大手さん(3社)と見積もりで打ち合わせ中なのですがタマホームを引き合いに出すと必
死に同じような理由(材質、大工の質、数年後)
を言って止めようとします。そんなに悪いとは思わなかったんですが皆マニュアルにあ
るかのように同じことを言ってます。材質はちょっと落ちるかもしれませんが1000万開
きがあると大手に対しても不信感をもてしまいます。実際どうなんでしょうか?大手も危
機感があるのでしょうか?
【タイトルを変更させて頂きました 副管理人(2008.9.8)】
[スレ作成日時]2008-09-07 21:55:00
タマホームさんと大手との比較について
272:
元、基礎工事業者の営業担当
[2008-09-22 02:53:00]
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タマホームのベタ基礎は建売分譲会社のものと同レベルです。
可も無く不可も無く、です。特に優良とは言えませんが、特段の問題は無いと思います。
タマホームの宣伝広告では、耐圧板の配筋がD13で150ピッチなので極めて頑強とイメージさせています。
しかし、ベタ基礎で重要なのは立ち上がりの鉄筋なのです。
立ち上がりの鉄筋がD10で200ピッチは、大手と比較すると見劣りします。
ベタ基礎の場合、耐圧板と立ち上がりを別々に生コン打ちしますので、一体性がありません。
立ち上がりの鉄筋で繋がっているのですから、この鉄筋が極めて重要です。
では、どうして立ち上がりの鉄筋がD10で200ピッチなのかを考えてみました。
木造住宅のベタ基礎、外周鉄筋は溶接加工の済んだ製品を使うのが普通です。
タマホームの場合は、恐らく基礎工事業者に鉄筋を手配させています。つまり、鉄筋持込なんですよ。
多くの大手(木軸)は、自社規格の鉄筋を鉄筋加工専門の業者に発注し、これを支給して現場搬入しています。
ですから大手は、重要な部分である立ち上がり鉄筋にD13またはD16を使うのが最近の傾向です。
基礎工事業者が鉄筋を手配するのは砂利や砂、生コンを購入する建材屋さんです。
建材屋さんの在庫にある外周鉄筋はD10で200ピッチが殆どでしょう。
ですから、D13やD16の加工鉄筋は手に入らないものと考えます。
価格も当然に安価です。
大手と変わらないと言うのは、失礼ですが素人さんと言う事です。
でも、タマホームの基礎で別に何の問題も無いですけどね。アレだけ単純な間取なら・・・。
やはり、姉歯さんの功績なんでしょうね。