全館空調を導入された方
799:
匿名さん
[2009-09-18 09:52:23]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
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799:
匿名さん
[2009-09-18 09:52:23]
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by 管理担当
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つまり、どこか一部屋だけ空調していてもその温度調整された空気はその部屋だけでなく
排気口がもうけられたトイレや風呂場、押し入れなどをめがけて移動していきます。
さらに熱交換しないタイプの換気では、居室に夏は暑い、冬は寒い外気温の空気が流入して
きます。つまり個別空調をしている場合には、必然的にすべての居屋は、外気温と
平衡を保つように変化しようとします。これは、断熱層のない壁を外気温と同じにする
ことになり、個別空調をしている壁面さえも隣室からの温度変化による輻射で
不快感が増します。また断熱材で囲われた箱の内側の
温度が外と同じになっていくことを意味します。さらに個室からの空気の移動と
相まって温度を夏はより涼しく、冬はより暖かい温度で空調しないとエアコンが効いた感じ
がしなくなります。
さらに、結局外気の流入と居室からの空気の流失によりエアコンは、その部屋のサイズ
以上の空間を空調しているのと同じ状態になります。
これが熱交換型の換気装置があると、家の中の空気の温度と外気の温度で熱交換を
するために外気温と同じ温度では無い空気が居室に入ってきます。(熱交換率は
およそ60から70%)ですからスウェーデンハウスのようなより高高な家では
家のサイズよりも小さな空調2台くらいで家全体の温度管理が疑似的にできるようになります。
ただし、局所的には空調の効きにくい場所ができるのでサーキュレーターなどが必要に
なる場合もあります。これを、システム化したのが全館空調と思ってもらえば
よいことになります。これが現在の高高の家で完全な局所空調ができにくい理由です。
つまり熱交換換気を経験している人は、個別エアコンを使っていても
殆ど全館空調をしているのに近いことになるわけです。
コンセントから冷たい空気やあつい空気が流れ込んでくるようなすかすかの家では、
全館空調も全熱交換換気も使うことはできません。それこそエネルギーの無駄ですから
、高気密高断熱化をさきにしてください。最近はローコスト系のタマホームでさえ
熱交換の換気システムを採用し始めています。(家の性能は知りません。あまり気密性が
高いとは構造上おもえませんが。。)