2年前に建てた家の土台以外の木材の種類が、スプルースでした。建てている当時は、木の種類なんて気にしていなかったのだけれど、スプルース材の耐久性が最低ランクだったことを最近知り、正直びびっています。あるホームページには、3年で腐るという極端な例が書いてありました。3年でダメになるとは思わないのだけれど、30年はもたせたいと思っています。木は湿気に弱いから、床下乾燥機など入れて、ケアすれば良いのかなと考えております。
どなたか良い知恵をお願いいたします。
ホワイトウッドってどうなのよ?(建材スレ)
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/605812/
[スレ作成日時]2009-01-12 07:43:00
スプルース材(ホワイトウッド?)の耐久性を教えて下さい
88:
匿名さん
[2009-02-26 18:32:00]
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シロアリは、そこに来たら、とにかく木材をかじります。
防蟻剤を塗ってあろうが、樹種がなんであろうがかじります。
防蟻剤を食べて死のうが、その仲間の死を乗り越えて囓って、最終的に蟻道を作ります。
ただ、シロアリと言えども、各種実験で示されているように、ある程度の嗜好はあります。
餌が選べる状況だと、加害しやすい場所と、し難い場所が出てきます。
防蟻剤を塗ったスプルースだと、防蟻剤のない芯部分が集中的に被害に合います。
一方、桧(桧以上に防蟻性のよい樹種もありますが)は赤身部分を嫌がり、周辺の白太部分を中心に加害します。住宅の柱は荷重を考えるとマージンが大きいので、芯部分が平気なら、ある程度の耐震性を保持できます。
これが、防蟻剤を使った加害しやすい樹種と、加害し難い樹種との一番の違いです。
それから、大抵の防蟻剤は5年くらいで揮発します。
そして、多くの建材は一度家が建ってしまった後では、防蟻剤の再塗布が出来ません。
そのようなことを総合的に考えると、
出来るだけ加害し難い樹種、樹齢の長い赤身の多い建材を使う方が安全だと思います。