いつか伝統工法の家を建てたいと思っています。
今から15年ほど前の高校生の時分に兵庫県の遠い親戚を尋ねる機会があり、
生まれて初めて伝統工法の家(江戸時代に建てたそうです)に行きました。
真夏にも限らず、エアコンも無く、しかしあまりの涼しさに感動しました。
本当に家に入った瞬間、ひんやりって感じです。
家主さんいわく、「昔の家はみんなこうなんですよ」とのことでした。
それ以来の憧れです。
実際に住んでる方々、
またその他不便なとこ、良いとこ教えて頂きたく、
よろしくお願いいたします。
冬は寒いとか…。
[スレ作成日時]2010-12-24 23:19:36
伝統工法について
1130:
匿名さん
[2016-06-26 22:05:37]
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恵まれた良い地域らしいね。
室内外温度差が少なくても「もどきの家」だからカビらせないように細心の注意をしてね。
低気密なら必ず室内から漏れます。
漏れた空気は軽いですから上から漏れます。
大方は天井と壁の隅等から漏れます、端から漏れます。
端は構造材等が有り外気近くなれば外気温度に近くなります。
構造材に沿って漏れて行き空気は冷やされ結露します、木材ですから少なければ木材が吸収します。
冬中、漏れますから漏れ量によっては木材が吸収しきれず表面に結露し始めます。
結露した水は重力で下に落ちて行きます、端ですから壁の中を落ちて行きます。
土台に達して土台を腐らしますナミダタケ事件です。
結露してもそのままなら温度が低いので腐朽菌は活動出来ません。
重力、表面張力によって結露水が暖かい所に移動するために起こります。
結露した水が天井に落ちてくれば天井は暖かいですからカビが発生します。
北海道は寒いですから結露しやすく断熱材を早くから採用してナミダタケ事件が起こりました。
腐るほど漏れなくてもカビは困ります、住宅寿命が30年以下の真の理由はカビ臭いからの説が有ります。
冬は出来るだけ絶対湿度が低い状態にしましょう、低気密住宅では加湿は厳禁です。
インフルエンザウイルスに対しては喉を湿らせるなど別の対策をして下さい。
夏は湿度計を見て高いようでしたらエアコン除湿をした方が良いです。
念のため、漆喰のアルカリ性は経年で弱くなり土壁もカビます。