2017年6月14日。英国ロンドンの24階建て高層マンション「グレンフェル・タワー」で大規模火災発生。死者17人、負傷者70人以上、少なくとも数10人が行方不明となる惨事となった。
写真を見る限り、日本でも広く知られている“外張り断熱工法”が外壁に施されている。外張り工法はウレタンなどの発泡プラスチック系素材を原料とする断熱材を外壁に張るだけなので、壁の内側に断熱材を詰めるよりも工期が短縮でき、コストも低く抑えられる。もちろん、防火対策で表面に不燃性の塗料でコーティングが施されているが、原料自体に可燃性のポリスチレンなどが使われているため、いざ着火すると激しく燃焼する。
[スレ作成日時]2017-09-16 23:21:25
外張り断熱は火災に弱かった
23:
足長坊主
[2017-09-24 22:04:37]
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また煙の問題や隣家の火災の輻射熱による断熱材の溶解の問題、通気層に火が侵入しプラスチックに火がつき、またたく間に家全体を包むようなことがないか心配じゃ。
グラスウールは不燃性のガラスが主原料ゆえ、たとえ火災に遭っても煙に巻かれることは少なく、有毒なシアンガスなどの発生もない。 グラスウールは、不燃材として国土交通省から告示されている数少ない断熱材じゃ。
隣家が火災になると、出火からわずか30分で隣接外壁表面温度が840℃にも達する。
住宅火災による死亡者は、建物火災のうち約9割を占めておる。
グラスウールは火に強く、火災実験でも好成績を収めておる。
火に弱く、危険な発泡断熱材の火災は毎年多発し、犠牲者も出ておる。