地場の工務店で新築予定なのですが床下有効に使いたいため立ち上がりが60cm程の基礎にして、シロアリ対策に一回打設で仕上げて欲しいと申し入れた所無理だと言われました。
ネットなどで調べればそういう工法も載っていると話すと「うちの職人にはムリムリ、なんだったらできる業者を連れて来てやってもらえばいい」と言われ癪に触ったので調べてみたのですかなかなか見つかりません。
群馬では司コーポレーションがタイトモールド工法という断熱材で作った浮かし枠でべた基礎を一回打ちで仕上げる工法を行っているのですが、枠そのものが断熱材のためバラシがなくジャンカなどの不安が残ります。
まだまだ一回打ちを行っている基礎工事業者さんは少ないのかも知れませんが、どなたか情報をお持ちの方がおりましたらご教授宜しくお願いします。
[スレ作成日時]2011-01-22 00:18:16
群馬でべた基礎を一回で仕上げられる業者知ってる方いますか?
107:
なっちゃん
[2013-09-20 13:40:04]
|
とおりすがりに書き込みしちゃいます。
基礎の耐圧版(スラブ)と基礎梁(立ち上がりに)生じる部分は
立ち上がり下端を支点とすると、立ち上がりにかかる曲げモーメント
MAXになる地点です。
つまり荷重を受ける部分です。
構造的には、一体打ちが望ましいです。
温熱環境的には、基礎を内断熱とした場合、基礎の立ち上がりと
外貼り基礎断熱のフォームの間のラインは、断熱気密ラインとなります。
つまり、防水と気密が必要な箇所です。
基礎の立ち上がり打継部には、目地を入れコーキングを打つことが
できません。(外力と、応力がかかる部分だからです)
コーキングを一体に利かせるためには、目地は必要です。
外力がかかる場所に、コーナーに持ったコーキング
はどのくらいもつでしょうか?
温熱環境からも一体打ちは、有効です。
(クラックから気密欠損となり外気を吸い込む可能性
があるので。床下を負圧換気している場合は特に・・・。)
あとは、一体打ちの施工性と精度の問題です。
これは、工務店にかかってくると思います。
基礎を一体打ちにして、外貼りを行った場合、見逃されがちですが
捨コンとスタイロのの間の気密をどうやってとるかが課題です。