素人です。木造在来で公庫仕様で新築予定なのですが、耐震基準をあげてもらいたいと工務店にお願いした所、筋交いと構造用合板の併用を勧められました。
構造用合板と断熱材を使用する場合、内部結露しやすいと聞いたのですが、どうなのでしょうか??大丈夫なのでしょうか??
工務店側は合板を使用しても、結露の心配はないと言っています。ちなみに次世代基準Ⅳの地域で、通気層ありです。断熱材は何を使用するかはまだ確認していません。
あと公庫仕様だと、特に耐震をあげてもらわなくても、大丈夫なのでしょうか??耐震強度をあげる場合、合板なしで筋交いだけでも等級3ぐらいまであげてもらう事は可能でしょうか??
よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2007-11-18 11:00:00
構造用合板と結露
168:
早坂
[2007-12-21 09:30:00]
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ミサワやエスバイエルの木質パネル接着工法は、ツーバイと同じ枠組み工法の一種。
ツーバイが外側に認められた面材(構造用合板、MDFなど)、内側にPBを使用し、スタッドに決められた長さの釘を決められた間隔で打ち込むという、かなり厳格に定められた規格の耐力壁を使うのに対し、ミサワでは内外側ともに合板を使用し、特殊な接着材でスタッドに貼り付けた壁になる。
ミサワの接着パネルの特徴としては、製造直後には非常に耐震性に優れ、内側の壁に何かを取り付ける際にPBより有利という点が挙げられる。
ある程度の接着剤の剥離や経年劣化は避けられないのだろうが、問題視されるほどの強度低下例は聞かない。
一方内側にPBを使用しないので、屋内で火災が起きたときのファイヤーストップはおそらく利かない。
工場生産なのでそんなことはないと思いたいが、何らかの原因で壁内に結露を起こしたり水が入り込んだりすると、初期の透湿抵抗の高い面材を使用したツーバイ同様の悲惨な目にあう可能性はある。