住友林業の構造の丈夫さ、セイスイハイムの全館空調に魅力を感じます。どちらがおすすめですか?
[スレ作成日時]2013-02-06 07:20:17
\専門家に相談できる/
住友林業とセイスイハイムどちらがおすすめですか。
371:
匿名さん
[2013-02-26 15:50:02]
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ま、確かにシーサンドコートはコーティング材の名称であって、塗装材だからな。
施工手順としては、通気層を確保した上に透湿防水シートを張り、モルタルの付着を良くするために 「ラス」と呼ばれる網状の金物を設置し、その上からモルタルを塗っていく。モルタル塗り後、1週間程度の乾燥期間を空けて、シーサンドコートを2~3回に分けて吹き付け完成。
という流れになる訳だけど、このモルタル下地のデメリットについて、もう少し詳しく説明しないと理解してもらえないと思うぞ?
説明が面倒臭いなら、例えばこんな感じでどう?
・住林のモルタル外壁には「スミリンモルタル」というオリジナルブランドの軽量モルタルが使われるわけだけど、これはセメント分と砂の配合比率を変えただけの代物。季節によっては、凍結防止のために防凍材を混入することはあるが、ひび割れ防止に樹脂粉末が混入された樹脂モルタルではない。⇒クラックが生じやすい。
・施工は現地でモルタル練成が基本のため、季節、気温、湿度といった気象条件を考慮せねばならず、工場から配送される生コンクリートのように材質に均一性が無く、バラつきが生じやすい。⇒クラックが生じやすい。
・左官工がモルタル塗りを行うものの、施工ミスが生じ、均等な厚さに仕上がらない事がある。⇒クラックが生じやすい。
・木造は地震時もしなり(変位)を発生させて耐えるため、薄いモルタル外壁は簡単にクラックが入ってしまう。
・乾燥期間を設けなければならないが、壁であるがゆえに基礎コンクリートのように湿潤養生が出来ない。⇒乾燥収縮により、表面にヘアークラックと呼ばれる微細なクラックが発生する。
・こういった微細なクラックが発生しているにもかかわらず、シーサンドコートによる吹き付け塗装を行うため、一時的にクラックが隠されてしまう。⇒経年劣化や振動によって、弾性のあるシーサンドコートを裂くほどのクラックに成長すると、その際にはすでに構造体に悪影響を及ぼしている事がある。
ということで、塗り壁にするなら、樹脂モルタルを使用して、クラック耐性を上げたり、コテ仕上げや櫛引によって、クラックの表面化を抑えてやれば、使えない事もないと思うんだが?デメリットについて過不足があるなら付け加えてくれ。