結婚3年目。アパート暮らしも慣れましたが一戸建ての家が欲しいんです。
出来れば多いなメーカーではなく、いかにも一緒に創り上げていくといった感じの工務店を探していました。
やはり小さな工務店だとトラブルが起きた時のリスクも大きいのでしょうか?
【一部テキストを削除しました。管理人】
[スレ作成日時]2009-05-01 15:38:00
小さな工務店はリスクが高いですか?
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[2009-05-16 09:33:00]
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個人にとって住宅建築はとてつもなく大きな事業になります。失敗が許されない点で自動車の購入とは次元が違うと思います。
最近は与信調査に費用を割く賢い建て主が増えているのだとか。
いまは時代の転換期にありますね。巨大恐竜のすべては生き残れるのでしょうか。
潮流は人口減少社会に突入し大量生産大量消費の価値観が終焉しつつあるように思います。
ハンドクラフト(手造り)価値への見直しが10年程前から静かな流行となっています。
自分で本物の価値を探し出せる賢い施主層はトックの昔にその流れに移行しています。
建て主の階層も医者や大学教授・在郷地主・など経済的に裕福でインテリジェンスの高い層が多いのが特徴です。
拙宅が依頼した企業は社員20名規模にもかかわらず地域では大手の契約数を凌ぐ業績で人員が不足しています。
もう流れは完全に変わってきています。
多くの専門職(左官・大工等)は工業化製品(HMのことです)の普及で仕事を失いましたが
優れた技能者はまだわずかながら地域に生き残っています。
いまそうした優秀な技能者は引っ張りだこの状況です。仕事の高級品質に比して工賃が極めて割安だからです。
そうした優れた職人達はもうすでに大手の下請け工事会社の仕事を断っています。
大手の施工はその下のランクの職方が担当します。
出来栄えが逆転するのは当然の話です。
とはいえ、みんなが地域優良工務店に殺到してしまったら...
私達のようなニッチ狙いは建築期間にたっぷり時間をかけた納得の家づくりが出来なくなってしまいますけれども。