外壁を白洲そとん壁で家を建てたものです。
施工業者の推奨していた白洲そとん壁で家を建て
築4年ですが2年目あたりから東面の外壁のみ汚れが発生し、
日を増すごとに増殖し続けており、
施工業者やメーカー側は「環境からくる汚れ」との説明で、
原因が分からないため、解決策がなく困り果てております。
このような事例をご存知の方、お教えいただけないでしょうか。
お願い致します。
[スレ作成日時]2015-10-15 21:53:41
白洲そとん壁って・・・・
75:
匿名さん
[2015-10-27 10:28:43]
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70です。
自分勝手な思いから参加しているので気にしないでください。
この件に関わって、シラス壁について少し勉強しました。
>72でも言っていますが、完全無欠の良いことだらけの商品なんて有り得ないと思っています。
時にはその商品の一番の長所が、状況が変われば大きな短所となる場合も多々あります。
シラス壁の長所として
1、無機質の自然素材である。
2、高温焼成された多孔性物質であり、保水性、吸水性、透水性に優れている。
3、非晶質の性質上、触媒作用による環境変化(消臭分解、殺菌、イオン化)をもたらしやすい。
4、ガスの吸着機能が高い。
などがHPで紹介されています。
シラスそのものに硬化作用はないですから、添加物として硬化剤と混入して販売されています。
あくまで推測ですが、画像を見て判断する限り、カビ菌の増殖浸食による可能性が大きいといえます。
もう一度、高性能のカビ取り剤で部分的(ひどい箇所30㎝四方)に試験されることをお薦めします。
カビ菌によるものでない場合、これからの推測は成り立たないことになります。
カビ菌の繁殖条件として
1、温度
2、湿度
3、酸素
4、養分
があります。
4条件のすべてが揃ったときにカビ菌は繁殖します。
カビ菌は空気中ならどこでも浮遊しているので、繁殖するかしないかは条件次第です。
そとん壁の場合、繁殖条件である4番の養分がシラス成分が無機質であるため満たされていません。
ところが、4番以外の条件は上に掲げた長所から揃っていることになります。
1番に関しては状況次第ですが、2,3番に関しては他の外壁材に比べて条件としては好条件といえるほどではないでしょうか?
シラス壁の長所が、カビ繁殖にとれば好条件となり、ある意味で短所となっているのです。
しかし、シラスそのものは無機質であるため、そとん壁にカビは繁殖しません。
そとん壁の製造工程として天日乾燥があります。
シラス材そのものは水分を7%ほど含んでいるからです。
硬化剤を混入した際、自然硬化を防ぐための作業だと思います。
無機質そとん壁を使用したスレ主宅に、カビ繁殖条件の4番の条件を満たす環境を与えた場合、そこに浮遊したカビ菌が定着すれば、他のカビが繁殖する条件は揃っているのですから、当然のごとく繁殖することになります。
そとん壁は4番の条件になりやすい性質をその特異な長所から持っています。
カビの養分となる有機物質を含む液体や粉末を外壁材内に吸収し、保持し、そこにカビ菌が定着した場合、カビが繁殖しないとも限りません。
その実験結果が皮肉にも>51で実証されています。
以上は私個人の推測です。
汚れの原因がカビでない場合、これらの推測は間違っていることになります。