自然系の素材をできるだけ使用したいと思っています。
いろいろ探して白州そとん壁というものを見つけたのですが、実際に使われた方、もしくは詳しい情報をご存知の方いらっしゃいませんか?
HPなどで見ると、25年間メンテナンスフリーとあるのですが、汚れなどはどうなのでしょうか?
最近よく見るハイドロテクトのタイル(TOTO)を検討していたのですが、とにかく高くて・・・。
でもその耐久性、きれいな状態を保てるという点(色を白にしたいので特にこれにこだわりました)からやはり惹かれます。
そとん壁はそこまで価格は高くないようですし、自然系の素材ということで興味を持ちました。
でもこのメンテナンスフリーという点が逆に気になっています。
[スレ作成日時]2007-06-28 17:10:00
白州そとん壁を外壁にした方いらっしゃいますか?
575:
あい
[2017-07-14 18:39:18]
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>>570 匿名さん
戦後経済成長の枠組みに入れたからじゃない?
焼け野原にされ、世帯数に対して圧倒的に家屋数が足りなくなったこの国において、何とか増やそうと官と民が一体となって、より早くより安くをスローガンにやってきた。
80年代、家屋数が世帯数を超えたものの、人口は増え続け、家のスクラップアンドビルドによる経済効果もあり、家自体の安全性や意匠性等は蔑ろにされてきた。
近年、人口は減少傾向に向い、空家も増え、更にエコの流行も手伝って空き家を活用する動きが出てきたものの、現代人が住みたいと思う仕上がりでなく、そもそも大半を占める4号建築物において耐震性を担保する許容応力度計算書やリフォームに必要な設計図がないために、価値のある住宅が殆ど存在しないのが現状である。というか、価値を付ける仕組み自体が始まったばかりで脆弱である。ついでに致命的な事に、スクラップアンドビルドで育ってきた世代が新しい事こそ良しというマインドが染みついてしまい、中古住宅市場がなかなか活性化せず、今日に至っている。建築業者も旧世代の流れからの延長で未だにコスト優先で定番の安い部材ばかりを扱い、面白みのない箱ばかりが未だに作られている。
日本建築は戦後、1度死んでしまったと言っていいかもしれない。(犯人はアメリカ)
唯一、戦前から存在する伝統工法で建てられた家がリフォーム対象になっているが、エアコンの快適性を知ってしまった現代人に耐えられるか?
やはり流れを変えるのはまだしばらくかかるかもしれない。