省エネ暖房として床下エアコンが注目されています。
ネットで調べると、高高では24時間型と蓄熱型(深夜電力利用)があるようです。
電力料金やピークシフトの面から考えて蓄熱型の方が利があるような気がしますが、翌日の深夜時間帯まで暖房エネルギーが持続できるのか心配です。
又、蓄熱型だと床版コンクリート下には断熱材は不用だと聞いています。
当方はⅣ地域でQ値2.3、C値1.0、延べ床面積30坪、家族4人を予定しています。
床下エアコンは導入実績もまだ少なく、設計者に聞いてもよく知らないそうです。
24時間型だと床版下に断熱材を敷いたほうが効果的ですが、蓄熱式だと地中に蓄熱するため床版下には断熱材は不用だそうです。
この掲示板でも床下エアコンのスレはありますが、そういった角度からの検討がありません。
是非、皆さんのお知恵を聞かせてください。
1、床下エアコン暖房は24時間型か蓄熱型か。
2、床下エアコン暖房に基礎床版下断熱材は必要か不必要か
[スレ作成日時]2013-10-27 17:04:20
床下エアコン暖房は24時間型か蓄熱式型か。
726:
匿名さん
[2015-04-23 18:20:29]
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輻射(放射)熱の影響
輻射熱源に近い程、暖かくなる事は皆さん経験してます。
輻射熱量は距離の2乗に反比例し、温度差の4乗に比例します。
体からは放射熱が出ています、深部体温は36℃強程度ですが衣服を着ていて衣服表面温度は26℃程度です。
天井と床の距離を2.7mとして身長を1.8mとしますと体の中心高さから床までは0.9m、天井までは1.8mで2倍の距離になります。
体から奪う熱は距離の2乗に反比例しますから天井と床では1:4の割合の影響度になります。
体表面積は1.8m2で26℃で21℃への放熱は50W程度になります。
人からの発熱は100W程度と言われてますが呼気と室内空気温度の影響が有りますから妥当と思います。
体感温度も輻射の影響が半分とされています。
詳細計算省きますが天井温度24℃床温度21℃(平均温度23℃)と天井温度20℃床温度22℃(平均温度21℃)の体からの放散熱量はほぼ同じになります。
(室内空気温度差(平均で2℃)が有りますから体感温度は前者が1℃高いです、比較のため室温を低くしてます)
部屋全体を暖めるより床を暖める方が効率が良いです、立っている場合の計算ですから座れば更に差がでます。
床下エアコンは床温度が一番高く、人は床に近いですから体感温度が高くなり室内温度設定を低くでき省エネになります。