現在断熱材を検討しております。吹き付けのアクアフォーム(屋根60×壁40)にするか、グラスウールのZIDAI(100mm)にするか迷っております。寒いのは苦手なので断熱性に優れている吹き付けの方が良いのかと思うのですが、実際吹き付けの断熱材ってどうなのでしょうか?デメリットはあるのでしょうか?よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2007-06-21 19:11:00
吹き付け断熱材「アクアフォーム」ってどうですか?
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大工兼セルロースファイバー施工者
[2018-12-27 05:50:52]
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グラスウールも既製品を隙間なく施工することことはかなり難しく、その為にメーカーはグラスウールの隙間を埋める目的で、気密と名付けて切り欠き部やサッシの隙間や電気コンセント周りに気密テープで目張りします。
因みにグラスウールもバーナーで炙ると煙は良く出ますし溶けます。
対するセルロースファイバーは新聞紙にホウ酸(鉱物の一種)を混ぜて防火防虫防錆性能と新聞紙の多孔質を生かして防音調湿が出来、専用機で隙間無く吹き込むことで、他の断熱材には真似出来ない性能を実現します。
アクアフォームを木造に吹き付けると、ウレタンが木の中のリグニンという物質と科学反応を起こして、ウレタンと木の両方の劣化を早め、木が本来持っている調湿効果も半減します。
一度施工してしまうと、安易に替えれない場所と、構造物と人を守る大切な断熱材なので、慎重に選ばれることをおすすめします。
可能であればサンプルを手配されて、安全性を実験されると良いかと思います。