e戸建のスレを見ていても、結論が出ず新たにたてました。
結局の所、太陽光発電システム全体で一番投資回収が早いのは、どのメーカーのシステムなのでしょうか。
国内メーカーはもとより、国外メーカーも参入してきた現在、単純にシステムの機能比較だけを考えた場合の情報が得られず、苦労しておりました。
「他にも同じような苦労している方がいるのでは?」と考え、目的を絞った形で討論できればと考えております。
「補助金」や「業者による値引き」は、地域・個人差が大きいと思いますので、「単純機能比較」+「メーカー希望小売価格」での投資回収判断でお願い致します。
個人的には、「陰影や高温による発電効率低下を加味した場合、メーカーによってどこまで効率を下げず発電できるか」が気になっています。
技術は日進月歩で進歩していると思いますので、最新情報でお願いします。
宜しくお願いします。
[スレ作成日時]2010-03-01 16:50:58
【徹底討論】結局の所、太陽光発電システムで投資回収が一番早いメーカーは?
1921:
匿名さん
[2012-06-06 11:44:31]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
k値と呼ばれる部分です。
これは各メーカーそれぞれデータがあって
傾斜角度や方位角によるロス分はみんな同じでもこのk値部分の違いで
実発電量のシミュレーションに差が出てきます。
また、補助金制度を利用されたのならば分かると思いますが、
J-PECに提出書類の中に「実出力値」なるものがあり
これはパネル個々が持っている本当の出力値です。
何が言いたいのか?
例え、設置容量3kWであっても、本当の所はちょっぴり容量は多いという事です。
て事は、発電量もちょっぴり多くなるってのは予想できるでしょうか。
例えば、160Wのモデルがあったとします。160Wは公称最大出力値ですので、
実際のところは160W以上の実出力値の電池が160Wモデルとして出回ります。
これが業界の常識です。
例えば同じシリーズで出力で種類を変えている場合。
160W、190W、200W・・・
だったら、160Wのモデルは160W以上~190W未満の実出力値の電池があるって事なり、
まー些細な事ですが、「あたり、はずれ」ってのも存在するって事になります。
まーむかーし昔、2枚抱き合わせの平均値で公称最大出力値を上回っていれば出荷としていた
メーカーもありましたが、出力詐称との事で現在は1枚ずつの計測値となっているはずです。
でですね、実発電量ってのはいろんな要因が積み重なって違いが出てきます。
一つの例として、
発電層(シリコン、CIS、CIGS)の違いによって
効率良く発電できる(得意とする)光の種類が異なります。
分光感度って言うんですが、
この分光感度の広さでも発電量の違いは出てきます。
他にも、
温度特性によっても発電量の違いは出てきます。
公称最大出力値ってのは外気温25℃の場合で算出してますので、
実際問題、寒い地域の冬場以外の屋根の上ってのは日中でも25℃を軽く超えます。
温度が上がれば上がるほど、発電量は落ちていきます。
ですが、個々(素材)によって落ち幅は異なりますので、
ここで各メーカーのパネルポテンシャルが問われます。
それぞれの特徴はそれぞれのメーカーさんであげていますので割愛しますが、
個人的には分光感度、温度特性、光劣化等を考え、パネルだけで発電量を考えると
タンデム方式のHIT
ソーラーフロンティアやHondaのCIGS系が良いと思います。
さらに金額とシステムまでを考えると、全並列接続を採用しているHonda製なんですけどね、
あんまり出回ってないので見かけませんね・・・