無垢を使用するハウスメーカーに行けば、集成材は使用実績(経験年数)が浅いといい、集成材を使用するメーカーに行けば、無垢は反るから狂いが出てくるし、床なりがするという。集成材はヨーロッパでは100年の実績があるという。集成材って本当のところどうなんでしょうか。
その3です。
前スレ↓
http://www.e-kodate.com/bbs/thread/13569/
http://www.e-kodate.com/bbs/thread/28484/
[スレ作成日時]2010-07-13 10:35:41
集成材ってどうなんですか?その3
3:
匿名
[2010-07-23 05:04:47]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
構造設計屋レベルでは、無垢材も集成材も優劣は無い(無いように構造設計するから)。
ただし大工レベルだと芯持ち材(つまり無垢材)を信頼しているのが多い。
水に濡れると云々の話は、そもそも水に濡れるような場所で集成材を使うのが間違い。
サイズ的に
梁せいが270を超えたあたりからは、ほぼ集成材オンリーの世界に入ります。
梁せいが270超えの無垢材となると、丸太一本分がそのまま梁一本分なので、
お金持ち以外は少し気が引ける世界となります。
大きい梁せいが必要となるプランニング(つまり木造らしからぬ広がりのある空間)
をする場合は少し念頭においておくべきでしょう。
(裏ワザとしてツーバイ材を使う手もありました)
精度的に
集成材は狂わない。もはや木のような別の何か的な存在。
プレカット工場でカットした材料をサクサク組み立てれば、
精度のよい家が簡単にたっちゃいます。
無垢材は狂います。なので建具が開かなくなったり、壁クロスにシワができたり
ということがよくある。
施工者が一番気にするのは実はこの点で、
「無垢材と集成材のどちらが良いのでしょうか?」みたいな神経質そうな質問をする施主には、
間違いなく集成材を勧めてくるでしょう。クレームつけられるのが一番めんどくさいので。
意匠的に
集成材が表にあらわれていることを嫌がる人が結構います。
おもに集成材のフィンガージョイントが見た目に嫌いなようです。
なので、目に見えるところだけ無垢材を使うケースがままあります。