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茨城県水戸市にある【棟匠】の造る住宅ってどう?
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[スレ作成日時]2009-05-18 22:20:00
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茨城県水戸市にある【棟匠】の造る住宅ってどう?PART2
445:
無垢への洗脳とウソ
[2009-07-30 07:48:00]
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by 管理担当
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棟匠の設計士の言及では「今の水分規格で大丈夫です」
とのことだが、何を根拠に大丈夫なのか理解できない。
その理由は・・・
棟匠が自社建物を雑誌等に数多く掲載しているが、それらを良く検証してみると
構造躯体部分の柱及び梁などに大きなクラックが入った写真を多数平気で使用している。
新築間もない建物にも同様な現象が発生している。これで大丈夫と言えるのか?
それから、信者の方がこだわっている完全乾燥材について・・・完全なんて無いから言葉のアヤだろうが、優秀なKD材として含水率を10%以下に上手に乾燥させるのは非常に難しい。現代の日本の技術で出来ないことは無いだろうが、問題点として乾燥にというよりその製品を作るのに時間がかかる!以前は、70~80℃前後の乾燥温度で割れないようにゆっくり乾燥させると2~3週間もかかってしまっていた。これでは生産効率が悪くて納期やコストが合わない。
また、過熱水蒸気による乾燥方法で処理すれば3~4日で含水率15パーセント前後まで乾燥させる技術もあるが、ご希望の10%以下は難しいし、この方法(約130℃の過熱水蒸気を用いて乾燥)で、例えば杉の柱材を乾燥させると、わずか72 時間で割れなく乾燥できるが、加水分解による大きな変色が発生すると共に、これは木材の劣化が進んでいることを意味しており、色味を気にするより長年使用する構造材としての十分な強度が保てるかどうか?強度のバラツキは無いのか?大きな問題なので、実際に実験し検証しなければならない。無垢信者さんたちは、この様な乾燥による強度の低下をご存知なのか?
それでは他に何か方法は無いのかというと、高周波加熱減圧乾燥という技法がある。これならばもっと短期間で簡単に乾燥できる。含水率もご希望の7~8%にまで低減可能だ。しかし、割れが非常に目立つので、納得出来ないだろう。もちろんバリバリとクラックが入っていても含水率優先というなら別だ。
更に、双方の技術のメリットを融合させて処理する技術もあるが、含水率や割れについて良い結果は出るものの、手間と時間が掛かるので製品価格にフィードバックされてしまう。天然乾燥であれば1年以上かかっても、杉だとせいぜい20%弱までしか落ちないだろうから、昔に比べたら早く製造出来るのは間違いない。が、生きているからこそ暴れる材木を電子レンジでチーンして焼いて殺して使うのもどうか・・・。それなら棟匠がたたいている集成材どころか、軽量鉄骨や2×4だって大して変わらない。
棟匠の親会社は林産(旧石川林産)とかいう会社だったような気がしたが、子会社は親会社の製品を買って使うのが「性」というこのスレのどこかにあった主張は間違いではない。だからこそ、中国木材のドライビームをどんどん使う訳には行かないだろう。最も注目するべき点は、その親会社がどれだけ高性能な完全乾燥材を生産する技術があるかだ!含水率10%以下を求めるばかりではなく、この会社で家を建てるなら、この点を十分考慮するべきである。
何年も経過してから、高気密高断熱性能低下に起因する不具合への対処(1棟丸ごと建て替えてくれればベスト)や表面材、例えば壁やクロスの割れ・切れの保証はどうなのか?5年10年経過した時点でも、構造に起因するのであればちゃんと無償で張り替えてくれるのか?それとも期限切れです「さようなら」と逃げられるのか?
最初に戻るが、「大丈夫です!」の根拠は、自社技術や使っている建材に自信が有るので、この様にお金が掛かるが何年も経過してもちゃんと保証する。という裏づけが無い「大丈夫です!」はウソであり、洗脳されている信者を赤子の手をひねるがごとく丸め込む営業行為・言動である。この様な募集方法・販売方法が現実に行われているのであれば、消費者契約法ではどのように解釈されるのか、ここでの話題の中心である小屋裏偽装にかかる建築基準法違反容疑以外にも司法としての判断がどうなるのか非常に興味がある。