その26です。
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タマホームご存知ですか? その25
http://www.e-kodate.com/bbs/thread/9454/
[スレ作成日時]2009-10-30 22:53:20
タマホームご存知ですか? その26
709:
匿名さん
[2010-01-05 17:15:25]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
タマホームは、木造2階建ての構造計算を必要としない物件が主で、3階建は多くは建てていません。
なので、構造計算ができる設計師は少ないです。
大部分の物件では、免許を持っている建築士が、建築確認書にサインするのみです。
外断熱の利点は、外からすべてを覆うので、
構造体が熱橋になりやすい鉄骨住宅などでは利点があります。
また、RC構造でも、蓄熱性が高いコンクリートを外から覆ってしまえるので、
夏の日射熱や、冬の冷気でコンクリートが冷やされる影響を抑えられるので、
RC構造でも利点があります。
ただ、木造の家では、鉄骨住宅やRCのようなデメリットが最初からないので、
純粋に断熱性能Q値を低くする設定にするほうが効果的です。
Q値の観点からすると、外断熱は、熱伝導率のあまり大きくない断熱材を使っても、
断熱材を挟んで外壁を留めるので、断熱材の厚さ自体が厚くできないので、
(断熱材を厚くすると、外壁を支える釘などの金具に負荷がかかりすぎます。)
冷寒地では、あまりよい断熱性能の家になりません。
高性能グラスウールと同じ断熱性能にするには、
硬質ウレタンフォームでも高性能グラスウールの2/3の厚さが必要です。
北欧や北米など冬が寒い地域では、断熱材を厚くできる充填断熱が採用されているのは、そのためです。
試しに、タマホームに家のQ値は幾つになるかを聞いてみては、どうでしょう。
きっと、I地域の次世代基準 1.6W/m2K 以下にはなっていないと思います。
Ⅲ地域や、Ⅳ地域ならば、外断熱にすれば、
下手な大工が施工しても、気密欠損が少なく抑えられる利点もありますが、
北海道では、気密施工に慣れている大工は多いので、そういった意味でも利点は少ないでしょう。
木造で、特に冷寒地ならば、外断熱にしても、あまり良いことはないと思います。
参考までに…。