当 
[2023-12-17 10:40:22]
[ご本人様からの依頼により、削除しました。管理担当]
8: えびピラフ 
[2023-12-17 14:39:37]
「落書き」
作/えびピラフ

落書き 沢山ある
部屋のどこでも 隙間なくある
直さないのは それが好きだからだ

落ち着く言葉を 小道で拾い集めては書いて
膨大な量の絵と言葉が 部屋に浸透して行く

いつか未来を見なきゃいけない 君と僕
落ち着いた土地で 何か始めようか

そんな事を思っていると また
形の変わる絵を 書き記すのだ

落書き いつか全てが崩れても
心の中に 残るように

壁を見つめる目が いつか
優しく変わるように
10: えびピラフ 
[2023-12-17 18:14:14]
どっちも、頑張って生きてるのにね。
何で嫌がられるんだろう。
でもご老人と精神障害者の実態を見ると
実情が酷過ぎて何も言えなくなるかも。

おれも、ちゃんと良いイメージを持って貰えるように
行く先々でゴミを拾ったり、まとまって置いてある
缶を捨てたりして頑張ろうと思います。
11: ちひろ 
[2023-12-18 19:36:43]
迷い蝶
蝶が一匹、ちょっと寒くなった街に飛んでいる
今にも落ちそうになりながら、かろうじてフラフラと
殺風景な街にフラフラと
バイクのオレンジのテールや、工事灯の黄色を
花だと思い、ひとつ寄っては又ひとつ
ちょっと寒くなった、こんな街に花などありはしないのに
蜜を探して今にも落ちそうになって飛んでいる
今晩からもっと寒くなるとテレビで言っていたのに
どうするんだろう
12: ちひろ 
[2023-12-21 20:08:16]
「素直になれない」
思わず、水を差すような言葉がでる
水を差すような言葉しか出てこない
どうしちゃたんだ、俺
以前のようにいっしょに喜べない
心の底から「よかったね」って
いや、思っているけど、それ以上に
なにかが俺を変えてしまった
俺はどうしちゃったんだろう
心のなかで吹いている風が
どんどん心を遠ざけていく
思わず、ハッとするような言葉がでる
益々、自分が嫌いになっていく

13: ちひろ 
[2023-12-23 17:18:01]
あなたの、ふとした一言が気になる
何を考えているの
わたし、何をしたらいいの
どうして遠くを見るの、なぜ黙っているの
あなたの、なにげない一言が
こんなにも気になるわたし
14: ちひろ 
[2023-12-24 13:23:03]
カラの水差しが、心というトレーの上に
もう何年も水をたたえることもなく、ホコリにまみれ
自分の役割すら忘れそうになりながら 
それでもトレーの上で、待っている
「水をください」

15: ちひろ 
[2023-12-25 21:42:04]
こころがかたちになりたがる
マルに三角、四角にトゲトゲ
こころが色をつけたがる
アカ、青、みどりに、しろと黒
こころがかってに好きになる
きみのしぐさや、きみのクセ


16: ちひろ 
[2023-12-26 20:13:42]
ぼくの机には本がない
あるものは、無機質な機械と
それをとりまく、赤や緑の異様な光をはなち
ときどぎ、音を出す、プラスチックの箱だけ
ぼの机には本もなければノ-トもない
想いを書き残すすべもなく
想いをはせる人もいない


17: ちひろ 
[2023-12-27 20:01:05]
いつものお店の いつもの席で
いつもの君を待っている
どこの誰とも知らないままに
僕の心はふくらんだ
いつもの席で いつもの君は
いつものコ-ヒ-かたむける
いつものあいつが ここにいるのに
そしらぬ顔してタバコに火をつけ
町ゆく男をみつめてる
いつもの僕が ここにいるのに
気づかぬふりして 僕の言葉を待っている
18: ちひろ 
[2023-12-28 20:52:41]
凍ってしまった心には
ファの音が聞こえない
ファは心の色
私の歌にはファの音が抜けている
だから、どれも未完成
だれの心にもひびかない

19: ちひろ 
[2023-12-29 18:26:02]
私の口紅が赤いのも
私の髪が風になびくのも
みんなあなたに見てもらいたいからなの
私のしぐさが可愛いのも
私の言葉がやさしくなるのも
みんなあなたに見てもらいたいからなの
だからお願い ふりむいて
私だけを見ていてください
20: ちひろ 
[2023-12-30 18:37:53]
森の小道はみどりの小道
君と僕とのおもいで小道
あんなこともあったっけ
こんなこともあったっけ
森の小道はおもいで小道
君と僕とのバ-ジンロ-ド 

森を歩いていたらヘビが出てきて言いました           
あの娘にこの花をお持ちなさい                
森を歩いていたらカエルが出てきて言いました          
あの娘にこの水をお持ちなさい                
森を歩いていたらウサギが出てきて言いました          
あの娘にこの茸をお持ちなさい
森を歩いていたら精霊達が言いました
あの娘を離しちゃいけないよ


21: ちひろ 
[2023-12-31 20:20:27]
こころが沈んでしまう、
自分でも分かるように息をしていないと、
こころが沈んでしまう
息をしているかどうかも分からず
深くて暗い静かなところに落ちていく

時間もすべてなものが止まっている
一人きりの閉ざされた暗黒の世界
自分でも分かるようにに息をしていないと
こころが沈んでしまう

22: 買い替え検討中さん 
[2023-12-31 23:47:38]
「君の心が美しいから」
作/えびピラフ

君の心が美しくが広がるから、僕も心が広がるんだよ。
君の心が広がって行くから、僕もそれが誇らしいんだよ。
美しい心を持っているから、それが君を更に美しくする。
何年も経つ事に美しくなる全ての世界。

これが、全てになると良いのにな。
そう思って、道で紙くずを拾う僕。
天下泰平の世の中を案じて、師は書物を開く。

きっと、文明が開けて僕と君の髪が
ざっくばらんになった時に、全ては変わるんだ。
23: 買い替え検討中さん 
[2024-01-01 00:14:04]
「のんびり」
作/えびピラフ

のんびりしよう、せかせかしないで。
たっぷり食べよう、ちょっとなんて言わずに。
ゆっくり寝よう、すぐ起きなくても良い様に。
元気に生きよう、疲れたら休もう。

人生なんて、それで良い。
でも君が人を傷付けるなら、僕は何倍も優しくなってみよう。
でも君が道を間違うなら、僕は君を許さない事もある。

揺らぎのある世界では、駄目なものは駄目だったりもする。
24: 買い替え検討中さん 
[2024-01-01 21:19:31]
「冬」
作/えびピラフ

寝正月、寝正月
ピリッとする七味が溢れる
コタツにつんもぐった10匹か
20匹の猫が、つまんねーつまんねーと叫ぶ

そんな屁もクソもへったくれもない冬

ポンプみたいにあげた僕が
トイレにまだ出て来ない内に
あけましておめでとうなんて言う声がする

循環式なのさ、楽しいだけの鼻うがい
いらないだろおれの千円なんか

一つ用意したお年玉袋から
千円一枚全部引っこ抜いて
アイスティーを買うなんて事

無理だろ、出来っこ無いよ

まだまだ貯金しても足りない
自分より若い人達の額に
つまんねえと叩き付けた財布が

また拘束を余儀なくされそうなリフレイン

そんな冬
この冬は、そんな冬
25: 買い替え検討中さん 
[2024-01-01 21:30:06]
感想

クソの様な毎日を描(えが)いてみました。
つまんねーって言うのは、みんながみんな
あーかったるいなーって思ってんのかなーって思った。
和気あいあいしてまして、楽しかったですけどね実際は。

お年玉袋を用意してまして、あげようとしても
千円なんで、いらないかなと思った。
あげなくて良いやと思ったら、勿体ない。

そんなリフレイン。
26: ちひろ 
[2024-01-01 22:37:32]
さぁ-見て、このわたしを見て
すごいでしょ、きれいでしょ、可愛いでしょ
努力したのよ、お金をかけたのよ
これで、振り向かないおとこはバカよ
でもね、今日だけなの・・あの人に会えるから・
27: 買い替え検討中さん 
[2024-01-01 22:57:29]
いままでのこと
作/えびピラフ

トーンってなって、ターってなって、パーってなって終わり。
トーンってなって、ターってなって、パーってなって終わり。

おれには狂った友達がいた。
強くて獰猛で、いつも真似されて?られた。
おれには狂った友達がいた。
弱くて意志薄弱で、すぐやめたい逃げたいと言っていたかも知れない。

でもそれはない。もしかしたら、それはない。
何故なら、弱くて意志薄弱なのはおれだからだ。

狂った友達、人生をハードに暴虐して、修正して
楽しんで、しがんで、壊して、作って
良い仲間。

良い仲間。おれは片方の目から涙を流す。
28: 買い替え検討中さん 
[2024-01-01 23:01:05]
「しあわせ」
作/えびピラフ

叫んでしか、話が出来ない奴等がいる
棒じゃないと、人が叩けない奴等がいる
殴って殴って、強くなりたい奴等がいる

遠い時間の中 ずっとそれを見ていた
気の遠くなる長さ ずっとそれを見ていた

それは、形を変えて人を襲っては戦っていた

真剣さ、それは真剣さなのだろう
29: えびピラフ 
[2024-01-01 23:03:08]
>26 ちひろさん
自信もってね!
30: えびピラフ 
[2024-01-02 17:00:46]
千円使って見事にアイスティーと炭酸ジュース
いっぱい買いました!いっぱいお金を貰っている子供達に
おれの「お前が使った方が良いよ」みたいなお金はいらない。

頑張るよおれ!派遣社員になって、君達より
凄いお金を貰える夢を見て寝てます。
31: ちひろ 
[2024-01-02 20:18:01]
ぶどう酒でいうと、今は熟成のときかもしれない
摘みとられ、ぐしゃぐしゃにされてこねくり回され
適当な菌をいれて、カスは除かれる
激しい時期は終って、今はひたすら待つだけの時
なにも言わず、なにも聞かない
暗く、冷たい、静寂のなかでジッと待つだけの時
樽のなかでは酵素たちが活発に動きまわって
いじくり回された果汁を熟成させる
やがて日のあたる所に出ることを願って。

33: ちひろ 
[2024-01-03 18:18:23]
ただ じっとあなたを見ていると
はるか遠くにむかって歩いているような気がする          
時の平野は果てしなくつづき 光りはいつもついてくる
すべてを越えて恐れるものはなにもない
光りの平野を永遠に歩いているような気がする  
35: ちひろ 
[2024-01-04 19:43:04]
マスタ-今日はどうしたの ちょっと酢っぱく苦味があるわ
なにも知らないあなただけれど あたなの心はよくわかる
つらいことがあったのね 悲しいことがあったのね
なにもできないわたしだけれど あなたの気持ちがよくわかる
37: ちひろ 
[2024-01-05 19:58:29]
何千、何万となく輝く星たちのなかに、ひとつの星を見つけた
輝くことを声にすることもできず
きらびやかに、誇らしく輝く星ぼしの影に、ひっそりと
じっと、だれかを待っているような、清楚な星
禁断の地に、足を踏み入れた、少女のように、声を失い
主張することもできず、静かに、ひたすら待ちつづける、清楚な星
何千、何万となく輝く星たちのなかに、そんな星を見つけた
38: ちひろ 
[2024-01-06 19:59:11]
もし僕が原始人だったら                      
狩にでて大きなマンモスを捕ってくるでしょう            
山をこえ谷をわたり獲物を追いかけつづけるでしょう
洞窟で待つ君と子供たちのために必死に獲物を捕るでしょう
君は子供たちと火を守っていてください
獲物を背負って帰るまで僕を待っていてください
もし僕が原始人だったら
きっと君を幸せにできたと思うんです
39: ちひろ 
[2024-01-07 20:01:50]
旅に出た僕の心は、いつ帰ってくるのだろう
遠いむかしに旅に出た心は、どこにいるのだろう
なにを探しているのだろう、なにを求めているのだろう
もう、遠いむかしのことなのに
あれから僕はカラッポになってしまった
永遠の時を、ただ浮かんで、舞うようにながされる
なにを考えるわけでもなく、なにを悩むのでもなく
ただ、時の過ぎるのをジッと耐えている
遠いむかしに旅に出た心は、いつ帰ってくるのだろう
なにを探しているのだろう、なにを求めているのだろう

40: ちひろ 
[2024-01-08 20:52:49]
一人で踊って、一人でころんで、一人で泣いた
舞台の幕はほとんど降りたけど
未練という-プが引っ掛かっている
引いても、ズラしてもどうにも動かない
一人芝居は終わったのに幕が降ろせない
たった一人の観客に僕は幕が降ろせないでいる
41: えびピラフ 
[2024-01-08 22:19:03]
「ニコチン」
作/えびピラフ

いらねえいらねえと思っていた
ニコチンが美味い頃
人が死んだ、人がいなくなったと
騒がしい声だけが反響する

目の前にいる人が話している事と
別の事を言い続ける
そこに悪意と無関心は存在した

混ざり合って溶ける、人々の憂鬱に
僕は簡単に押し潰されて圧倒される
もうどうでも良いやと思うしかない

駄目になり、家に帰る夕暮れ
寂しさだけが情景を埋め尽くし

また遠い目で途方に暮れる
知らん顔の友達と、僕がいた
42: ちひろ 
[2024-01-09 19:24:55]
ピエロは傷だらけ
厚い化粧の下は、本当は
悲しみにあふれ、
つくり笑顔でさえ、苦しいのに
化粧をするとピエロになって
笑顔をふりまく
本当は一人ぽっちでいたいピエロは
今日もまた、化粧をして、おどけてみせる
43: 匿名さん 
[2024-01-10 06:53:30]
パシンッ!と叩きました!
まーちゃんと!
ダメって!
無視?
そういう事にしておきますか?
われわれの仲間ならね!
あさってさんでもおことわり!
くめッ!
44: ちひろ 
[2024-01-10 19:53:13]
いつの頃から私の心のなかにあなたが住んでいる
いつの頃からあなたに冗談が言えなくなってしまった
いつの頃からあなたに会うと泣きそうになるんです
夜になっても朝になってもあなたがいるんです
あなたと共に起き、あなたと共に過ごしたいんです
あの人より私のほうが、いいえ世界中で一番
あなたを幸せにしたいと思っているんです
45: 匿名さん 
[2024-01-10 23:30:00]
にんいくの風。
さすればえんどい高揚感。
でもね・・・ゼッタイ180度もいーと思うんだ!
しみじみ。
46: えびピラフ 
[2024-01-11 15:35:36]
>44
他の人のポエムも一癖二癖あって楽しいですが
この常連さんのちひろさんの、このポエムが
おれは一番ちひろさんの作品の中で
良いと思いました。ピュアなラブソングです。

他の人も頑張って貰って、おれも頑張ろうと思える。
47: ちひろ 
[2024-01-11 19:49:29]
町のあちこちに落ちている
思い出の断片を拾い集めても
一枚の絵にならない
ちぎれたカケラばかりが
胸をいっぱいにする
         
48: ちひろ 
[2024-01-13 20:58:46]
愛が死んでしまった
傷だらけになって僕のまえに横たわっている
今はもう何も言えず、何も聞こえず
泥だらけになって僕の前に横たわっている
傷ついても、傷ついても必死に生きていた愛が
今はもう冷たくなってしまった
どんなにヒドイ仕打ちにも前に向かって歩いていた愛が
傷だらけになっても、ボロボロになっても歩いていた愛が
手を前にさしのべて死んでしまった

      
報われることもなく、ひたすら献身していた愛が
ゴミのようになって僕の前に横たわっている
引き返しもせず、止まることもせず
ただ前に向かって歩きつづけていた愛が
力尽き、はいつくばって前に向かっていた愛が
今はもう冷たくなって僕の前に横たわっている
傷だらけになって泥にまみれ
手を君にさしのべて、冷たくなっている
49: えびピラフ 
[2024-01-14 00:09:02]
「また来世」
作/えびピラフ

はいおしまい、また来世!
はいEND、また今度ね!

そんな事言わないで、目の前の惨状に
目を向けて、窮地を救おうよ
何か出来る事、沢山あるでしょう
手当をしたり、水を飲ませたり

諦めちゃ駄目だ!
万物の天使達が、そっと背中を押す
僕は力を溜めて、また、また立ち上がるだろう

毛布を丸めたトーテムポールを抱いて
これが愛だと思う夜もある

失いたくないんだ、だから
僕は助ける事にした

#ちひろさんのポエムが
#さびしいのでアンサーポエムです
50: ちひろ 
[2024-01-14 20:54:45]
汚れきった世のなかに、汚れてしまった僕がいる
すさみきった世のなかに、すさんでしまった僕がいる
臆病で、見栄っぱりで、虚栄心が強くて、よくばりで
自分のことしか考えない、あわれでおろかな僕がいる
無知で下品で、独占欲が強くて、人を信じない僕がいる
ウソつきで、後悔なんかしたことがなく、泣いたこともない
愛なんか信じなくて、誰かを死ぬほど愛したこともなく
ただ一人意地をはって傷だらけになりながら
ののしられバカにされても決して泣かない僕がいる    

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