とても気に行った立地で気に行ったお部屋があります。
でもその部屋は横長リビングに中和室なのでエアコンを取り付けることができません。
今の所中和室の使用用途は幼児がいるのでゆとりの空間にしたいと思っています。
基本的に開けっ放しで遊ばせようと思います。
しかし数年後小学校に入ったらその中和室を図書室みたいな感じにして周りに本棚を置いて真ん中にテーブルを置いて椅子も何脚か置きたいと思います。
畳は痛むと思いますがそれは覚悟の上で。
本当は洋室に間取り変更したいのですが洋室にすると引き戸じゃなくなるためDEN扱いとなり窓のない部屋なので真っ暗になるそうです。
本題ですが配管がないためこの部屋のみエアコンが取り付けられません。
リビングのエアコンが中和室の方を向いて取りつける感じなので風はくるかと思いますが閉め切って使用できないのでは部屋の意味がないかなと思ったり。
中和室にエアコンは必要でしょうか??
なくても大丈夫でしょうか?
ちなみにLDK15畳、和室4,5畳なので20畳分の広さに対応したエアコンを買わなきゃいけなくなります。
同じ物件で縦長リビングの部屋もあるのですが価格や方角があわずこの横長リビングの部屋で検討中です。
和室にエアコンが取り付けられないこと以外はこの部屋がダントツ条件がいいのです。
みなさんどう思いますか?
[スレ作成日時]2010-08-26 22:59:18
中和室エアコンが取り付けられない
26:
入居済み住民さん
[2010-08-28 23:47:07]
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竣工前の物件でしたら先行配管を急いで段取りしてもらえば、機器の取り付けは後からでも手配、取り付け出来ます。
引渡し後にやる場合ですと配管の通し方が3種類あります。
まずエアコンのタイプですが2重天井で天井裏の懐が250mm程度以上確保できる場合でしたら
メーカーにもよりますが天井埋め込みタイプ(通称天カセ)が設置できます。
http://panasonic.jp/aircon/housing/tb2/
天井懐がとれない場合はエアコンを埋め込む部分だけでも下がり天井に変更してもらえば設置できます。
この場合、ゼネコンにオプションで天井から吊ボルト用アンカーの設置、天井開口部の補強、点検口の設置、
先行配管、エアコン用の電源ケーブルの先行配線をセットで依頼します。
私はこの先行工事のオプション台が約12万ほどかかりました。
引渡し後に空調機を購入して、天井を開口して室内機を吊りこみします。
天井懐が確保できない場合は、押入れがあればその襖の上部を吸気チャンバー室として壁ボードを貼ってもらえば天袋埋め込みタイプのビルトインタイプが設置できます。天袋には簡単に天井が取り外しできるように
点検口を設置してもらうといいでしょう。我が家はこのタイプで先行配管をゼネコンにオプションで依頼し
機器は引渡し後に自分でつけました。吸い込み、吹き出しのグリルだけはゼネコンに設置しておいてもらいました。この部分のゼネコンに依頼した先行配管と造作でオプション代は20万ほどでした。
http://panasonic.jp/aircon/housing/fb/
もうひとつの方法は壁掛けタイプでドレンアップキットを使う方法です。室内機の脇に20cm程度の弁当箱の
ようなポンプユニットを設置して、勾配に関係なくドレンを排出できます。費用的にはこの方法が一番安く
あがると思います。
http://www.ok-kizai.co.jp/pump.html
配管の方法ですが、上のレスでもどなたかがおっしゃっていたマルチタイプですが
一般的な家庭用のハウジングエアコンのなかで1台の室外機で複数台の室内機を設置する場合は
室内機の台数分だけ室外機まで配管をもっていく必要があります。
http://www.daikinaircon.com/sumai/aircon/multi/exterior/index.html?ID=...
ところがこの方法ですと配管の穴の数、径は限られているので、75φの穴でしたらひとつの穴に通せる配管はせいぜい2系統です。65φだと2系統通すのはきびしいです。
仮に穴が75φだとしても、引渡し後に工事を行うなら2系統(LDと和室など)を同時に行う必要があります。私は洋室用のエアコンの配管穴に和室からの冷媒、ドレン配管を先行配管しましたので、後から洋室の
空調機の配管を同じ穴に通すときにものすごく大変でした。(貫通穴が隠蔽部だったため)
引渡し後だとどちらにしても露出配管になってしまうのでマンション室内用のスリムダクトMDなどで
カバーをすれば目立たないでしょう。
http://www.inaba-denko.com/jpn/products/slimduct/md/md.htm
2系統持っていけないけどどうしても1つの穴で2台分のエアコンを設置したい場合、ダイキンに限りますが
以下のような分岐ユニットを設置することで、天井裏で冷媒配管を分岐させられます。この分岐ユニットを
含めてゼネコンに先行配管依頼できれば、機器の設置は後からでも業者に依頼できます。
もうひとつの配管方法が業務用の空調機(通称パッケージエアコン)を設置することです。
日立の特徴ですが、1台の室外機で室内機複数台の室内機を個別に運転制御できます。
この機能は従来はビル用空調機として高級な機能でしたが、最近では廉価なツイン、トリプルといった
パッケージエアコンにも採用されてきました。この方法では、上記のような分岐ユニットは不要で
その代わりに分岐管というコンパクトな配管分岐キットを天井裏に設置するだけで、複数台の室内機を
1台の室外機へ接続できるので、穴は1つでOKです。業務用空調機も最近は価格崩壊していますので
お掃除付きの高級機を3台買うくらいなら視野にはいると思います。
http://www.hitachi-ap.co.jp/products/business/ac/office/index.html
どの方法にしても量販家電店では細かい対応は無理ですので、お近くで空調設備を専門にやっているような
会社を探してたずねてみてください。良い業者ならゼネコンとの打ち合わせなどに同席して細かい仕様の
打ち合わせもやってくれるはずです。費用はそれなりにかさみますが後のことを考えれば絶対に満足いくので
チャレンジしてみてはいかがでしょうか?