現在断熱材を検討しております。吹き付けのアクアフォーム(屋根60×壁40)にするか、グラスウールのZIDAI(100mm)にするか迷っております。寒いのは苦手なので断熱性に優れている吹き付けの方が良いのかと思うのですが、実際吹き付けの断熱材ってどうなのでしょうか?デメリットはあるのでしょうか?よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2007-06-21 19:11:00
吹き付け断熱材「アクアフォーム」ってどうですか?
2002:
通りがかりさん
[2019-05-04 03:07:12]
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アクアフォームNEO について
クロロトリフルオロプロペンすなわち含フッ素オレフィン(ハイドロフルオロオレフィン・HFO)を発泡剤として、イソシアネートとポリオールの反応熱により発泡する。水は使わない。フロン発泡のアクアBフォームの代替品。規格ではピンク色。
現在、HFOの製品として2銘柄ある様子。どちらを使っているかは分からない。気温により使い分けているかもしれない。
・LBA HFO-1233zd(ハネウェル社 Arkema社・先発2013・沸点19℃・大気寿命26日)施工性等に課題がある
・フォーマセル1100 HFO-1366mzz(ケマーズ社(旧デュポン)・後発2017・沸点33℃・大気寿命22日)
但し、商用化されたHFO-1233zd(E)には問題がある様子。それは既存の触媒と相性が悪いという事。
原料のポリオールに混ぜておくのだが、一般的なアミン触媒ではHFOが分解されてしまい、1週間ほどの保存中での分解で発泡反応が異常になりセル荒れや陥没(コラップス現象)を生じる。
現在のところ、TOYOCAT-SX60という触媒が開発され、これを用いる事により、貯蔵日数を7日から、40日程度までに伸ばす事が出来る。
上手く発泡できていないようであれば、疑った方が良いと思う。アクアだから。
アクアBフォームでも大して性能は変わらない気がする。発泡率が同じで価格が低ければ、こちらを選ぶのも一つの方法。
アクアは多種類のウレタンを商品(原料が異なる)にしているけれど、圧送機械は使い分けているのだろうか。100mもあるような圧送ホースの中の原料を、綺麗に入れ替える事など出来ないだろうに。吹き付け始めのテストピースなどを作り屋根裏などに保管するのも良いと思う。