現在、HMと請負契約書の違約金でもめています。
営業担当者の仮契約であるとの説明と、解約の際はお金(100万円)はお返しするとの言葉を鵜呑みにし契約しましたが、HPをみて請負契約のことを知り解約したいと伝えると違約金45万円を請求されました。
HM側は、営業は「そんなことを言った覚えはない」の一点張りで話が進みません。
早く解約したいので、解決方法を誰か教えてください。お願いします。
※約款には、確かに違約金○%と書いてあります。
[スレ作成日時]2009-02-26 18:55:00
違約金について
265:
足長坊主
[2016-07-01 21:04:20]
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なんだか、有益なレスが滞ってしまったゆえ、あらためて復習しておくぞな。
個人が建物を建てるのは、工事請負契約になるため、民法や建設業法、消費者契約法に該当する。
スレタイにある違約金についてじゃが、契約書の約款に解約時の違約金についての条項があるゆえ、契約前にはよくよく確認する事じゃ。問題が起きてから確認するのではなく、契約前に、ハンコを押す前に読むのじゃ。
そこで仮に契約金の全額を支払うと約款に記載があっても、違法約款の可能性があるゆえ、契約金全てを諦めない事じゃ。
民法の請負では、解約時の費用は実費じゃ。
また、消費者契約法の9条に「契約解除に伴う損害賠償を定める条項に、平均的な損害額を超えるもの(請負の場合実費)は無効である」と記載されておる。
建築業界は、違法と分かっていながら自分たちの都合の良い約款を作成しているメーカーが多いのじゃ。
また、営業活動は実費に含まれないこともポイントじゃ。
「営業マンが「何度も展示場をご案内したり、マイホームプランを作成したり、銀行や司法書士と相談して資金計画書を作成したり、かなり手間ひまを費やしました。その分を金銭換算すると・・。」と言ってきても、負担する必要はない。
解約した時の損害は、ハウスメーカーは実費のみで利益が出ないこと。お客様の場合は、家を建てなくても実費でかかった費用を支払わないといけない事じゃ。
それから、工事請負契約は、契約金だけの問題ではない。瑕疵担保(かしたんぽ)責任・・とか、 履行遅滞(りこうちたい)違約金・・とか、 契約後の変更・・とか、大手メーカーだけでなく、各地の中小工務店でも、消費者に不利な文面の約款が散見される。
約款(やっかん)は、読もう。
・・と言っても、まったくの素人では約款を読んでもチンプンカンプンじゃろう。
「お客様も宅建受験を」というわしが立てておる別スレでも言っている通り、素人のままで家を建ててはいけない。
日数をかけるのじゃ。
色々な家を見るのじゃ。
色々な人の話を聞くのじゃ。
セミプロを目指そう。素人で読む約款、セミプロになって読む約款、同じものでも、まったく理解度が異なる。
がんばれ! がんばれ!