布基礎で大丈夫?
120:
通りすがりです
[2014-10-19 05:30:06]
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通りすがりです
[2014-10-19 05:30:06]
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布基礎でもベタ基礎でもさほど手間は変わらない。
強度はベタ基礎の方が強い。
コンクリはアルカリ性。カブリ厚を50ミリ最低とるのは、コンクリは一年で1ミリ酸化もしくは中性に変わるからカブリをとる。
50年を基準に見て施行しているということ。
鉄筋の錆は確かに密着が強くなると言われているし、職人も言ってる。
自分は、実際大差ないと思ってる。引っぱり強度は鉄筋のボコボコのおかげだし、壊れる時は割れるから密着は言われる程の強度増に思えないし。
ダブル配筋は、地盤改良の杭が少ない場合は有効だと思う。改良が問題なければシングルで十分だし、無駄だと思ってる。
コンクリートは乾いて固まるのではなく、水と化学反応して固まるから、打ち込んだ後に水がたまっても問題ない。
むしろ湿潤養生になるからコンクリには良いし、クラックも出にくい。
気温や通風による乾燥は、クラックと強度低下に繋がるから養生期間が大切。
三日間で強度が一気に上がってその後ゆっくり上がるから、中一日は養生は必要。
ベタ基礎は湿気を上げないから、根太や床のベニアが腐りにくい利点もある。
でも、あまり知られていないのがベタも10年掛けて乾くんだけど、その水分でカビを呼んだりする。
見た目や鉄筋量などで、基礎の強度で言えばベタが強くみえるけど、建築での必要強度はあまり変わらないと思う。
基礎以前に大事なのは地盤強度。緩ければ基礎関係無く傾くからね。
一番は地盤強度。
それあっての基礎だから。地盤が強ければ布もベタもあまり変わらないと思うしね。
それとコンクリは配合率で強度が変わるもの。あんまりにも水分が多いと強度低下になる。仕上がりの表面は奇麗だけどね。
打つ季節によって、打つスピードや生コンを握り固さ次第で加水の判断も大切。
最近のHMは呼び強度24Nが多いと思った。そんな強度出しても、地震来たら基礎は問題ないけど、上物の家がもたないと思う。
バイブをジャンカ防止と思ってる人が多いけど、締め固めの物で掛け過ぎると配合の分離が起きるから掛け過ぎるのは強度低下になる。砂と砂利が混ざったものをお皿にのせてトントン叩くと大きい砂利が上になり、細かい物が下へ行く現象と同じってこと。
ジャンカは打ち手の熟練度によりけりで、腕を見られるところでもある。
基礎の強度はそんな心配しなくても大丈夫だよ。現在の基礎は馬鹿みたいに強度があるからね。
大事なのはジャンカよりも、配筋と補強筋とカブリ厚、そして養生期間だね。